上質世界 | ことの葉だより

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 日々の暮らしの中で出会った素敵な人を紹介したり、美しいことばや優しいことば、感動した出来事などをシェアできたらいいなと思っています。みんなで一緒に幸せになりましょう!

近所のおばあちゃんが来て

お嫁さんの愚痴を言って行きました。

おばあちゃんにとっては深刻だけど、

聞いていると笑ってしまうお話も・・・・


そういえばブリーフセラピーの先生がおっしゃっていたっけ・・・・

嫁姑問題で来談した人に、

TVの突撃レポーターになったつもりで

1週間の出来事を報告してもらったら悩みが悩みで無くなったって。


深刻な悩みだと思っていることも第三者の目で見ると笑える・・・・

ここにひとつ、解決の糸口がありますね。


ところで先のおばあちゃんの話を聞いていると

どちらの言っていることも正しいのです。

ではどうしてけんかになるのでしょう?

それは、多くの人が、

「自分は正しい。相手は間違っている。(相手を正すことは正しい)」(外的コントロール心理学)

と思っているからです。


選択理論心理学によると、人は脳の中に上質世界を持っています。

その上質世界には、自分がよいと思う人・物・事のイメージ写真が貼ってあります。

上質世界は人それぞれ違うのに、

多くの人は、相手の上質世界も自分と同じだと考えているので、

自分と違うことを言ったりしたりすると、

「間違っている、許せない」と思うのです。

身近であればあるほどその傾向が強く、

「私が正してあげなくては」と思います。


「上質世界は一人一人違う」と知っているだけで

人は、今よりずうーっと幸せになれると思います。