【心の叫び】
本当は叫ぶ事が大好きだったのに。
走り方が分からなくなってしまったんだ。
声の出し方が分からなくなってしまったんだ。
どーしていいか分からなくなってしまったんだ。
あの時みたいに、走りたい!
そう心が叫んでる。
いつだって、誰かのせいにして。
いつだって自分の情けない部分を
恨んで。
いつだって、自分を犠牲にして。
でも、本当は、このままが続く事は嫌なんだ。
聞いてくれ!
私は羽ばたきたいんだ。
手を差し伸ばしてくれ!
私はここから出たいんだ。
そうだ。
私はただただ前進したいんだ!
そうだ。
私はここでは満足出来ないんだ!
そんな声が聞こえたら、
迷っている暇はない。
走りだそう!
答えなんか分からない。
答え何ていらない。
走った後で分かる事を。
走った後で掴んでいたものを
ゆっくり後で確認すればいいさ。
今はまだ見ぬ景色を楽しみにして。