私の思考回路が止まった。
何が?
目の前では、普通に飲み物を飲む彼。
「ごめんね。私は、器用じゃないからそうゆうの出来ないの」
『ふ~ん』
納得いかない彼。
「徐々に直すね。」
違う。
『あぁ。』
あの人達から教えって貰った大切な事を失いたくないだけ。
私が、お仕事に対してこうゆう姿勢になったのは、学生時代にお仕事中毒の方とお知り合いになった事。
世間知らずな私に一からお仕事の大切さを教えてくれたヒロさん。
悩みがあったり、色々と相談できたナオ君
私は、彼等の後ろの姿を見てながら仕事を覚えた。
その為、彼等のお仕事に対しての気持ちも自然と学んだ。
周りからしてみたら、真面目。
けど、私にとったら当たり前。
だって、彼等は、私より酷い。
確かに、マサ君の気持ちも分からなくはない。
私もされたから。 約束しても、当日にドタキャンは当たり前。 一緒に居ても仕事の話、もしくは仕事が関係しているかのどちらか。
私も最初の頃は、凄く寂しかった。けど、いざ、一人での生活となると支援とそうなってしまう。
今は、マサ君の気持ちより、彼等の気持ちがとても理解が出来る。
でも、個々で反論しても意味が無い。
「マサ君も、お仕事をしたら分かるよ。」
『俺は、そうならない』
私も、そう思っていたよ。
「ふふふ。マサ君は、器用なんだね。」
顔と言葉でその場を流した私。
けど、心では、一生治らない。そして、彼も絶対に私みたいになるだろう。
そして、彼との会う回数を減らす事を決意した日でもあった。
私は、過去に曖昧な関係の方が何人かいました。
けど、新しい土地、新しい人生の再スタートのために大変申し訳なかったのですが・・・・
すべての人たちと別れました。
そして、全員の方と別れて安心した私に、キチンとした彼氏が出来ました。
はっきり言ったらまともなれないは高校生以来。
その恋もハッキリ言ったら、略奪されました。
だから、きちんとした恋愛は初めてかもしれません。
なので、戸惑いばかりです。
そして、そんな彼との付き合って1ヶ月。
今日書かせて頂くのはそんな彼とのつい最近会った出来事の一つです。
事の始まりは、日曜日。
会社に出社したものの私のお仕事が何個か増えた。
ただでさえ、6月から入る私のお仕事で不安なのに・・・
その為、順番を一から考えないといけない。
私のお仕事は、はっきり言ったら時間がない。
少しでも、自分に余裕を持ちたいから自分のやり易い方法を考えないといけない。
案の定、忙しく新しく貰ったお仕事は中々進まない。
そして、一緒に帰る筈の彼を待たせてしまった。
走って彼との待ち合わせ場所に行ったけど・・・
いや、彼はちゃんと待ってくれていましたよ。
けど、ココからが、私の悪い癖。
仕事モードからオフモードに中々なれない。
そして、新しいお仕事がうまくいかなくなったら、自分が納得いくまで考えてしまう。
走っている時も、彼と一緒に帰っている時も、お仕事の順序しか考えていない。
彼の話は聞いているよ。けど、頭の隅にどうしても考えてしまう。
ましてや、この間喧嘩したばかりだからとても気まずいし、彼も体調が悪い・・・
最悪・・・・
「ゆえみ、今日はおとなしいね。」
「そお?」
「うん。それに俺の話聞いている?」
「いるよ。」
「ふーん。」
bu-bu-
こんな時に、私の携帯が鳴った。
「ごめん、携帯出て良い?」
「あぁ。」
開くと知らないメルアド・・・
昔の、会社の同僚と同じ絵文字と話し方だから私はてっきりその子だと信じていた・・・
けど、二通目・・・
メールの中に「俺」と書かれていた。
「はっ?」
「どうした?やっぱり男じゃないのか?」
「・・・・・。ちょっと待って。」
「・・・・・。」
“誰?“それしか私の頭の中は無かった・・・・
メールで返して分かった事。
昔、一緒に遊んだ友人だった。
話の内容は、”どうしている?“との事。
私は、”彼氏と一緒にいつから・・・。″
と書いて送った。
目の前の彼氏は、お手洗いに言った様子。
仕方が無いのでとある友人に相談。
彼氏が、戻ってきて「誰だったの?」
「昔、遊んだ友人。」
「ふ~ん・・・。男?」
「そうだよ。」
ここで逃げると後で面倒なことになる可能性が高いので、素直に言いました。
「なんで、相談してくれなかったの?」
「これは、私の問題でしょう?」
「ゆえみの問題は俺の問題じゃないの?」
「・・・・・」
「俺達付き合っているんでしょう?」
確かに付き合っている。
けど、たとえ付き合っていても、入って欲しくない事や知って欲しくない事がある筈・・・
それは夫婦でもある筈。
「で、相手どんなやつ?」
「昔、一緒に遊んだ友人だよ。」
「・・・・・。メルアド、教えたの?」
「私は知らない。」
これは本当。
私は教えた記憶はまったくない。
「会うの?」
「会わないよ。」
「あと、さっきまで、考え事していたでしょう。」
「えぇ。」
『仕事?』
「そう。」
「俺と、会ってまで仕事のこと考えるの?」
「私は、すっきりしたい。」
「すっきりしたら、俺と話せるの?」
「もう、まとめた。」
「ねぇ、ゆえみ。真面目なことは良いことだよ。でもね、会社から出たら、普通の女性なんだよ。」
「・・・・・・・・。」
「会社から出たら仕事のことは考えないで。」