今日の昼間、なにげなくヤフーニュースの見出しに出ていた「三崎千恵子さん死去」のニュース。





その時は「知らない名前だな」と思ってスルーしたのですが、さっきその三崎千恵子さんが「男はつらいよ」に出ていた「おばちゃん」だって知りました。





もともと「男はつらいよ」にまったく興味が無く、渥美清だか、渥美二郎だか、山下清だかわからんし、なんとなく作品全体のイメージも「釣りバカ日誌」とダブっていた私。





しかし5年くらい前にNHKのBS2でやっていた「男はつらいよ全作放送」から「男はつらいよ」を見るようになったのです。





当時、私はまだ嫁と結婚していなかったのですが、土曜日になると嫁の実家に行き、夕飯を食べ、酒を飲み、泊まるという生活をしていました。





そしてそんな図々しい生活の口実として使われたのが「男はつらいよ全作放送」でした。





なぜか嫁の実家で妙に「必見映画」として定着していた「男はつらいよ」。





そんな「男はつらいよ」が口実に使われた図式はこうです。





「男はつらいよ」は必見映画だけに、やっぱ見ないとダメでしょ。



けど、ミディクロリアンが住んでる会社の単身寮の自分の部屋じゃBSが見れない。



ああ可哀想。



じゃあ嫁の実家でみんなで見ればいいじゃない。



夜9時から始まるから、最後まで見ると帰りが遅くなるから泊まればいいじゃない。



泊まるとわかってたら酒を飲めばいいじゃない。



酒だけって飲むのもなんだから、夕飯も食べて行けばいいじゃない。





と、まあこんな感じですかね。





こうして毎週土曜日の夜、「男はつらいよ」を見るという大義を抱え、堂々と嫁の実家に入り浸っていたのでした。





しかし最初こそ明らかに口実に使っていた「男はつらいよ」ですが、毎週見てるとなかなか面白い。





正直、物語の大きな枠組みはいつも変わらず、やっているこては毎回そんなに変わらない。





しかしなんだろ、その毎回繰り返される定番のやり取りこそが「男はつらいよ」の面白さなんですよね。





まあそんな「男はつらいよ」におばちゃん役で出ていたのが三崎千恵子さんだった訳ですが、90歳老衰で死去ってのが妙に泣かせますね。





確か「男はつらいよ」の最終作が1995年くらいなので、それからもう17年ですからね。





寅さん役の渥美清、おいちゃん役の下條正巳、おばちゃん役の三崎千恵子、御前様役の笠智衆、あと確かタコ社長役の人も亡くなってるような。





時代だなぁ。





ご冥福をお祈り致します。