こんばんは
2月が始まりましたね
先週は10年に一度と言われる
寒波の到来で
ぐっと寒さを感じました
しんしんと
雪が降り積もる様子をみて
舞い落ちる雪に
フォーカスしていると不思議と
周りの”音”は消えて
とても静かに感じます
雪の降るさまを
”しんしんと”と表現するのは
ピッタリくる言葉ですね
今、昔の言葉である
万葉集を現代風に言い換えて
出版されている話題の作品があります
著者は、佐々木 良さん
新型コロナの給付金で
立ち上げた出版社「万葉社」から
万葉集や古事記を
テーマにした本などを出版されています
万葉集には
半数以上「恋の歌」があり
それを若者言葉で大胆に意訳した
【愛するよりも愛されたい】
という本が大人気に
本のタイトルは
万葉集のふるさとである
奈良県出身のタレント
堂本 剛さんが所属する
「KinKi Kids」のヒット曲から
イメージしたそうです
若者の言葉を使って
SNSで冗談半分であげていたら
『おもしろい!』
『もっと見たい!』
というコメントが、きかっけに
この本には
「ワロタ」
「ぴえん」
「ワンチャン」などの
若者言葉が散りばめられていて
著者の元には
読者から
こんな意見が寄せられるそうです
実は若者が使う
『ワンチャン』っていう言葉は
ずっと犬のことだと
思っていたんですけど
『ワンチャンス』
のことだと初めて知りました
今の言葉を知るきっかけになるし
逆に、今の言葉を知ってる人には
昔の言葉を学べる
いろいろな世代の人達が
この作品を通して
言葉を理解できる
ツールになりそうですね
当初は
全然売れると思っていなかったそうで
結婚式があって引き出物に
入れていたぐらい
それぐらい
売れないだろうと思っていたそうです
しかし
ふたを開けてみれば
刷っても間に合わない状況
そもそも赤字だと思った著者は
いい紙を使って出版したそうです
増刷すると
思ってなかったのでしょうね
でも
人気が出て刷るしかないので
1冊あたりの利益が
だいたい8円ぐらいだそうです
「どうしよう……」という
ちょっと、うれしいような悲しいような
気持ちだと語られていました
まさに
「ぴえん」
現在、春に出版予定の第2巻
の準備をしている佐々木さん
ギャルの専門雑誌を愛読したり
気になる若者言葉や
奈良の話題を見つけては
ネタ帳に書き込んだりしているそう
万葉集は
思ったことを赤裸々に全部言うという
SNSのような世界なので
ただ美しい歌だけがあるんじゃなくて
位の高い人もそうでない人も
いろんな人が
いろんな歌を歌っているのが
魅力だと佐々木さんは語り
(1冊の利益は)8円ではありますが
広く多くの人に
万葉集っていうものを知ってもらえたら
それはそれでいいのかな
と思っているそうです
私もブログで短歌について
お伝えしたこともあり
佐々木さんの作品を
読んでみたいなと思っています
短歌についての準備をしていた時に
書き留めていたことがありました
俳句ブームの到来と
言われている中で
立役者の一人である
夏井 いつきさんの言葉
自分の考えていることが
うまく言葉として出せない
伝えたいことが
伝えたい言葉で
伝えたい熱量で
伝えられないから
暴言や手が出る
これは大変で
表現出来ない子供達が沢山いて
なんとか言葉の技術を。。。
そんな想いで夏川さんは
俳句と向き合う
彼女は
家庭の事情で30歳の時
教師を辞め
母の介護、子育て
43歳でシングルになり
精神的にも
経済的にも苦しい状況を経験します
そんな時
自分の想いを
俳句というかたちで綴る
生きてたら
いろいろしんどいことがある
俳句というカードをもつと
人にぶつけることなく
消化できる
”ぬちぐすい”
みんなが幸せになりなっていく
文芸の形
”ぬちぐすい”とは
沖縄の方言で「命の薬」という意味
大自然の美しさや
人の優しさ、美味しい料理など
心と体に元気があふれてくること
をさす言葉
心の中が温かくなって
癒されるような出来事
感情を揺り動かし
人を元気にしてくれるもの
夏川さんにとって俳句は
”ぬちぐすい”と同じ
自分の為に書いてる
かっこいいことばをならべても
心がはいってないと意味がない
想いをのせる
想いを出す
というところは
俳句も
万葉集も
SNSも共通するところですね
私はドラマが好きで
毎シーズン楽しみにしています
今回の【テミスの教室】
というドラマで
司法試験に挑む学生達が
黙秘権について議論する一幕に
印象的だった言葉がありました
人が想いをもつことは
内面で思うことの自由は
国が侵してはならない行為で
その為に黙秘権がある
個人の内面に
国家権力が強制的に
入り込むことは赦されない
人はそれぞれ
いろんなことを考えてる
マイナスの感情さえも
どんな感情でも
人が自分の想いをもつことは
人がモノではないということで
絶対に必要なこと
憲法第19条
思想および、良心の自由は
これを侵してはならない
同条は
個人の内面の自由を保障している
内面の自由は
人間の尊厳の根幹そのものであり
国家による制限を受けない
絶対的自由
黙秘権は
この内面の自由を保障する権利
ドラマの中ですが
学生に話す
ロースクールの先生達の言葉
黙秘権という観点からみると
真実やすべてを知りたい
被害者や遺族の気持ちを思うと
複雑に感じるかもしれませんが
今回お伝えしたいなと思うのは
私達は
生まれながらに
思うことの自由
が守られている存在であるということ
正しさや世間的な常識で
「これはダメ」とか
「あれはダメ」という
みんなから
一般的に
はみ出ない枠の中での社会が
ベースの世界で生きていますが
感じること
考えること
思うことは
それぞれの自由で
俳句の夏川さんが
注意を払うように
思ったことの出し方については
学んだり
気を付けていく
必要があると思いますが
人に思いを
話すという形や
俳句やSNSという形でも
歌でも日記でも
自由に思ったことを
何かの形でアウトプットすることは
あなたにとっての
”ぬちぐすい”
となり得るのではないでしょうか
そして
立春を前に
思いを出して
すっきり
厄払いをするのはいかがでしょうか?
立春の前には
節分があります
節分を利用して
やるとよいワークを
ご紹介していきたいと思います
ブログを書きだす前
間違って前回1月の”ウルフムーン”に
ついての記事を削除してしまいました
チーン
パソコンが得意でない私ですが
復元できないだろうかと
調べてみたのですが
私が分かった範囲での
復元の仕方は
Googleのバックアップ機能の
キャッシングを使うことでした
しかし、時間が経過していたりして
その機能が使えないのか
うまくいかず・・・
もう一つのやり方もあったのですが
公開した記事を消したケースでは使えず
なんとかならないかと
奮闘したものの
時間だけが過ぎてしまいました
一生懸命書いたもの
作ったもの
築きあげてきたもの
形あるものも
例えば
絆だったり信頼だったり
形ないものも
一瞬で消えてしまうことがあった時
ショックの度合いは
思い入れぐあいによると思いますが
ショックが、衝撃派となって
電気のように
雷に打たれたかのように
感じることがあるかもしれません
体を流れた衝撃が
停留しているエネルギーとして
内にある時
節分から始まる
立春を経て
2月の【スノームーン】の満月へと
続くこの機会に
停滞しているものを
押し流して
新たに必要なことや願いを
取り入れられるスペースを
空けれるといいなと思います
衝撃を受けたことだけでなく
あなたなりの吐き出したい思いや
表面上に上がってきていない
奥に沈めた思いなども
その傷と共に
内にある停滞しているエネルギーの
鬼を外に追い出すのにピッタリな
2023.2.3の節分
昔は季節の変わり目ごとに
それぞれ節分がありました
太陽暦では
立春に最も近い新月を元日とし
新年の始まりである
立春の前の節分
が現在の節分となっています
古来より
《季節の変わり目は、邪気が入りやすい》
と考えられ、また
《2月上旬はまだ寒く、体調を崩しやすい》
という点からも
新年を迎えるにあたって
邪気を祓い、清め
一年間の無病息災を祈る
行事として行われてきました
皆さんは豆まきをされますか?
紹介していくワークは
豆まきをされる方は
豆をまく時にやって頂くと良いですし
豆まきをされない方は
豆をまくイメージに沿って
やって頂ければ大丈夫です
節分ワーク
最初に
私の内にある
停滞している想い・エネルギーを
出す
と、言葉で言うか
心で思ってください
同時に
例)○○な自分は嫌だ!
○○はむかつく!
などの吐き出したい想いが
あれば、それも同じように
次に
おなかのおへその
奥深くに
意識を向けてください
目を閉じて
息をやさしく吐きながら
肩から体の力を抜きます
そして
5秒間その場所に意識を集中します
息を吸いながら
目を開けて
一度息を吐き
「鬼は外」
というかけ声や心の声と共に
豆をおへその位置から
下から上へ
弧を描くように投げてください
豆をまくごとに
息を吐き出しましょう
力強くというよりは
やさしく
行いましょう
力を込めてしまうと
より収縮させ
停滞を強めてしまいます
私達がまだ
お母さんのおなかにいる胎児の頃
おへそから繋がっている
へその緒を通じて
母体から
酸素や栄養をもらっていた場所は
生命の根幹となる場所で
おへそは
エネルギーの出入り口でもあります
そこが詰まると人生も詰まり
開通すると人生も
するすると流れます
便秘がちな方は
内に抱えている想いを
我慢して
溜めて
停滞させている傾向があり
ここの詰まりを流していくと
お腹も人生も
スッキリ爽快になります
なので
節分のワークと共に
自分なりの”ぬちぐすい”となる
アウトプット方法を見つけるのも
お腹にとってもおススメです
そしてワークの補足として
「福は内」の声かけですが
「鬼は外」
との声の掛け合いのタイミングは
それぞれの心地よいタイミングや
回数で行って頂いてOKです
「福は内」
を言う時は出来るだけ
フラットな感覚で行ってください
平常心というか
何もない・無に近い感覚です
今回は
「鬼は外」に
ウエイトにおいたワークとなっています
心を静めて
節分ワークのサポート役として
寄り添う心持ちで
「福は内」の言霊を
唱えてもらえるのがベストです
豆をまきながら
呼吸を意識しにくければ
吐く呼吸だけに
注意を払ってみてくださいね
2023.2.4には
節分の翌日である立春です
冬至と春分の真ん中で
暦の上では旧冬と
新春の境い目にあたり
この日から春の始まりとなります
立春を境に
春へのエネルギーの切り替え
ポイントにもあたるので
よい流れで
暖かく心地よい春の波に
ふわふわっとのっていきましょう
そして2日後に訪れる
2023.2.6 【スノームーン】
シンプルに 雪の降る季節についた 呼び名です
そんな 2月の満月のキーワードも こちら
『シンプル』
日々の中で ”思う”
最初の感情をシンプルに 受けとめてみて欲しいと思います
ネガティブな想いでも 相手を傷つける想いでも 怠惰な想いでも
黒い自分 グレーな自分 純粋な自分
思うことの自由を せき止めないであげてください
いろんな制限や立場により 『そんなことを考えちゃいけない』 とストップがかかってしまうことでも
一旦出てきた思いは 立場や相手などを気にせず
シンプルに 『私はこう思っているんだな』 と受け止める
当たり前だから 常識だからに
囚われたり 縛られることなく
思うことの自由を 許可してみてください
想いを分かった上で その後で どうしていくかは
相手や物事の状況や 損得勘定 等々も含めて 考えていったらいいと思います
何かを諦める時や 断る時にも
まずは
取り繕ったり 飾ったりせず
『無理だった』 『嫌だった』 というような
シンプルな表現を自分の中に してみるのがオススメです
かっこよく見せたくて いい人に見られたくて
自分自身の中でさえも たくさん肉付けしちゃうと
本当の自分が見えず 辿り着けなくなって 迷子になりやすくなります
どうしたいのか 何をしたいのか
どういう存在なのか
いまひとつ分からなくなり
漠然とした不安や 自分で選択することに
自信を もてなくなることもあるからです
シンプルに
自分はどう感じて 何を思うのか
まずはそこを理解してから
でもな。。。 どうしようかな。。。
とあれこれ 考えてみて欲しいと思います
シンプルに
『これでいく』 となれば、それはとても素敵です
人生に迷いがなくなり
立春のターニングポイントのスタートに 新たな人生の もうひと幕の夜明となるでしょう
もうすでに実践されていたら とってもgood
Happyでよきよきですね
若者言葉かな? ドラマで2度ほど見かけました
検索してみると。。。(つい気になって)
「よい」「いいね」という意味の言葉 気軽るに褒める感じで 使われることが多い
2016年頃から 主に若い女性たちの間で流行し始め
今では 「よきよき」 「マジよき」 「マジよきよき」
といった様々な バリエーションがあるそうです
今回の場合、意味的には 「マジよきよき」
書いてみた感じのしっくり度は 「よきよき」 こだわることでもないのですが
素直に 自分的に 気になった部分だったので
書いて皆さんに伝えてみました
もし、アウトプットが苦手だなと思う方は 無理に頑張らず
『無理だった~』で
やってみようかなと思うタイミングや
後押しがきて チャンスにのれる機会を利用する形で いいと思います
始めに紹介した 現代風万葉集 に触れてみるのもいいと思います
思いに共感するところから 始めてみましょう
2月の満月の 【スノームーン】を見かけたら
ただただ シンプルに
そのままの 月を愛でてみてください
あなたの中の ピュアなそのまんまのところに 光が届きますうに
”ぬちぐすい”
「命の薬」
心と体に元気がでますように
シンプルに 食べ物で元気をだしても吉 恵方巻
願いを込めるのも忘れずに
寒さが続き 雪が多い地域の方は
まだまだ 危険との隣合わせの 時期になると思うので
この厳しい季節を 無事に乗り越えられますように
「鬼は外」 「福は内」
皆様の 無病息災をお祈り申し上げます
たくさんの幸運が 舞い込みますように
それではまた次回 |