ちょっと飾ってみた
小さなクリスマス
今年は
ツリーは飾らないけど
ほんの
気持ちだけ
最近色んな事を考えた。
抗がん剤をやり始めて
まるまる２週間が経った。
。。。
一発目の投与で
ぐんと痛みが減ったのは
ヨカッタ。
。。。
しかし、、
しかしだ、、、
最近またチョイと
横隔膜の所が痛み出した。
。。。
おいおい
もう復活かい？
。。。
ちーと
早すぎや
しませんか？
。。。
もうちょっとごゆっくり
お薬に浸ってもらって
かまわないんですけど。。
口内炎も出始めた。
左側の奥にポツンと２つ
それと
右側の舌。。。
舌ってきついね〜
しかも奥の方でさ〜
べーってやっても
前からは見えないくらいの奥。
。。。
横隔膜の痛みはそれでも
抗がん剤を始める前の
１０分の１くらいの痛み
だから
ジュニア用（おこちゃま用）の
１６０mgの
グレープ味の痛み止めで十分効く。
でもこれに
日本から買って来てもらった
大正製薬の口内炎パッチをはってみた。
左のほっぺた側にひとつね。
そしたら
すご〜い効き目
あっという間に
ずどーっと
眠くなって
４時間爆睡してしまった。
口の粘膜は
血管が沢山あるから
敏感だと言うのは知っていたけど、
たかがあの小さな赤い丸いのを
ポチッと貼っただけで
あんなに凄いとは思わなかった
ちょっといくらなんでも
薬に敏感な私には
強烈すぎるな〜
こんどから使う時には
気御つけよう。
ところで
昨夜もの凄く面白い夢を見た
あんな夢は
生まれて初めて見た。
しかもすごく
リアルな夢だった
夢から覚めても
全部しっかり
覚えていた。
。。。
そして
あまりにも面白いシチュエーションだったので
夢から覚めた後も
自分で可笑しくなってしまった。
その場所は
天国だった。
明らかに天国だと言う認識があった。
。。。
ねえねえ、
天国で私
一体何してたと思う？？
。。。
新人教育をしているんだ。
天国でよ〜
天国で新人教育するう〜？
。。。
そこは美容院だった
全て見た事の無いお客様だった
そして
見た事も会った事も無い
美容師達が其処にいた。
私はそのトップになってて
何人もいる美容師達に
それぞれ指示を出し
新人に技術の指導をしていた
。。。
また
ちょー時間にルーズな
美容師が１時間も遅れて
のこのこ仕事場にやって来た。
このルーズな美容師も
実は会った事が無い
初めて会う人だった
しかし
美容師たる者
時間には正確でないといけない。
。。。
特に
私は長年
都会のど真ん中で仕事をして来たので
弁護士のお客様や
エグゼクテイブのお客様がとても多かった。
彼らは特に
時間刻みで多忙をきしてる。
そんな仕事癖の付いてる私からしてみれば
１時間も遅れて
適当に出勤してくるやつの
そもそも基本の姿勢がナッチョらん！
と、
得々と
会った事も無いその美容師に対して
説教をしていた。
。。。
すると
遠くの方から
父の姉である政子おばさんと
そのひいばあさんみたいな人が
二人並んで
ニコニコしながら
私の事を見ている。
。。。
政子おばさんはとっても優しい叔母さんだった
。。
日本が戦争に負けて
アメリカの進駐軍が来て
日本を色々援助してた頃
その政子叔母さんは
当時、珍しく
米軍基地の中の
美容室で働いていた美容師だったのです。
そして
その妹の
富美子叔母さんも
同じく大昔は’美容師で
米軍基地の中の同じ美容室で働いていた。
二人とも
昔はとっても美人だったと
もっぱらの噂だった
（実はここにもう一人、最高に
ぶっとんだ叔母がいる。
この二人を上回る凄さの叔母。
彼女について話すと長くなるので
いつかこの次にね）
政子叔母さんはもう１５年くらい前に亡くなってる
当然そのひいばあさんみたいな人だって
亡くなってる
だから
そこは
天国だから
そういう人達がいても
おかしくはないんだよね。
。。。
目が覚めて
考えた。
天国って
お花畑が一面にあって
アルプスの少女ハイジみたく
スキップしながら
らんららんって
笑顔で
お花積んで
とっても気持ちのよい場所で
幸せに満ちてて
もっとさ〜
ゆっくり出来る所だと
思ってたのに
。。。
。。。
ま〜さか
天国でも
仕事してて
新人教育してるとは
そりゃ〜
以外だったよ。。。
。。。
本当かね？
私って
あの世に行っても
仕事するの
ええ〜
もうちょっと
ゆっくりしたいなあ〜
天国のイメージ
やっぱり
お花畑がいいよ〜
絶対に。。
