7月は俳句をいっぱい詠んだ分、短歌はうんと少なくなりました。しかし短歌としていい短歌って、どんなものなんでしょうか、いまだによくわかりません。

 

 自撰

 見えないとスマホを覗く頭上には今年一番の高い高い空

 

7/1

人なくばマスクを外し人来ればマスクをつけて独り七月

コラムとローどちらがどちらか惑いつつ都市計画のはざまをあるく

 

7/2

近未来こんなものかと鉄パイプ這う駅見上げつ令和熅れつ

 

7/6

夕立が過去形になるきわの風ビルの谷間も意外にみどり

 

7/7

飲み会の笑い方まで気遣うか女よ昭和は遠くなりとも

 

7/17

見えないとスマホを覗く頭上には今年一番の高い高い空

アレクサよ君は普遍を信じるか三千年積み果てし言の葉

 

7/22

ミュートする自由ブロックされる自由ささくれ剥いて絆創膏貼る

 

7/26

詠み捨ててどうせ類想ところてん金太郎飴モダン・タイムス

 

7/27

北風さん次は貴方が善人の役になれるよ日本の夏では

 

 

途中少々くさってますね。