私の職場の就業時間は9時~17時とキッカリで、

しかも17時以降の電話は特別な事情がない限り一切出ない。

何故なら上司自身が『早く帰りたいのだ精神』を持っているからだ。


ある日の事。

そろそろ仕事も終わりに近づいてきた16時45分。

用があり上司の元へ行くと、グラスのお茶が少なくなっていた。

もともとあまり水分を摂らない上司なので、1日にグラス1杯のお茶で事足りる。


洗い物もし始めたい思っていたので、

京都で言うところの『ぶぶ漬け』攻撃をしてみた。


「新しいお茶、入れてきましょか?」

(もう帰るから、いらんと言え。)←心の声


「ん?そやな、貰おか。」

(え( ̄□ ̄;)!!飲むんスか?

 おぶぶ、飲むんスか?もう16時45分ですけど!!)


「は~い♪冷たいお茶入れてきますね~☆」

(くっそぅ。「グラス下げま~す」って正直に言えば良かった・・・泣)

 お茶欲しいって言ったんやから、全部飲めよ!!)


私の呪いのオーラも虚しく、一口飲んだだけで、

「ほな、帰るわ」

と、上司は帰途についた。


この人は、この全国的にも有名な『京都のぶぶ漬け文化』を知らないのだろうか。

否、知ってて知らぬふりをしているタヌキジジィなのか・・・?




ペタしてね