お塩ですって!可愛くて使えない
「身体が疲れているからとにかく休みなさい。
退屈かもしれないけど自宅でのんびりするのよ」
とにかく休め休めと言われました。
実は半年前にも同じことを言われ自分なりにゆっくりしていたつもりだけど、
もっとのんびりしてよいようです。
はーいm(_ _ )m
元気よくお返事したものの
「家でゆっくりする」
わたくし、ものすごく苦手なことの一つでした。
とにかく黙って家にいることができなくて、
若い頃はほぼ毎日予定をいれており
スケジュールが空白だと悲しくて辛くなるくらいでした。
予定のない日はバイト先に飲みに行って遊んでもらったり。
昔は誰にも会わない1日があると
「世界で自分しかこの瞬間に動いてないんじゃないか(世界が止まった)」とか
「世界の皆さんに置いていかれたんじゃないか」
とか、焦燥感でいっぱい(>_<)
それで疲れていても出歩いてしまって。
これは常に他人と自分を比べ
「みんなに追いついていない・人より劣っている」と勝手に1人で焦り、
何もしないでじっと家にいると水をあけられると思っていたからです。
この「水をあけられる相手」には実体がなく、
世間一般で想像されるであろう(?)イケてる方々のイメージ。
(華々しく充実した学生生活を送り、
やり甲斐のある素敵なお仕事につき、沢山のお給料をもらい、人望もあり、アフターは常にパートナーや友達にワンサカ囲まれ、コンプレックスもなく毎日パーティというような、あんたそんなの小説や映画じゃないんだから…いう私の勝手なイメージです)
その作り上げられたイメージ相手に自分を比べ、だめだ、追いついてない…と自己嫌悪、隣の芝生は青々してるわ!と更に比べまくるという…。
その為ガンガン動き回り不安を感じないようにするんですが、
そうすると動くのは楽しいけど、それは考えないようにしているだけであって根本的な不安は消えないというね…ヽ(;´ω`)ノ
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年を重ねて自分も友人もライフスタイルが変わり、時間の使い方も変わり、
沢山の学びもあり、家で自分を見つめる機会や時間が増えました。
不安で不安で仕方なかった気持ちや焦燥感は、
動き回るよりむしろ静かな時間を過ごすことによって減っていきました。
外にばかり向かっていた意識が内にも向かい、なんで比べようとするのか、本当はどうしたいのか、
自分を知ることによってあの時得られなかった穏やかさみたいなものが、少しづつ増えてきました。
不安から取る行動は不安を呼ぶばかり。
立ち止まって自分をみつめる時間を持つこと。
これは答えなんて出ないし、答えを求めるものではないと思います。
多分、ある日突然「気付くこと」。
長い時間をかけて、やっと少し、分かってきたような気がします。
そして久しぶりに長い時間をかけて書いたブログも、すごーく長いものになってしまいましたとさ(;^ω^A
