【ガラスの麒麟 】加納 朋子美しい女子高生がある日突然通り魔に襲われてこの世を去ります... この投稿をInstagramで見る 【ガラスの麒麟 】加納 朋子 美しい女子高生がある日突然通り魔に襲われてこの世を去ります。 殺された女子高生は、美しく、聡明で皆の憧れの的な存在でした。 この女子高生と全く接点のなかった人も実は事件に多少関わっていて、犯人をみつけるまでには、いくつかの人の人生が絡み合っています。 この人もこんな風に事件に絡んでいたのか…と自分の身の回りで普通に起こる日常なだけに、なんとも言えない気持ちになりました。 殺されてしまった女子高生安藤麻衣子の、この年代特有の繊細で残酷な内面も丁寧に描かれていました。 安藤麻衣子が書いた手紙には彼女の中の優しい気持ちが感じられて、心がじんわり暖かくなりました。 この物語のキーワードは多分この言葉でしょう。 「人殺し!」 同じ状況にいたら、きっと私も言ってしまうと思います。 難しくないので、サラサラとあっという間に読み終えてしまいました。 #ガラスの麒麟 #加納朋子 #読書の記録 #外は雨 #読書日和 nozomi imaiさん(@mare762)がシェアした投稿 - 2019年Aug月8日pm7時12分PDT
こんにちは!昨日の夜は仕事終わりにひどい雨にあたりびしょ濡れになりました。今日も雨... この投稿をInstagramで見る こんにちは! 昨日の夜は仕事終わりにひどい雨にあたりびしょ濡れになりました。 今日も雨で涼しい札幌です。 こんな日は読書にうってつけです。 早速こちらに潜入。 まずは読書記録をインスタにアップしようと思います。 それにしても静かで落ち着くなぁ。 #図書館 #雨 #静か #読書記録 nozomi imaiさん(@mare762)がシェアした投稿 - 2019年Aug月8日pm7時09分PDT
【サラバ 上・下】 西 加奈子初めての西 加奈子さんですが、ずっと読んで見たかったので... この投稿をInstagramで見る 【サラバ 上・下】 西 加奈子 初めての西 加奈子さんですが、ずっと読んで見たかったので、満を持しての西 加奈子さんです。 初めて読むには長編すぎたかな… 物語は主人公「垰 歩」(あくつあゆむ)の生い立ちから始まります。 生まれた場所・家族・住んだ場所・友達・恋愛・仕事などを通じて歩の心の葛藤が綴られています。 途中、この物語がどこに向かっているのかわからずに、中だるみになりましたが、下巻の後半からの姉の変化には驚きました。 「あなたが信じるものを誰かに決めさせてはいけないわ」 姉、貴子のこの言葉には心打たれました。 貴子の人生はかなりの破天荒なのですが、貴子は貴子なりに悩み、苦しみながら行きていたのだな、と。 歩の人生は途中、言い方は悪いのですが「クソ」みたいな生活を送っていて、「おいおい」と思うのですが、歩の置かれた人生を振り返るとそれも仕方ないのかなぁと多少同情の気持ちも湧きました。 それでも、空気を読んで立ち回っている態度は結局自分を守っている、逃げている、としか見えなかった。 人間のドロドロとした感情をこんなにもむき出しにさらけ出し、嫌悪感を抱かせながらも最後にはなんともいえない清々しい気持ちにさせる、西 加奈子さんはすごい人だなと思いました。 最後に「歩」という名前と「サラバ」という言葉がズシンと心に響きます。 上、下巻とボリュームがありますが、読み終わった後、「歩、頑張れ!」という気持ちになりました。 かなり評価の高い本ですが、好き嫌いはあるかと思います。 西 加奈子さんは他の本も読んで見たいなと思いました。 #西加奈子 #サラバ #読書の記録 nozomi imaiさん(@mare762)がシェアした投稿 - 2019年Aug月6日am4時19分PDT