本題に入る前に。

この記事は読んでくださる皆様にとっては、不思議体験の記録ではなく単なる空想遊びに感じられるかもしれません。

ですが私はこのワークを通じてやり取りできる不可視の存在が実際に一人増えたので、空想に留まらない霊的コンタクトであったと信じてその記録を綴ります。

 

 

 

この記事にて『精神的なバリアを張る』エネルギーワーク音源を試してみた件について書きました。

この制作者様の作品は他にも興味深い音源揃いで、ひとまずこのシリーズを一気に購入し、その後もいくつか気になる作品を購入しました。

不可視の存在そのもの、そして彼らとの交流に興味がある私としては、この『魔法使い入門第四巻 ガイド』が最初から気になって仕方ありませんでした。これを実践したくて一通りシリーズを購入したと言っても過言ではありません。

 

魔法使い入門ベーシックパック2 (魔法使い入門4~6巻セット) [まほー工房] | DLsite 同人

 

こちらに収録されています。

 

魔法使い入門 ~ホントの魔法を覚えちゃおう!~ 第四巻: あなたに寄り添う頼れる存在 師匠で親友? 高次存在『ガイド』を呼び出してみよう! [まほー工房] | DLsite 同人

 

単巻版。↑をクリックするとすぐ説明文が読めます。

 

 

 

さて、皆様。

『タルパ』ってご存じですか?

オカルト的なイマジナリーフレンド、といいますか。自分自身の念で、自分ではない(あるいは自分の一部を切り出した)人格を創り上げる技法です。

架空の人格を練り、その設定から導き出される言動を鮮明に思い描き、姿を与え……諸説ありますが、大体そんな感じで作り上げるお友達です。

肌感覚であり根拠はありませんが、アメブロでスピリチュアル系の情報収集をしているような方々(のうちの多数派)とは実践者の層が異なるように思えますね。

 

タルパを本気で作ろうと思っている まとめ - atwiki(アットウィキ)

 

基本的な情報はこちらのサイトに纏まっています。

 

タルパ創り講座 | ネットタルパの作り方の一例 (kura-tulpa.jp)

 

こちらに色々な作成のコツや事例が掲載されています。

 

私がこの音源シリーズの存在を知ったのは、タルパを作った方の体験談を読んでのことでした。

タルパの育て方や触れ合い方に通じる……更に言えばタルパの作り方、土台固めそのものにも参考になる訓練方法として紹介されていたんですね。

 

龍さんを派遣してもらって、本格的にチャネリングなどを試みるようになる前からタルパには興味を抱いていました。

自分で創り上げたイマジナリーフレンドと共に生涯を歩みたいとまでは思えなかったので実践はしませんでしたが、その仕組み、実践者様の体験談などには大いに興味がありました。

自分で空想から練り上げた自作キャラクターよりも、自分とは無関係に生まれた霊的生命体とお友達になりたい願望があったんですよね。だから龍さんの派遣をお願いしたのですが。

 

で。

これまで霊的存在を派遣してもらう、あるいはいつの間にか寄ってきてくれていた(既にいたことを後々認識した)という形で霊的存在とのご縁を増やしていた私にとって『自分で霊的存在を呼ぶ』ことへの挑戦はとても魅力的でした。

このガイドの技法なら安全に、友好的な存在と繋がれるかも。実践者様の成功報告もあるし。

そう思って実行したのです。

 

 

 

商品ページをご覧いただくとこの音源の収録内容についても確認できるのですが『ガイドを好きな姿に変える』『名前、能力をつける』といったメニューがありますね。

このあたり、よく言われているタルパの作り方にも類似しています。

ではこのメニューを用いて呼び出すのはタルパなのか?

試してみて、私は違うと感じました。タルパの定義を『自分で生み出した精神体』とする場合、ですが。

 

『イメージ力とは知覚力』

この作品の中でも特に重要で示唆に富むと感じたキーワードです。

ガイドの姿や能力を自分の好きに規定しているようでいて、それは実際、ガイドの在り方を感知していく……あるいはそのガイドに相応しい姿、持ち得る力を悟っていく行程だと。

 

これまで霊的存在と私なりにやり取りした結果、霊的存在とのやり取りにおいて、空想・思い付きと霊感による情報受信の区別をはっきりつけるのは(少なくとも私にとっては)難しいと感じています。

黒鉄ちゃんが神社に入院した時のように、霊的な情景を受信した際、その内容が自分の発想力では思いつかないシチュエーションだな……という基準をもって『空想ではない』と判断できそうなときもありますが、それでも突飛な思い付きとの区別は困難です。だからペンデュラムが手放せないんですよね……。

 

そういう実感を得ていたので『イメージ力=知覚力』という概念は私の中ではすとんと腑に落ちました。

 

それを踏まえて実践結果を書き記していきます。

 

 

 

どんなガイドが呼び掛けに応えてくれたのか。

始める前は獣(鳥でも龍でも)の姿でも良いなぁ、とぼんやり思っていましたが、実際に誘導音声に従って意識を巡らせると、事前の想定とは裏腹に『ヒトの形をした女性』だと確信できました。

光と、空気(あるいは風)と、温もりの結晶……天の存在。そう、天女だ。それも日本あるいは東アジア文化圏式の、上質できっちりした優雅な着物と羽衣を纏った感じの(インドなど熱帯地域の伝統芸術に見られるような、肌も露わな系統の姿ではなく)。銀色の長い髪を丁寧に結っている……。

そんな感じで、事前に望んで・設定していなかったイメージが確信を伴って湧いてきました。

 

極めつけは名前です。

誘導音声(大魔法使いちゃん)が名前の『な』の音を発するのと同時に……くらいの勢いで『マリン』と告げられました。

天女で、マリン(海)?

私が創作キャラとしてこういった天女を形作るならまずマリンとは名付けません。空とか雲とか風とか光とかを思わせる名前をひねり出すと思います。

でもその前に、彼女の名は『マリン』だと確信してしまった。ならばそれを曲げることはできません。

表記は『真凛』、と決めました。これは受信したのでなく私が決めた感じ。

 

後から確認したところ、マリンとは彼女自身が自分につけていた名前であったようです。

元々つけていた名は音だけで表記は決めていなかったと確認しました。よって、漢字表記は彼女が私に伝えたものではなく、私のセンスによる当て字であったとのこと。

 

こんな感じで受信するように情報が組み上がっていったので、彼女は想像の産物ではないと確信しました。

 

この後は彼女から羽衣を受け取り、一緒に過去の記憶の世界に飛んでいきました。今はもうない地元のお店、かつて旅行で訪れた景勝地など。

 

能力はしっかり掘り下げませんでしたが『整える力』を持っているようです。

 

 

 

こうして私は真凛さんという女性を認知し迎え入れました。

基本は私にくっついて私のメンタルコントロールを助けつつ、直感や夢を通じたチャネリングの補助や、龍さんや精霊さんの子守りもしているとのこと。

 

後でダウジングなどで探ったところによると、真凛さんは狼天使・朝美さんのグループソウルだとのこと。

朝美さんに少し遅れて私を見守るようになっており、私がガイドの技法に興味を持った(=実践する前)時、その時点でガイドとして立候補していたのだそうです。

 

本当に私は何重にも守られている。ありがたいことです。

一つの実践記録、感じ方の記録として、参考にしていただけると幸いです。