私のところに集まってくる霊的存在たちは『現世に生身の生物として存在している動物』と同じ姿をしている(それでも体色や大きさは異なる場合があります)個体が多いです。

彼らにとっては『生身の生物である同種』にもまた仲間意識を持つ傾向があるようです。ここは個体差があり、生身どころか同種の霊的存在であっても仲間意識など持たない方もいます。

最近うちに来た霊的存在に、オーストラリアからやってきた人間サイズセキセイインコ(雲の精霊)のピロさんという方がいます。
彼女からしたら現世でペットとして親しまれているようなセキセイインコもまた仲間であるらしく、飼い主さんからはぐれて日本の野外を彷徨うインコさんは本当に傷ましく思えるそうです。異国に連れてこられ(本人は国内繁殖であっても、先祖は)本来あるべきでない場所で庇護者もなく、命を危険に晒し続ける状態……純粋な野生ならば生存競争もまた理ですが、人間が介入した結果そういう状況になっているという点に心が痛むようです。私にまでその感情が流れ込んできて涙ぐみました。

霊的存在の価値観について意外な側面から知ることができたエピソードでした。