ドクター・ヤンセンのワインインク。フランス「ボルドー」です。

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今までワインインクには馴染みがなかったのですが、中世時代にすでに作られていたのだそうです。

一滴も水を加えずに、ワインのみを凝縮して作られたワインインクは、
ボトルの蓋を開けると、赤ワインの豊潤な香りがします。

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このボルドーは、赤ワインよりもっと甘い香りのように感じました。

ラミー サファリ万年筆のペン先EFに入れて、モレスキンのノートに書いてみました。

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最初は綺麗なワインカラーですが、インクが紙の上で酸化することによって、次第に落ち着いた色に変化します。

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書いている時も、ふわりとワインの香りがして、優雅な気分になります。

インクフローがあまりよくないという話を聞きましたが、
普段、古典ブルーブラックのインクを使っているので、
このワインインクは滑らかに書けるように感じました。

トラベラーズノートのリフィルも、モレスキンのノートも裏抜けすることはありませんでした。

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トラベラーズノートもモレスキンも、見た目は渋いので、ワインインクで書き込んだら素敵かもしれません。

ドクター・ヤンセンのワインインクは、12種類あります。

イタリアワイン4種
・バローロ
・キャンティ
・バルバレコス
・モンテプルチアーノ

ドイツワイン4種
・レムベルガー
・ドルンフェルダー
・シュペートブルグンダー
・トロリンガー

フランスワイン4種
・メルロー
・カペルネソーヴィニヨン
・ピノノワール
・ボルドー

ワインに詳しくない私は、ボルドーとキャンティ、ピノノワールくらいしか聞いたことがないのですが、
ワイン好きの方にはお馴染みのワインなのかもしれません。

この12種類が木箱に入ったセットがありました。

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ひとつひとつ、品種によって色も香りも違うということなので、
いつかこの素敵なセットを手に入れて、気分によってインクを変えてみたいという野望を持っています。

その時には、同じ品種のワインを味わってみるのも素敵ですね。
ご一緒にいかがですか?