隣の市に、田舎街としてはいい感じの、本と文具のお店があると聞いて、昨夜訪れてみました。

新潟県上越市の知遊堂です。

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都会の文具専門店と比べたら、ささやかなお店ではありましたが、
品揃えはなかなかのものです。

フールス紙のツバメノートや、万年筆派にオススメのノーブルノート、
ミドリのMDノート、トラベラーズノート、
モレスキンも数は少ないながらも置いていました。

(まだ所有していないパスポートサイズのトラベラーズノートが私を呼んでいて、うっかり手に取ってしまい、危ないところでした。)

人気のマスキングテープ、付箋、シールやスタンプなどのコーナーには、女性客が多く、
万年筆やインクのコーナーには男性客が多く集まっていました。

こちらは、一緒に行った家人が購入した、MITSUBISHIのピュアモルト シャープペンシルです。

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トラベラーズノートの雰囲気とよく合います。


これは、樹齢100年のオーク材でウイスキーの熟成に使う樽を作り、
50年ほど樽として活躍した後、
削って軸に仕上げたものです。

ウイスキーの樽に使用するオーク材は柾目板で、切り口が年輪の中心になるよう縦に切り出したものを繋いで作るのだそうです。

1本の木からわずかしか取れないということでした。

シャープペンシルの他にも、ボールペンや多機能ペンもありました。

ウイスキーの匂いがするかなと思いましたが、
優しい木の匂いがしました。

店内にカフェがあり、購入した本や文具を出して、ゆっくり寛ぐことができます。

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楽しくて3時間も遊んでしまいました。

こんな田舎の街でも、文房具の人気は波及してきているのですね。
嬉しいことです。

私もいろいろ購入して、飼い猫に呆れられました。

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追記:トラベラーズノートのパスポートサイズは、ポケットに入れる派にも絶賛されると思われる可愛さでした。
見本を手に取って見た男子学生さんが、「うっわ、カッコいい‼」と、溜め息混じりに呟いていたのが印象的でした。