最近、トラベラーズノートもモレスキンも、万年筆を使って記入するようになりました。
今日は私が持っている数少ない万年筆の中から、イタリアのアウロラ社が作っているオプティマをご紹介します。

こちらは、ミニオプティマのバーガンディです。

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アウロラ社はイタリアのトリノで、イタリア最初のペン製造業者として1919年に創業しました。

このオプティマは1930年代に発売され、ベストセラーになったものの復刻版です。

アウロラ社の特徴は、ペン先からボディまで、すべて自社工場で職人さんが手作りしているところです。

オプティマのボディに使われているのは、アウロラ社独自の樹脂で、落ち着いたマーブル模様に光が当たるとキラキラと輝きます。

リングには古代ローマのグレカパターンが彫り込まれています。

アウロラの万年筆は書き味がサリサリしていると聞いたことがあったのですが、
私の持っているミニオプティマは、しなやかで、滑らかな書き味です。

革素材のもののように、
使っているうちに馴染んで、育つ万年筆ということのようです。

オプティマに限らず、万年筆にはそんな楽しみがあるのかなと思いす。

サイズはオプティマとミニオプティマのふたつで、
オプティマは127㎜。キャップを尻軸に付けた状態で153㎜で、最大軸径14㎜。
ミニオプティマは、113㎜で、キャップを尻軸に付けて138㎜で、最大軸径が13㎜です。

ミニオプティマはこんな感じ。

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ラミーサファリと並べると、こんな大きさです。

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ミニオプティマは可愛い手のひらサイズです。

ずっと何年もこれひとつを使ってきましたが、最近モレスキン用にラミーサファリを2本購入しました。

それぞれに違うインクを入れて楽しんでいます。

また頑張っていい事があった時に、記念に購入したいと思っているのは、明るいボディ色で、黒いキャップの万年筆。
候補は今のところ3つあります。

ファーバーカステルのイントゥイション、テラコッタ。

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ペリカン スーベレーンのレッド。

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そして、デルタ ドルチェビータ

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万年筆に詳しくない私は、ついついデザインにばかり目がいってしまいますが、
万年筆にお詳しい方がいらっしゃいましたら、この3つに限らず、ぜひ、オススメ情報を聞かせてください。

よろしくお願いします‼

11月20日:追記

アウロラ オプティマの大切な特徴を、書き忘れていました。
オプティマはインク吸入式なのですが、リザーブタンクあるのです。

インク切れになった時に、尻軸の黒い部分をくるっと回すと、

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リザーブタンクに入っていたインクが出てきて、A4用氏1~2枚分は書けるので、
出先でインクが切れた時にとても助かります。