いつもはトラベラーズノートとモレスキンをメインに、サブ的にほぼ日手帳を愛用している私ですが、
気になるノートや手帳を見つけると使ってみたくなってしまって、出番を待っている品々が溜まっていくことになります。
そんな中、飾っておくだけで絵になるのが、ペーパーブランクスです。

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ペーパーブランクスはカナダに本拠地を置くハートレー&マークスという出版社が作ってます。
装丁の美しい本のようだけど中は白紙だから「ペーパーブランクス」という名前だそうです。

1番の魅力はなんといっても、その美術品のようなデザインです。

いろいろな種類があって、先ほどの写真はフレンチフローラル。いわゆる花柄とは一線を画す重厚な趣きです。

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こちらは古い洋書のイメージのアンティークレザーコレクション。ファンタジーに出てくる羊皮紙の古書は、こんな感じだったのかなと思ったりします。

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こちらはそのアンティークレザーコレクションにレンブラントやゴッホ、シェイクスピア、フロイトなど、歴史上の偉大な方の文字を刻印したアーティストビジョンコレクションです。
写真はシャーロット・ブロンテのものです。

他にも、蒔絵のシリーズや、ジュエリーシリーズ、猫のイラストのシリーズなどもあります。

次に特徴的なのはマグネットで開閉するところです。

硬い表紙がマグネットになっています。

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マグネットベルトのものもあって、こちらはペンが挟めます。

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以前はモレスキンのようにゴムで閉じるものもあったのですが、今は見つかりませんでした。

では開いてみましょう。

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こちらは横罫です。他に方眼と無地があります。
紙はかなりしっかりとして厚く、すの目(レイド)が入っていて、少し凹凸があります。
万年筆で書いても、私が持っているものでは裏抜けしませんでした。
私は感じなかったのですが、万年筆のインクが少し滲むという話も耳にしましたので、インクを選ぶのかもしれません。

大きさは、ミニ、ミディ、スリムがあります。以前にはもっと大きなサイズもあったのですが、今はこの3つが主流のようです。

ミニは横9.5㎝、縦14㎝。モレスキンポケットより横が0.5㎝大きいサイズです。
スリムは横9㎝、縦18㎝で、モレスキンポケットを縦に4㎝長くした形です。
ミディは横13㎝、縦18㎝で、モレスキンラージを縦に3㎝短くした形です。

裏表紙の内側にはモレスキンと同じようにポケットが付いています。

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でも、たくさん入れるとマグネット開閉式の表紙が閉じなくなるので、ご注意ください。

ノートだけでなく、スケジュール帳もあります。

海外のものなのに、完全日本仕様になっていて驚きました。祝日記載はもちろん、時候の挨拶やお役立ち電話番号ガイド、年齢早見表などのおまけページや、電車の路線図まで付いています。
スケジュールの部分は、カレンダーと年間スケジュール、ブロックタイプのマンスリー、レフト式の1週間見開きページになっています。

スケジュール帳の紙はツルツルしていて、ノートの紙質と違うような気がします。でも、厚地で万年筆でも大丈夫でした。

モレスキンやトラベラーズノートのサブとして持っても素敵ですね。

たまに美術品のようなノートで気分転換してみるのも、楽しいかもしれません。