せっかくの夏季休暇にもかかわらず、生憎の空模様。
濡れては乾いてを繰り返す国道356号をひた走る。
ちょうど利根川の流れに倣うように東へと向かう。
今日は鹿島で釣りをする。
小物ばかりだが日中でもルアー釣りができるポイントがある。
温い釣りで癒されてみようという魂胆だ。
その他アナハゼも多く生息している。
魚影は濃いポイントなのだろう。
ただなぜかこの鹿島には苦手意識が残っている。
主に工業港であり、生命観がほとんど感じられないこと。
また南防波堤という長い堤防で多数の溺死者がでていること。
立入厳禁にもかかわらず侵入する釣り人が後を絶たずに70名近い命が失われているという。
そんなことが心のどこかに引っ掛かっているのだろう。
本来釣りは生命と前向きに向き合う趣味である。
だからか反発しあうのかもしれない。
ただしこんな海でも魚たちは逞しく生き続けている。
いつか一片のわだかまりもなく、釣りが楽しめる日が来ればいいと思う。


