金木犀の香りがするこの時期。

 

私はこの時期が凄く好きだった。

と言うより季節の匂いを嗅ぎながらサンセットをみながら歩くのが好きと言ったほうが正しいだろう。

この季節の香りを嗅ぎながら年末まで後少しだね。と彼女と話をしながら今年一年あったことを

振り返るのが凄く哀愁があり好きだ。

 

いつも彼女は、私といることが幸せだと言ってくれる。

いつも話すのはこれまでいた時間よりもこれから一緒にいる時間のほうが長いよ。

 

楽しいことはいっぱいある。思い出もいっぱい作れる。

とそう言っていた。

 

今年は、夕焼けをみながら一人でこの香りを嗅いでいる。

金木犀の香りに幸せを感じていたが、今年は何だが寂しい匂いがする。

同じ香りでも、隣に彼女がいるのといないのではこんなに感じ方が違うのか。

 

今年はフジファブリックの「赤金色の金木犀」が浮かんできた。

志村さん、なんでいなくなってしまったんだろう。

 

まぁそれは置いといて、

 

喧嘩が多く、花の香りの話もできない日々が続く。

来年は絶対一緒に笑いながら嗅げるかな。