独特なテンポでお送りする「BARライト」
そんな、独特な世界観を感じて頂けたら嬉しいです。
それでは、ご覧ください。
繁華街から少し離れた、裏路地にある「BARライト」
店内は薄暗く、落ち着いた雰囲気で、
カウンター席が並び、テーブル席はひとつ。
ライトはそこで、BARのマスターをしていた。
今宵はどんなお客様が来店するのでしょうか。
女性客
「マスター、シェイカーの振り方うまいね~♪」
ライト
「ありがとうございます。」
女性客
「イチローの振り子打法みたい!」
BARライト
例えが良くわからないお客様も来店する。
開店準備をしている時、
新聞の勧誘の、営業マンが来た。
「営業、場所を選ばず。」
とは、まさにこのこと。
ライト
「すみません、お引き取り下さい。」
新聞営業マン
「今なら、野球チケット付けます!」
ライト
「野球は興味無いので・・・。」
新聞営業マン
「他の方には内緒にして頂きたいのですが・・・。」
ライト
「はい。」
新聞営業マン
「ディズニーリゾート!ペアパスポートです!!
これで、どうでしょうか??一年契約で!!」
ライト
「相手がいないので・・・。」
新聞営業マン
「・・・。汗」
ライト
「すみませんが、お引き取り下さい。汗」
新聞営業マン
「ファ、ファブリーズもお付けしますから・・・。」
ライト
「無香料ですか??」
新聞営業マン
「え??」
BARライト
ファブリーズ5本で、一年契約。
シュッシュ!
シュッシュ!
BARライト
5日で使い切った。
数日前、他のお客様に絡み、
乱闘騒ぎを起こした、男性客が来店してきた。
ライト
「お帰り下さい。先日も申し上げた通り、
入店は固くお断りさせて頂いております。」
男性客
「その節は、大変ご迷惑をおかけしました・・・。」
ライト
「泥酔して記憶が無いかもしれませんが、
警察沙汰にもなったのですよ。」
男性客
「もう、あんなことはしないと誓いますので、またここで・・・。」
ライト
「もう遅いです・・・。」
男性客
「マスターのブログ、いつも見てます・・・。」
BARライト
出入り禁止を解除した。
ライト
「ど・・・、」
BARライト
お客様を、読者様と言いそうになることもある。
ライト
「もしもし~」
「はい!」
ライト
「あの~、BARライトを経営しているライトと申しますが、」
「はい。」
ライト
「お宅で、契約している者ですが、」
「は、はい!!いつもお世話になってます!!」
ライト
「3ヶ月、契約延長したいのですが・・・。」
「ありがとうございます!!」
ライト
「厚かましいかもしれませんが、
また、ファブリーズ付けてもらえないでしょうか・・・。ダメですかね??汗」
「もちろんです!ありがとうございます!!」
BARライト
また5日で使い切った。
女性客
「あ!!」
ライト
「どうなされましたか??」
女性客
「もう終電が無くなっちゃった!!」
ライト
「大丈夫ですか??」
女性客
「・・・お店、何時までやってますか??」
ライト
「だいたい、深夜3時頃ですね・・・。」
女性客
「そっか・・・。」
ライト
「あ、始発まで、店を開けますよ。付き合います☆」
BARライト
始発まで間、女性客は爆睡を開始した。
「BARライト」
次は、どんなお客様が来店するのでしょうか。