お釈迦様は、諸行無常と教えられました。
すべてのものは、常が無い、続かない、ということです。
そんなこと知っているよ、とは思いつつも、
「これだけは」と思うものを持っているのが私達です。
俳人、小林一茶は、愛娘さとを亡くした時 「露の世は 露の世ながら さりながら」 と詠っています。
露の世、露の命なのだから、幼い娘が死ぬこともある。
諸行無常は世の習いとは、重々承知していた一茶でしたが、
とても耐えられなかったのでしょう。
この人と一緒にいるのはいやだ こんな職場もういやだ・・・
そんな時、ちょっと立ち止まって考えて見ましょう。
学校でも、卒業ということがありますね。
卒業式が終わって、校門をくぐって校舎を見上げる。
そうすると、いろいろイヤなことがあった学校だけれども、
ああ、もうここにはもう来ないんだな、と思うと、
どこか、名残惜しくなります。
みな、「しばらくの縁」です。
たとえ、今一緒にいるのがいやだ、と思った人でも、
後から懐かしい思い出になるかもしれません。
