ひょんなことからジョギングサークルで走るルートを提案することになりました。
これまではリーダーが提案してくれたエリアを走り、おしゃれカフェがゴールという企画に、都合のいい時だけ参加していました。
提案といっても、一体どこを走ったらいいのだろう?
自分がまだ見たことのないYip Yew Chong壁画を巡るコースがいいかもしれない!
🎨 🎨 🎨
Yip Yew Chong氏はシンガポールの壁画アーティストで、前職は金融業という異色の経歴の持ち主です。
National Museum of Singaporeには、19世紀のシンガポールの風景を描いた壁画と、人々の暮らしを描いたデジタル作品(壁画をアニメーションにしたもの)があります。
↑こちらは4日で仕上げた作品です。普通の壁面ではありません。なぜこのような構図になるのか、ぜひ実物をご覧になってみてください。
2つの作品はチケットなしで入れる博物館のオープンエリアにあり、お勧めの記念写真スポットです。
ガイド活動はしばらくお休みしていましたが、9月より再開します。
1回のガイドにつき、お客さまは先着5名様まで。お越しの際はぜひガイドグループホームページにて日程や時間をご確認くださいませ。
🎨 🎨 🎨
さて、Yipファンの友人にアートランのお勧めエリアを相談したところ、Ang Mo Kioを挙げてくれました。
Google先生に相談の上、ラフなルートを決めてサークルで募ったところ、予想を上回る参加希望をいただき、 8月に2回実施しました。
壁画が見つからないと困るので、下見にも行きましたよ。
スタートはAng Mo Kio駅で、周りはHDB(ここでは公団住宅の意)の林立するエリアです。首相の選挙区でもあります。
8月はナショナルデーの余韻もあり、ベランダには国旗やメッセージが掲げられていました。
駅から1キロ強で最初の目的地に到着。朝の7時台から活気のあるホーカーで、Yip壁画を探します。
ホーカーという場所柄、食べ物の絵はぴったりです。Ang Mo Kioの一連の作品は2018年に描かれています。
Yip氏は50代で、作品にもよりますが、シンガポールを描いたものの多くは子ども時代(40年前位)を想定しています。
枠線に黒でなく茶色を多用することで、柔らかさ、穏やかさ、セピア色の写真のように懐かしさが感じられます。
注目すべきは、自分が入り込める壁画であることです。意図的に椅子や小道具が描かれています。
ちょっと中腰になり、あたかも椅子に座っているかのようにふるまいましょう。
ひとりで見に行くと写真を撮る楽しみが味わえませんから、ぜひ誰かを誘って。
途中で公式マーライオンにもご挨拶。
2つのホーカーを巡りましたが、まだ走り足りないメンバーのために、公園をぐるっと一周しました。
Bishan-Ang Mo Kio Parkは太極拳やダンス、散歩やジョギングをする人で賑わい、Tシャツに短パンという普段着で思い思いに過ごしている姿が印象的でした。
ジョギングの合間には足ツボマッサージも楽しみ、なんとか5キロをクリア。
テラスのあるおしゃれカフェCanopyでドリンクを頼みました。
おしゃれかどうかは主観(笑)で、大抵は小綺麗で、エックベネディクトを出すようなお店をおしゃれカフェに分類します。
ジョギングして汗をかいた身には店内の冷房はキツく、走った後はいつも外席です。グリーンを天井に這わせて、適度に明かりの入るテラスには送風設備もあり、快適に過ごせました。
走り足りないので自宅まで走るというメンバーを見送って、駅まで歩きました。
ここまでで朝の9時過ぎ。休日に早起きすると1日が長く使えます。Ang Mo Kioのアートラン(お散歩)、お勧めします!
ご好評につき、第2弾のアートランを9月に予定しています。シンガポールをいつもと違った視点で編集していきます!
Kelly
Ang Mo Kioアートラン
【モデルルート】駅まで戻って6キロ程度
・Ang Mo Kio駅スタート(朝7時)
・AMK Hubを右手にAng Mo Kio Ave 3を進む
・Street 22で左折、カーブを進んだ左手
★Kebun Buru Market (作品No.34,35)
・少し戻り、駐車場を縦断して左折でAve 1を進む
★マーライオン2体
・交差点を直進し、左手
★Teck Ghee Court Food Center
(作品No.33)
・歩道橋を渡る
★Bishan-Ang Mo Kio Park 外周を走る
★Canopy
・Street 32から右折、Street 31から左折して、大通りAve 8を進むと駅
※ 駅から公園まで直行すると1キロ位
Ang Mo Kioはこんな街
【名前の由来】
・福建語で”赤毛の男の橋”
赤毛=コーカサス人(地中海・北方人種)
スコットランド人の測量技師(John Turnbull Thomson)が橋の建設に携わった
【歴史】
・シンガポールは海岸線近くから入植開始
・19世紀中のAng Mo Kioはほぼ無人
・その後、主に福建省からの移民がゴム農園で植樹と樹液採集を行う
・1922年と32年のゴム価格低落を受け、養豚や養鷄、野菜農家に転身
・1980年 ニュータウン 完成
・1986年 試験的に町内会組織を運用し、その後シンガポール内に広がる
【建物】
・初めてメートル法で設計された街
・HDBの手掛けた7番目の開発地域
・1983年 建築家団体のデザイン賞を受賞
※ HDB “Housing Development Board” 住宅開発公社
【参考】
「選り道 in Singapore」シンガポール日本人会 史蹟史料部









