ブログの更新、
少しご無沙汰していましたが、
この期間、
zoomでセッション・コンサル以外の時間は
読書に没頭していました。
そして、
昨日の夜中 一冊の本を読み終えた。
去年から、
「毎日一行でも良いから本を読む」
ということをやっていたのだけれど、
僕は毎日少しずつ読むよりも、
「読む」と決めて
読み切るまでその本に没頭する方が
自分の性に合っていると感じて、
今のような
読み切るまで没頭するスタイルが
定着してきた。
コロナで自粛の期間になってから、
心置きなく読書に没頭出来るため
僕としてはとても有難い。
なぜ没頭スタイルになったかと言うと、
本に書いてあることを理解するよりも、
本自体に向き合う姿勢の方が大事だと感じたからだ。
どれだけのエネルギーを注いで
その本と向き合うかで、
知識を付けることや
理解することの範疇を超えた
その本の持つエネルギーが
自分の中に雪崩れ込んで来る。
そのように体感しているから。
読書に没頭し読み切った後の
そういった体験から、
読書を通して
自分の人生の糧とするには、
知識や理解ではない「何ものか」を感じ、
自分自身に「注入する」というか、
「浴びる」というか、
ある種の何か『衝撃』のようなものに
自分をぶつけさせることが大事に思うようになった。
読書は、
偉大な先人たちの魂との出逢いであり、
時代を超え
今、自分に巡りやって来たその因果に、
言葉では言い表せない
運命的で、神秘的なものを
強力に感じずにはいられない。
改めて読書とは、
「文章を読む」ということだけではないと感じる。
『書』にしても
『読む』にしても
字面だけの意味ではなく、
今の自分が想像しうることの
遥かそれ以上の
広義的な、感覚的な、
また、
運命的な、神秘的な意味を
含んでいるのだと思う。
矛盾しているようでもあるけれど、
読書は、
「読書」という範疇を超えたところに
本来の意味があり、
それを
読書によって出逢うことが出来るようになることが
読書をする意義なのではないか。
そんなことを考えてみるが、
もしかすると
僕なんかが こんな風に
読書の意味や意義を考えることすらが、
本来の読書の在り方から
遠ざかってしまうことなのかもしれない。
だから、
答えは分からぬまま、
保留のままにしておこう。
読書は奥が深い。
その深ささえも
今は到底分からない。
実に難しい。
だけれども、
僕は読書がとても好きになった。
分からないから面白い。
分からないものに出逢うことが面白い。
それはきっと、
新たなる世界が手招く光に
希望を抱くからだろう。
今回読んだ本はこちら
いかにして死ぬるのか
『生くる』『友よ』の著者が、自身の思考の原点に遡行して日本人の死生観を問う。
小林秀雄と音楽論、日本人論を語らい、「憂國」をはじめとする7枚の書をもらった三島由紀夫に最後に出会った日を思い出す。
「文学」「美術」「宗教」から「老い」「罪と恥」「孤独」「別れ」に至るまで、多岐にわたるテーマを縦横無尽に語る。
前著で語られた運命論、宿命論の背景となった読書、美術体験を題材に、生きるとは、人間とは何かを究める探求の書。
著者 執行草舟
出版社 講談社
『根源へ』を読み切り、
溢れ出るままの言葉を書いてみた。
書き終えた途端に力尽きて
昨晩は眠りに落ちた。
今の自分の正直な想いである。
言葉に出すのは恥ずかしいとも思うが、
記録に残しておこうと思う。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
伝えたいものがたくさんある。
残したいものがたくさんある。
しかし、
それらを集約したら
それは一つなのかもしれない。
だけれども
その一つを語ることすらも
今の僕には到底出来ない。
希望とはあまりにかけ離れた価値観に埋没し、
取るにも取れないくらいに染み付いた
自分の思考の裏付けともなる現代的な思想は
とてもしぶとく、
現代に生まれ育ったことに対し、
とてつもないコンプレックスを抱いていた。
いや これは、
「現代だから」という時代背景のせいにするのは
自分自身の甘えなんだ。
自分のことは
誰の何のせいでもない、
自分自身の欠陥なのである。
だがしかし、
こんな自分だからこそ、
そして
この現代を生きる宿命を担ったからこそ、
そこに意味があることだと信じ、
自らがこの時代を誇れる生き方をしていきたい。
そして いつの日か
その一片だけでも
これから待ち受ける自己の人生で体得し、
自らの言葉で語れる日が来ることを
僕は生涯の希望として持ち続けていたいと思う。
人生とは何か。
人間とは何か。
自分とは何なのか。
今、新たに問いかける。
それが一体「何たるもの」なのか、
それを未だ僕は知らない。
だけれども、
この問いに出逢ったこと
この問いに導かれた自分の運命に
深い愛着にも似た 畏敬の念を抱く。
そして
これから待ち受ける運命は
一体 僕をどこへ導くのだろう。
それは
今を起点に放射状に広がる未来のようで、
逆に
今が放射線の先端であり、
今から放たれた起点に向かっていくような気もする。
何かがそこで待っている気がする。
見えない糸で引っ張られているような気もする。
これからの人生、
より一層 自分の運命を信じ、
邁進していきたいと思う。
|=============================|
シェア・リブログ大歓迎です！
コメントにご感想貰えると嬉しいです(^^)
|=============================|
チャンネル登録喜びます！
↓↓↓
__________________________________
↓↓↓
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
LINE@無料配信中！
ブログでもFacebookでも見られない
LINE@の読者さん限定のコンテンツを配信中！
ID：@321teojp