【旅レポ②】生きているから生きねばならない | 『人としてカッコよく生きていく』〜可能性を広げる 人間力を育む自己成長の学び〜坂内秀洋

『人としてカッコよく生きていく』〜可能性を広げる 人間力を育む自己成長の学び〜坂内秀洋

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今回の旅は夜行バスで向かっている。


今は深夜3時過ぎ。



夜行バスも久しぶりだ。


大学生の頃にスノボ行くのに乗った以来だなぁ。




どうやら今はパーキングエリアに停まっているようだ。
(カーテンされてて外があんまり見えない)



少し寝て目が覚めて、ちょっとスッキリ。



バスは思っていたより広めだから、

今日は思い切って背もたれを結構倒してみた。



「こんなに倒しちゃうの!?」ってくらい倒している人もいるけれど、


僕はこれくらいにしておこう。笑


思っていたより楽な気がするし、

車内はほぼ満席なのにとても静かで意外と良い。



が、しかし、

出発から3時間半だけれど、すでにお尻が痛い。



片尻ずつ浮かせながら何とかしのいでいる。


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僕は現在30歳。

今年の8月で31歳になる。



あっという間にこの年齢だ。



色んなことがあったけれど、

「色んなことがあったな」ってだけで特別な感じもしない。





30歳。

まだまだ若いと言われるけれど、

年相応かと言ったら、どうなんだろうと思う。





だから今回の旅は、

自分の生き方を見直すためでもある。




今の生き方が悪い訳じゃない。



だけど、


なんだかこう、

もっとグッと。



肚を据えたいと思うのだ。


熱が必要なんだ。




当たり前のことだけれど、


人は死ぬまで生きる。


そして、その時はいつなのか分からない。



死のうとしても生きる人はいるし、

生きようとして死ぬ人もいる。




僕はその、3年前の旅の時、



死のうとしたけど生かされた人間なのではないかと思っている。



実際、今も生きているからそうなんだと思う。



そこでよく感じるのは、


『なぜ僕は生かされたのか?』ということ。




この「なぜなのか?」の本当の答えは分からない。



だけど、


答えを知っている気もする。


だから僕は、その答えを答えとしている。






生きているなら、生きねばならない。


生きているから、生きる人間でなければならない。



そう思う。



『生きる人間』とは何か。





僕は今回それを感じ取りにいく。






生きているから。


生かされているから。


生きねばならない。


生きる人間を。




僕はそう思うんだ。








到着まであと2時間くらい。


もう一眠りしよう。




 

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