※2021年大晦日に書いた記事を、関係者に迷惑にならないように一部内容を修正して、再投降しました。

 

師走も押し迫ったこの時期にブログを立ち上げました。地域スポーツの担い手として思うところあって。

 

何から書いて良いものか、発達障害的なところがある私は考えがまとまりませんが・・・。

 

まずは、私が何をやっているか説明すべきでしょう。

 

私は市役所の職員で、数年前まで生涯スポーツを担当していました。公務員ですので人事異動により現在は違う部署に勤務していますが、スポーツを担当していた時に前任者から引き継いだ総合型地域スポーツクラブに関することについて、現在も一市民としてクラブの中に入って関わり続けています(総合型地域スポーツクラブとは)。

 

なぜスポーツと無関係の部署へ異動した後も私がクラブの理事として関わっているのか。そこに私が関わっているクラブの問題が凝縮していると言えます。問題は大小さまざまで数限りないですが、一言でいえば、当クラブは、教育委員会事務局主導で設立された経緯や市の援助を受けて運営されている事実からして公の利益(公益)のためにあるはずなのに、それに関わっている人間(役員、理事、マネージャー)の自己都合が公益より優先しており、それが健全なクラブ運営の阻害要因になっている、ということです。

 

総合型地域スポーツクラブに深く関わっている人ならばこの問題について「確かに自分のところにもある問題だな」と、ピンと来るはずですが、そうでない人のために例を挙げると、こんなことがあります。クラブには理事会があって、本来は運営上の課題解決のために意見を言い合うべきなのに、人間関係がこじれることを嫌って、正しいことを言えないどころか、間違った意見に同調してしまう人が少なくないことです。要は声が大きい人間(ボス=会長ではない一理事)に従って事なきを得ること(自己都合)が最優先してしまうのです。

 

ボスが不在の時は忌憚のない意見が出るのですけどね。思わず笑ってしまうくらいに。例えばボスが担当しているクラブ会報について、内容が薄いとか、発行回数が多くて郵便代の無駄だとか、当たり前の意見が活発に出るのです。それなのにボスの前ではみんなだんまりなのです。

 

だから、クラブ運営の軌道修正をするためには、人に嫌われることを厭わずに喧嘩上等で発言できる私の存在が必要不可欠なのです。

 

私自身が市役所の業務として総合型地域スポーツクラブに関わっていた際に予算化した年間300万円程度の市の事業費がクラブ支援のために使われていることを考えれば、公益を最優先しなければならないのは当然ですよね。公益最優先の原理原則をクラブの理事会で貫き通すことは、周りがほとんど年上の人間だし、弱くてずるい人間は都合の悪い相手を仲間はずれにしようと画策するしで(情けねえな)、やりにくいこともありますが、それが私の使命。職務から離れても、一市民として戦い続けねばなりません。

 

最後に、なぜ大晦日になってブログを立ち上げたのかと言うと、昨日嬉しいことがあったから。数日前にある関係者に電話で相談事をしたところ、昨日電話があって、私の相談に乗るという話があり、元気づいてブログを立ち上げた次第です。このブログがクラブの現状の説明書にもなると思いますし。私は整理整頓が苦手なので、複数のパソコンやUSBメモリを使っていると、どこに保存してある資料が最新なのかわからなくなることがしばしばなので、このブログで一元管理することにしました。

 

また、こうやって情報発信することで、似たような悩みを抱えている人と知り合うことができたらとも思います。それと、うちのクラブの理事がこのブログを見つけて、良心の呵責を感じてもらえたらとも思います。もう年上の人間相手にダメ出しするのは疲れました。

 

2021年は悩みの多い一年でしたが、過去にお世話になった関係者らのお陰で人に頼れる喜びを感じつつ年を越せそうです。ありがとうございます。良いお年を。

 

※2021年大晦日に書いた記事を、関係者に迷惑にならないように一部内容を修正して、再投降しました。