海外旅行者がまずおこなうことといえば情報収集です。日本へ観光に来る旅行者も、観光サイトを見たり人から話を聞いたりして、来日前にだいたいのプランを決めることでしょう。

 

来日外国人がよく見るサイトを知ることで、効果的にプロモーションを行うことができます。日本の観光サイトとして利用者が多いものを、旅行全体とグルメにわけてご紹介いたします。

 

1.日本への観光者はどんなものを情報源とするのか?

 

1-1.やはりインターネットが多い

日本を観光しようと思ったとき、訪日外国人はどのようにして情報を集めるのか調査してみました。

 

JTB総合研究所の調べによると、台湾・韓国・中国・香港といったアジア圏は、スマホ経由のインターネットをもっとも情報源としていることが分かっています。

参考:JTB総合研究所「訪日外国人旅行者の概況と訪日中の情報収集について」

http://www.soumu.go.jp/main_content/000392012.pdf

 

やはり、日本人にとっても欠かせないスマホを活用していることがうかがえます。また、スマホ経由で集める情報は、企業のサイトだけではなく個人ブログからおこなう訪日外国人が多いといわれています。

 

そのほか家族や友人の口コミなどで調べている人も多いので、日本に観光に来る人は「現地の生の声や情報」もしっかりと調べてプランを立てているのでしょう。

 

1-2.アピールするには人気サイトを使うべき

訪日外国人は、プランだけではなく「日本で何を購入するか」ということを、日本に来る前に決めている人が半数以上です。つまり、日本に来る前に自社のサービスや商品を知ってもらい、うまく観光者を誘導する必要があるのです。

 

訪日外国人がよく見ているサイトでの露出や個人ブログを活用して、戦略的にアピールしていくことがポイントとなります。

 

2.日本への観光者が利用するサイト5選

 

2-1. JNTO(日本政府観光局)

JINTOは政府観光局として1964年の東京オリンピックの際に生まれ、50年以上訪日外国人向けのプロモーションやマーケティングを行っています。主催しているのは独立行政法人の国際観光振興機構ですが、公的な専門機関となっています。

 

世界のインバウンド市場を調査して日本に情報を展開したり、海外にも拠点があるので日本のプロモーション活動をしたりと幅広く活動しています。

 

日本観光者に向けたサイトは15か国語に対応しています。日本全国の観光名所だけではなく、月ごとに開催される各地のお祭り情報や紅葉など季節の情報も提供されているので、日本に来るタイミングに合わせて観光地を選びやすいでしょう。

 

各地の有名ショッピングモールなども地図付きで紹介されています。

 

公式サイト:https://www.jnto.go.jp/jpn/

訪日外国人向けサイト:https://www.japan.travel/en/

 

2-2.トリップアドバイザー

トリップアドバイザーは世界的に閲覧数の多いサイトで、訪日外国人もよく利用しています。本社は米国ですが、2008年に日本法人としてトリップアドバイザー株式会社を開設しています。

 

口コミを優先的に表示するので、「実際に利用した人の声を参考にしたい」という訪日外国人のニーズにマッチした根強い人気があります。

 

利用者の口コミに対してオーナーが返信する機能もあります。トリップアドバイザーは口コミに真摯に対応していることをアピールするため、積極的に返信するよう呼び掛けています。

公式サイト:https://www.tripadvisor.jp/

 

2-3.MATCHA

2013年に日本の魅力を海外に発信するために日本で立ち上げられた、株式会社MATCHAが運営する外国人観光客向けWebマガジンです。

 

現在は10か国語に対応しており、「観光名所が駅からどれぐらい離れているか」を明確に書くなど、現地ならではの情報にこだわっています。

 

サイトの仕様は、「食・宿泊・観光」という3つのカテゴリから探せます。また、シーン別に使える日本語フレーズなどのハウツー記事も豊富な点が特徴です。

公式サイト:https://matcha-jp.com/jp/

 

2-4.JAL Guide To Japan

2014年に、日本Webグランプリで企業グランプリ部門「プロモーションサイト賞」優秀賞を受賞したことがあるサイトです。2017年春に、タブレットでも使いやすいようにシンプルで使いやすいデザインにリニューアルしています。

 

日本在住の外国人目線でのコンテンツ作成や、JALならではのどのページからでも航空券が予約できるようになっている点が特徴です。スマートフォンサイトでは、韓国語とタイ語も加わり9か国語に対応しています。

公式サイト:https://www.world.jal.co.jp/world/en/guidetojapan/

 

2-5. JAPANiCAN.com

運営会社は株式会社JAPANiCANですが、実は大手旅行サイトジェイティービーが訪日外国人向け旅行サイトを運営する専業の会社として、2007年に立ち上げました。

 

モノを購入するのではなく、日本ならではの体験をしたいという「コト消費」に焦点を当てて、目当ての観光地からツアープランや体験予約をできるようになっています。日本食や相撲観戦だけではなく、季節の花名所やアニメに特化したバスツアー情報なども提供されています。

公式サイト:https://www.japanican.com/en/


3.日本観光者向けグルメサイト5選

 

3-1.SAVOR JAPAN

株式会社USEN Mediaが運営するサイトで、現在4か国語に対応しています。農林水産省も巻き込んだ大規模なメディアとなっており、公式HPでも案内されています。

参照:農林水産省公式HP

http://www.maff.go.jp/j/shokusan/eat/savorjp/index.html

 

訪日外国人が興味を持っている食事マナーや文化、日本食に対する職人の思い入れなどをメインに情報を発信しています。

 

また、大きな特徴として「専属オペレーター」の存在があります。急に多言語対応するのは難しいですが、店舗に変わってヘルプデスクが外国人の問い合わせや予約に対応してくれます。

公式サイト:https://hitosara.com/success/savorjapan/

 

3-2.favy

株式会社favyが運営しているグルメメディアで、フェイスブックでのフォロワーが多く、アジアや欧米まで幅広い利用者がいます。月15,000円からはじめられるプレミアムプランなら、SNSで店舗の紹介記事を拡散してもらえるので、SNSでも情報収集をしている訪日外国人への露出度が高まるでしょう。

 

スマートフォンに対応した店舗のHPを作ったり、予約受付機能を追加したりすることも、プレミアムプランでまかなえます。

公式サイト:https://favy-jp.com/

 

3-3.yummy Japan

株式会社 AC&M HOMEがYouTubeで運営しているチャンネルで、海外の人気YouTuberが日本のグルメを紹介するなどエンターテインメント性を高めたアピールを行っています。

 

スマートフォンで日本のグルメや観光の情報を収集する訪日外国人が多いので、大きなアピールになるでしょう。食品だけではなく、宿泊や地方自治体も収益がアップしています。

YouTube公式アカウント:https://www.youtube.com/user/YummyJpn

 

3-4.GURUNAVI(ぐるなび外国語版)

日本でも利用者が多いグルメサイト「ぐるなび」を運営している株式会社ぐるなびが、2004年からサービスの提供を始めています。2017年に、訪日外国人がより使いやすいようにリニューアルされています。

 

訪日するのが初めてという外国人でも使いやすいように直感的なデザインにしたり、写真や動画を盛り込んでより訴求力を高めたりしています。また、目当てのお店を見つけたら事前決済の予約までをスマートフォンで完結できるようになっています。

公式サイト:https://gurunavi.com/

 

3-5.タベルコト

合同会社リルワールドが運営しているWebサイトで、6つの言語に対応しています。最寄り駅・スポット・現在地の3つから、外国人にフレンドリーな飲食店を探すことができます。

 

心のこもったインバウンド対策を意識しており、現場の生の声を活かしたサイト作りをされています。2019年に日本で開催されるワールドカップのために「ラグビー応援プロジェクト」を立ち上げるなど、活発に活動しているサイトです。

公式サイト:https://www.taberukoto.jp/#


まとめ:旅行者向けの日本観光サイトを上手に使おう

 

訪日外国人がよく利用している、日本の観光サイトをご紹介しました。日本に来て自社のサービスを利用してもらうためには、日本に来る前のプランを決める段階で知ってもらう必要があります。

 

多言語対応が不安視されがちですが、手厚くサポートしてくれる日本の観光サイトがどんどん増えています。ぜひ活用してみませんか?

 

より詳細な海外マーケティングに関する情報に興味ある方:https://lifepepper.co.jp/