私の親はいわゆる「毒親」で、

しかもカルトの信者だった。

 

そして親や周囲に叩き込まれたのが

「自己犠牲」というモノ。

 

大人たちの優越感のために、

大人たちの道具になるために。

 

奴隷として望まない搾取をされて

喜べる人を、私は知らない。

少なくとも、私は苦しくて仕方なかった。

 

そして今、

自分を大切にできるようになったのに

自己犠牲を当然のように

行っている自分がいる。

 

誰彼構わず、というわけではない。

 

食費が無くなろうが

寿命が縮まることになろうが、

大切な人と一緒に過ごして

たくさん笑っていたいからと、

ついお金を使ってしまう。

 

自分を一番大切に

しなければならないのに、

苦しいことのはずなのに、

なぜか自己犠牲をしてしまう。

その矛盾が、私を苦しめた。

 

でも、ふと気がついた。

私、天性のgiverなんだ!って。

 

大人に叩き込まれたからではなく、

自分の意志で与えることが喜びなのだ、と。

 

私が苦しかったワケは、

「自分を一番大切にするべき」の

捉え方を間違っていたから。

 

与えたいと思う自分も認めて

大切にしてあげればよかったんだ。

 

ただ、困りものなのは

自分で制限できないこと。

 

もしかしたら、

私が与え過ぎるのを

止めることができるパートナーが

必要なのかもしれないなぁ。

 

 

「命よりも大切なものがある」

リロイとシェーラの言葉が

ようやく理解できた気がした。

 

きがしただけでじゅうぶん。

 

 

追記

最後のは聖剣伝説ネタです。

新作が楽しみだ…w