片づけのプロとして収入を得、
継続的に活動していくために必要なことを大きくわけると、
1:片づけ・整理収納に関する体系だった知識
2:クライアントの要望に応えるサービスを提供するための技術
3:ビジネススキル
の3つがあげられます。
「片づけ=家事のひとつ」と捉えている人が多いせいか、
片づけが得意だったり主婦経験があれば誰でもできる、
あるいは知識と技術を得るための資格さえ取得すれば仕事になる(=収入が得られる)と勘違いしている方も少なくないのですが、
上記にあげたとおり、
ビジネススキルなくして継続的に活動していくことはできません。
日本ライフオーガナイザー協会は単なる資格発行団体ではなく、
コンサルティング型片づけ支援のプロ育成と起業・就業支援を主たる活動目的としているため、ライフオーガナイザーとして活動していくには、
1:片づけ支援サービスやセミナー、講座を提供するための知識と技術
2:どんな片づけのプロとして活動するか、顧客ターゲットと方向性の明確化(ブランディング)
3:片づけ支援サービスやセミナー、講座を売れる形にするオリジナル商品づくり
4:自分のサービス、商品を知ってもらい受注につなげるマーケティング
5:ビジネスとして行うための情報と知識、仕組みづくり
が必要となる、と定義しています。
1に関しての最低限の知識と技術は、
2〜5に関しては協会会員特典として各種サービスやスキルアップ講座として提供しています。
今日は上記の5の項目のサポートを目的とした新講座、
課題を捉える思考力を磨く!「コンサルティング脳の育て方」を大阪で開催しました。
本協会本部スタッフであり、
メンタルオーガナイズプログラムディレクターの渡邊奈都子さんが
新たにコンテンツを作成し講師を担当する講座で、
片づけの現場でのコンサルティングスキルではなく、
ライフオーガナイザーがライフオーガナイザーをコンサルティングするための、ビジネスコンサルタントとしての立ち位置と関わり方のスキルを身につけるプログラムです。
ビジネスコンサルティングスキルを身につける内容ということもあり、
受講者自身のビジネスモデルの見直しに大いに役立ったようです。
「ヒアリングとは何か?」というアジェンダの、
「ヒアリングに大切なこと」「ヒアリングの三領域」という内容は、
片づけのプロとしてのコンサルティングにもすぐに活かせるもの。
特に心理カウンセラー歴20年以上の奈都子さんならではの
「◯◯◯?」と「◯◯◯◯◯?」という2つの必殺技ともいえる質問は、
サービスクオリティを確実にレベルアップできること間違いなし。
我ながら、いい講座を提供する協会だなとオブザーブしながら、
心の中で自画自賛していました。(笑)
1週間前には東京で、こちらも新プログラムで同じく奈都子さんが講師をつとめる「オリジナルセミナーの作り方」講座を開催。
「ここまで考えてコンテンツを作ったことなんてなかった」
「こうやってオリジナルセミナーって作るのか!」
「今までやっていたセミナーって何だったの??」
等の感想が。
受講者の今後開催するセミナーがどう変わるのか、とても楽しみです。
今年で本協会は10周年を迎えます。
ライフオーガナイザーという仕事を単なる資格のひとつではなく、
仕事・職業として10年後、30年後も当たり前のように存在している、
求められるものにしていくために、協会として今後もっとビジネスとして続けていくためのサポートをすすめていきます。
このブログも初心に戻り、片づけのプロになり起業する方法について、
役に立つ情報発信を継続していきたいと思います。