ロス到着3日目も夕方まではプロのオーガナイザー宅訪問と、ちょこっと観光・収納用品専門店視察ツアーで、朝一からこんなバスでの移動です。




三軒目のお宅は前の二軒よりは小さなお宅でしたが、それでも日本の感覚からすると、十分大きな家ですね。(2500平方フィートとのことでしたので、だいたい230㎡程度の広さ。)



Holly Helpという屋号でオーガナイザーとして活動しているホリーさん宅です。


写真は彼女のHPからお借りしています。

彼女は一人暮らしの時に300平方フィート(約28㎡)のゲストハウスに住んでいたこと、今のご主人と二人で暮らし始めた時に住んでいた前の家も500平方フィート(約46㎡)だったということからオーガナイズに目覚め、プロのオーガナイザーになったという方。


そのため日本人にも取り入れやすい収納の工夫も多いため、数回にわたり、ご紹介できればと思います。(お子さんはおらずご夫婦二人暮らし(+猫)のお宅です。)



玄関入るとすぐにリビング。


玄関扉の前からの写真なので、そんなに広いリビングではないことがわかると思います。(日本と比較するとやっぱり広いですけどね。^^;)



ピアノ右横の白い扉は階段下収納で、日本でもよくある玄関収納として使われています。


靴はクローゼットに収納しているため、ここには日常使いのかばん、ストール、帽子、アウター等が収納されています。


また不要なもので寄付するものや誰かに渡すと決まっているものなんかも、ここにまとめられています。エコバックや紙袋に入れた状態で、すぐに持ち出せるようセットされています。


おもしろいなと思ったのが、アウター等の洋服をかけている下にこっそりランドリーボックス(写真の白い穴の空いたボックス)が置いてあり、洗濯用の衣類をいれる場所として配置されていました。
もちろん別途バスルームにもランドリーボックスはあるのですが、バスルームは2階ですし、玄関やリビングルーム近くにもう1つ置いておくというのは、案外いいアイデアかもしれませんね。




写真にはほとんど写っていませんが、玄関入ってすぐの右壁面にあるこの家具。
ぱっと見はわかりませんが、書類や文房具、オーガナイザーとしての仕事に使うグッズ、日常的に使う様々なものが収納されていました。





上段のガラス扉の部分はごちゃごちゃ見えないよう、トレイに入れている雑多な書類に目隠し用の布をかけて、黒っぽい収納家具内部と一体化させるようにしていたり、箱の中に入れることで、スッキリさせる工夫がなされており、ちゃんと飾り棚風に。

ここに請求書だの、諸々の書類たちが収納されているとのことですが、ホリーさん用、ご主人用と別々に収めているため、トレイや箱は2つずつ用意されています。




 

文房具や郵便物は引き出しに。



下段はこちら。

こういう開き扉の棚収納って意外と使いにくかったりするのですが、こちらも取り出しやすく戻しやすいよう収納されていました。


例えばオーガナイザーとしては仕事道具でもあるラベルライター(アメリカのオーガナイザー御用達のブラザーのピータッチ)なんかは、ジッパー付きの透明ビニールケースに入れられた状態で、すぐ持ち出せるようになっていました。

つづく