ライフオーガナイザー高原真由美です。
こんな仕事（ライフオーガナイザーでその協会の代表理事）をしていると、当然のように片付けや整理の達人
と勘違いされることが非常に多いのですが、自分で言うのもナンですが、昔から片付けや整理で一度もほめられたことがないどころか、いっつも
「はよ、片付けてー
」
と言われていたほうが圧倒的に多い私。
さすがに最近はそれなりにオーガナイズできるようになってますが、母親（これがまた、ものすごくキレイ好きなお人です
）だけでなく、会社員時代には事務スタッフにも散々迷惑をかけてきたという過去も
そんな私がなんでライフオーガナイザーとなったか
今日明日はそのきっかけについて、書かせていただきたいと思います。
遡ること20年前。新卒で髙島屋に入社した私は、百貨店の売場ではなく、法人相手の外商という職場に配属されました。入社して３年くらいたった頃、得意先の会社が会議室をリフォームすることになり、そのリフォームの仕事を受注。（実は人知れず百貨店ってものすごーく幅広い商材を扱っていたりします
）
社内の別部署のインテリアコーディネーターの先輩女性と一緒にその案件を手がけたことがきっかけで、インテリアコーディネーターの仕事に興味を持つことになりました。（またその先輩がすごく美人で素敵な女性だったことも、憧れの仕事となったひとつの要因かもしれません。）
でも大きな会社で全然別の部署に異動するということは、入社数年で実績のない若手にとっては結構難しく、なんとかアピールしないと
ということでとりあえずインテリアコーディネーターの資格を取るために勉強し資格を取得、その後すぐ家具売場に異動願いをだしました。
知っているかたも多いと思いますが、百貨店の家具売場って………
今もそうですが、その当時もすでに人気のない売場となっていたため（当時の花形はやっぱ婦人服か食料品かな。今もかな？）、異動希望者も少なく、鳴り物入りで迎えいれられたわけで
ハイ、このあたりはしっかり計算していましたね
で、家具売場で１年販売の仕事を経験後、念願のインテリアコーディネーターの先輩女性と同じ部署に異動が叶い、憧れのインテリアコーディネーターの仕事をさせてもらえることになったわけです。
が………。
もちろん資格を取っただけで、家具売場の販売経験が１年と多少の営業経験があるだけの、他にはなーんの経験もない私が、そんなに簡単にインテリアコーディネーターとして仕事ができるはずもなく………。
インテリアコーディネーターの先輩女性のそのまた先輩（私より一回り上のめちゃめちゃ仕事のできる人）から、しごきにしごかれたわけで。（苦笑）……その方は今も私師匠の一人で、ずっと親しくさせてもらってるので、こんなこと書いたらまた怒られるかも
本当にいろんな失敗や失態、恥ずかしいことを山ほどしながら、それでもやりたかったインテリアコーディネーターという、非常にやりがいのある仕事をさせてもらえたため、楽しくて楽しくて非常に充実した日々を送っていました。
転機は入社10年近くたち、その先輩たちも別部署に異動、私も育児休業から仕事に復帰した、という頃だったでしょうか。
出産前に快く「早く復帰し、今までどおりがんばって。待ってるから」と言ってくれていた元上司が定年退職し、育休前とは上司が変わっていて………。
育休明け寸前に挨拶がてら元部署に寄ったところ、開口一番、
「時短勤務するような仕事のできんヤツはいらん」
的な発言
そしてそれだけでなく、そのままの言葉で私のいない間に職場の皆さんに熱く語っていたらしく
百貨店は女性（というかお母さん）に非常に優しい会社のため、産休・育休をしっかりとれるだけでなく、復帰後は時短勤務も選択できるすばらしい環境が整っています。
が、私は会社の職種でいうと「営業職」となり、残業が日常的な部署だったため、
時短勤務を選べばどの部署に配属されるかわからない
OR
元の部署に戻りたければフルタイム勤務で残業は当たり前
の選択を迫られました。人事部にも営業職で時短勤務は前例がない、といわれ。
で、結局上記の上司からの売られたケンカは買わないと！ということで、フルタイム勤務で元部署に戻ることになりました。（いや、買わなくてもよかったんですけどね。）
なんとかその上司の鼻をあかそうと、必死で仕事をがんばる私。（低い次元の争い）
夫や夫の両親、選択の余地なくお願いせざるをえなかったベビーシッターさんのご協力の元、なんとかみんなで１歳半の娘の保育所への送迎やお世話ができるシフトを組み対応できる体勢に。
保育所からの携帯コールにビビりながら、それでも職場の同僚（50代の男性、シングルの40代女性が中心）と同じように仕事ができるよう、それはもう本当に仕事中心の毎日で。
片付けの苦手な私がこんな毎日を過ごしていると我が家はどんな状態になるか………（ちなみに夫は私よりも片付けが苦手
つきあっている時、彼の部屋に行った時は度肝を抜かれました………）
ご想像どおり大変な状態になるわけで。
明日（その２）に続く……。
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