赤塚 今は何が問題なの。人余り?

青木 金融庁は、資本市場のレベルを上げたいんでしょ。全ての議論のゴールはそこだと思う。金融庁は会計士、実業界の隅々まで行きわたってない。もっと行きわたるように、っていうんで上から目線で改革をやってたんだけどうまくいってないよね。

黒田 そこだよね。

緑川 そこで思うんだけどね。市場の信用を高めるのが最初の目的だと思うんだけど、海外には、危険な市場が沢山あって、バンバン上場させちゃいますと。でもねそれが、市場に活力を生んでたりもするんだよね。

一同 うんうん(笑)

緑川 だから日本って若干コンプラばっかりやりすぎて、コンプラ不況とかあるじゃん。

赤塚 あるね。

緑川 ほんとがちがちにやるよね。それってホント単純に社会から活力奪ってるし。お金もガンガンかかるわけじゃん。証券会社からガンガンきて、俺らも行って、銀行からも行って、東証にも行って。そういうのって逆に良くないんじゃないかなと思うだよね。でね、本当に極論を言うと、ざるでいいんだよ。ざるでもね。それでうまくいくならそれでいい。

赤塚 大きな問題が起きなければ?

緑川 そう。上がってから、順番に整えていってもらえたらいい。もう上場しちゃってる会社についても緩くやるところは緩くやればいい。Jsoxとか。で大きい問題だけないようにして、どんどん市場に活力を与えてもらう。

青木 中国なんかそっちだよね。

緑川 まぁ東証とかのチェックはちゃんとくぐりぬけてもらう必要あるとしても。現状やりすぎな気がするんだよね。

一同 うん。やりすぎだとおもう。

緑川 だってさ、日本の企業が、海外の市場で上場したりしてるじゃん。シンガポールだっけ?なんだよそれって話じゃん。

赤塚 日本での上場はコストもかかるしね。

緑川 いやほんと高いと思うんだよね。それでも日本より安いってこと。

青木 いまここでみんなで時間をとって議論したいなって思ってたのは、金融庁が目指すゴールっていうのが腑に落ちないんだよね。抽象的で意味は分かるんだけど、なんかレベル高くなればいいんじゃんみたいな。  

例えば、他人と比較して自分の価値を高めるっていうのはあるじゃん。じゃ日本市場を何かと比較して高めるっていうのか。じゃアメリカやイギリスと比較して劣っているかっていうと何を持って劣っているっていってるのかよくわからない。

その時、IFRSの視点って大事だと思うんだけど。IFRSになって、日本はかなり主導権を握るようになってて、銀行の持ち合い株の話をこそっと入れたとか、それは日本の政策的配慮をIASBに無理やり入れ込んでこれはかなりできた。もしアメリカが主導権握ってIASBに入ってたら日本はそこまでタッチできなかったけど。今の段階からIASBの作りこみにかかわっていくことでかなり主導権を握れたかなと。そういう意味でのIFRSを日本が採用してイニシアチブをとるとか政策的な配慮なら分かるんだけど、じゃあ日本が何か監査の技術的に劣っているのかっていうとないんじゃないかなと。おれはね。なんでね、なんのためにそこまでやりたいの?っておもっちゃう。

緑川 完全にやりすぎなんだよ。なんか劣ってるっぽくない?みたいな感じで進んじゃってるんじゃないかな。お尻の穴まで綺麗にしたいみたいなウォシュレット的発想。



赤塚 ちょっと話が戻るけど、やっぱり一般企業で、例えばM&Aする時とかに、能力として、内部に分かってる人が欲しいって話じゃないの。

桃井 私も、青木君が言うように市場の信用っていう意味ではもうかなり高いレベルにあると思うんだよね。ただ、市場じゃなくて、もっと広く経済のレベルを上げるみたいな。もう少し、企業内部の財務会計周りのコントロールレベルを上げる。世界で戦えるレベルに上げるっていう。

青木 それって会計の話になっちゃうのかな?意外にそこは会計が関係ないんじゃないかな。

桃井 そう?そこ目指してるんだったら会計知識を持った人をいっぱい増やしてっていう話になるのは私は分かるんだよね。

青木 わからない。なんで会計士を増やすと一般企業の財務会計周りのコントロールレベルがアップするの?

緑川 まぁ会計士でも、一般企業で戦略の意思決定レベルに関われるような人間がたくさん出てきてほしいって書いてあったけどね。

桃井 わたしは、世界100カ国にブランチ持ってて、資金がどこの国の財務会計も支援できるような知識を持った人間を増やしたいって意味かと思った。

青木 わからない。全然わからない。それは会計士じゃなくていいんじゃないかな。

金子 そうそう。実はそういうのって、会計士全然関係ない。スキーム組む時に一人会計士がいればいいだけの話。だからそういうところが、経済のレベルを上げたいっていう話なのか資本市場の信用性を高めたいのかっていうのかよくわからない。

緑川 おれ思うんだけど、その市場の信用はもう十分だよ。もういいよ別にって。やっぱなんかあるし。問題起こすやつは問題起こすし。それを潰せって話だけど、まぁ今でも、都度都度、制度を改正して、全力で潰してるけど、それでもあるときはなんかあるでしょ。いつまでたっても、いたちごっこが続くって思う。コンプラは今の時点で十分やってると思う。市場を通じて資金調達をする時の開示のレベルっていうのはもう十分だと思う。だからそれとは別に、日本経済全体っていう視点で見た場合に、会計的思考で企業戦略に関われる人が少ないんじゃないかっていうのはやっぱりあると思う。だからこれからの会計士は監査やっちゃだめなんだよ(一同(笑))

青木 ああ。それは分かる。これからはバジェティングとかに関われるようにならなきゃねっていうのはあるよね。予実分析ちゃんとできるような会計士にならないとね。だからそこまでね、考えが至った場合に会計士制度でそれをまかなうのは無理なんだよ。

白田 ああ。

黒田 ああ。

金子 そうだね。

白田 会計士制度って監査っていう独占業務があるから成り立ってる資格でしょ。それを監査ができない会計士を会社に入れて、社会のレベルをあげるってそもそも無理な話なんだよ。

緑川 まぁ現状と何も変わらない。若干、一般的な知識が増えるだけでね。

白田 そう。だから監査士じゃなくて会計士を増やそうとして、だって独占業務がないのに、会計士なんかになりたい人なんかいないと思う。

青木 独占業務がなかったらなりたい人いないかな?ステータスが高ければなりたい人はいると思う。

赤塚 たいして高くならないと思う。

青木 会計士っていう資格で一般企業に入って、ステータスが高くなるようにがんばればいいんじゃないかな。監査やるから、すごいって言うんじゃなくて、監査できなくても会計だけですごいってことになれば大丈夫なんじゃないかな。

金子 いや、そんなに高まらないから。USCPAみたいな位置づけになるよ。外資系の企業行くとUSCPA持ってる人いっぱいいるじゃん。でもUSCPAとしてAUDITしてるわけじゃなくて、まぁ少し会計のことも分かってますよっていう箔をつけてるだけ。

青木 まぁ会計のスキルをもってるっていうのをアピールする道具にはなってるよね。それには一定の価値があると思ってて、これからの日本の会計士もそうなればいいと思うのね。例えばUSCPAより日本の会計士の方ができることって何かな。税務。まぁ現行の会計士試験から監査論を切り取った試験をすればいいんじゃないかな。おれは十分、能力高い人って証明になると思うよ。あなた監査論やってないから監査のこと全然わからないですねって。確かに私は監査論全然やってないから残高確認状とか監査のこと全然わからないですけどね。でも監査論以外は監査士と全く同じです。っていったら知識の証明にはなると思うけどね。監査のアプローチは僕には欠けてるけど、それ以外の議論ならちゃんとできますよっていう証明できるかな。

黒田 青木君の行ってることを実現するには会計業務っていうのを何の独占業務でもないのに非常に高いスキルをもってるって社会に認知されないといけないんだよね。

青木 そうそう。

黒田 でもそれがないまま、制度をどうかしようとしてるからよくわからないことになってるんだよね。





青木 あと別件だけど、おれは正直これから監査業界儲からないと思ってて。転職しようと思ってる。監査って法律で守られた独占業務なんだけど、それって儲かるからみんなやってるんであって、これからはどうやっても儲からない仕事になると思うんだよね。だから教師みたいな感じになると思う。儲からないんだけど、安定してる仕事がいい人は監査士になればよくって、でも今までみたいな職業的な魅力はなくなると思ってて。なんでかって言うと、監査制度始ったのは50年前で、そのころも独占業務でもうウハウハだったわけ。向こうは先生先生っていって接待しまくりなわけよ。で50年経って、監査報酬値下げするとかいう話になってるわけ。業界全体シュリンクしてて利益率も下がってる中で、優秀な人は監査士じゃないほうにシフトすると思うんだよね。

白田 儲からないからって優秀じゃない人しか集まらないっていうのは必ずしもそうじゃないと思うけどね。

青木 そうすると理念とか理想、安定しか残らないと思う。それでも監査法人に残る人は理想が好きな人しか残らない気がする。監査法人に残って監査することに何らかの理念を感じられるならいいんだけど。現状維持大好き的な人しか残らないとか。

金子 もう公務員でいいんじゃない。

青木 一時期おれも思ってたことがあった。

赤塚 いやそうしたほうがいいよ。

白田 いや、だから監査業務って独占業務じゃないといけないと思うんだよね。監査は対象から利益貰って、でも監査するっていう価値があると思うよ。

赤塚 まぁおいといて、日本経済のために、財務会計のコントローラできる会計士を増やそうって、もう監査とは全然関係ないって話だよね。





桃井 そこまで議論が行ったところで、もう一つ先に行くと、あの八田先生もそんなこと言ってたと思うんだけど、会計士と、監査士で分けた時に会計士の人はどうやってレベルを高めるかって話が出てくると思うんだよね。いまはみんな監査法人に入っていろんな企業にお邪魔して、いろんな手法を見てレベルは高くなるじゃん。でもそれが、監査士しか監査法人にはいなくて、監査法人に入れない会計士はどうやってレベルを上げたらいいんだって話があると思うんだよね。

緑川 いや、おれはレベルは上がらないと思う。監査法人にいたらさ、朝から晩までずっと会計のことやって、で、友達もみんな会計士で。

雑談も会計で(一同(笑))

って感じになるじゃん。でそういう環境で四六時中、十何年も実務と研修と環境とで分かるレベル感ってあるじゃん。じゃ普通に会計士試験受かって一般企業入りましたっていったら、同じように成長は厳しいんじゃないかな。。

白田 まぁ年間何単位とか決めるだろうね。FPとかも年間何単位とかあるよね。実務補修所みたいな一年目210単位だっけ。ああいうのは現実的じゃないけど20とか30とかありえると思う。

緑川 いや。座学で30単位なんか大したことない。やっぱ監査法人はいって実務やっててさらに200単位とか座学やってるから意味あるんだよね。

金子 俺は、監査法人はいって、良かったなって思うのは、いろんな会社の内部に入れたこと。でも実際にAUDITの知識くらいしか付いてない。この後10年経っても多分、○○メソドロジー位しか分からないし、監査はどういう書類をそろえれば成立するのかなっていうのは分かるけど実際企業内部で、仕訳バンバン切れるか税金ガンガン組めるかっていうと話は全然別で。

お前何やってるの?って言われて会計士とったんだけど、監査法人行かなくて外資系の企業に勤めてるんだとかいうのはOKだと思うんだよね。それぐらい、監査っていうのは会計という知識のうちの一部のツールでしかなくなるようなイメージ。おれは。可能性はあるかな。そうあるべきかな。

赤塚 わかる。そういう話わかる。いままで何年間か働いて来てみて、ほんとに監査の知識しか身に付かなかったのか。監査法人いたからこそ会計士としての知識を身につけることができたのか。

青木 ちょっとおれの意見なんだけど、おれはもともと監査人になりたくて会計士になったわけじゃないんだけど、まぁ理念に共感してちょっとやってみたいと思ってやってるんだけど。世の中見てると実際は理念だけじゃないっていうのは、監査法人に入って分かった。金子と同じで、基本的には監査のアプローチは分かったなっていうのはある。でもこの監査のアプローチっていうのは誰でもできるのね。ちゃんと学べば分かる。でそれって、人数増やせばあるていどできる人は増えると思うのね。でもそれは俺にとって魅力なくて、じゃ俺じゃなくてもできるじゃんって。

でね話を元に戻すと、監査以外のことが学びたくなった。で三菱商事で最初から経理担当で入って、子会社の管理をずっとやり続けて、時々現地の会社出向して、会社を立て直すっていう経験を20代なのにしてる人がいて。じゃ僕と比較したときにどっちの方が財務経理で能力たかいかっていうと、やっぱ向こうは実務ベースで上がってきてるし、おれは監査ベースで落としこんでるなってことになると思うんだけど。監査のアプローチっていうならおれの方が強いけど、じゃどこに行っても会社立て直すターンアラウンドマネジャ的なことできるんだそれは監査人にはできない。じゃ、知識レベルはどっちが高いかっていうとこっちの方が高いし、開示のレベルとかも違うと思うんだけど、やっぱ現場レベルでは弱くて、でも俺はそっち方向行きたくて、変わろうと思ってるのね。いま監査法人に入っててすごい勉強になってるのは、やっぱり監査法人にいないと見れないこと分からないことを勉強させてもらってるからだと思うのね。それはやっぱり独占業務ならではのすごさだと思うのね。

じゃ○○○○○(外資系金融機関)でアナリストやってる人と比べてどう違うのかっていうと、おれはあんまり遜色はないと思ってて、おれは雑収入の内訳をみることができていて、彼らは雑収入の内訳は見ることができなくて、でもあらゆる企業を分析してて、どの財務指標がどう会社に影響を与えてるかを知っていて結構同じことを隣り合わせてでやってると思う。だから○○○○○のアナリストの人が聞く質問と、会計士さんが聞く質問が実は同じなんですよって言われたりする。逆に、アナリストの人はこういう質問をして来てて、なんで会計士さんは質問してこないんですかって不思議ですねって言われた時に、やばいおれなんか洩らしたかなって。数字にインパクトあるのにおれ追えてないじゃんって悔しさがあってね。

で何が言いたいかっていうと4大監査法人とか、監査法人が持つりリソースってものすごく大きいのね。だって内部情報をため込んでて、○○で言うとインダストリ分析ってやってるよね。小売業はどういうマーケットがあって、トップテンはどうなっててって。これって、監査法人にしかできない。内部情報すら持ってやるっていう。これは学ぶべきだけどじゃ、それ○○○○○やってないかっていうとやってます。アナリストレポート集めてやってます。内部情報完全には見えてないけどかなりきわどいとこまで集めてる。だからどういうことが言いたいかっていうと、そういうチャンスがあるかっていうと今は監査法人は今はすごいチャンスがあるんだけど、じゃ戦略的な人間を作るかっていう話になると、そういうチャンスをいかに監査法人の中で作るかっていう制度の整備の話になると思うんだよね。

今行くなら、投資銀行の一部か、コンサルタントの一部か、監査法人かっていう話になると思う。チャンスは監査法人が多い。あっ、あとたまに会う外資系事業会社の人は、幹部コースでいきなり無茶ぶり的なことさせられるけど、CFOに近いような作業それをやり続けてるって。そういうチャンスがあれば人は伸びるんだなって。そのチャンスを作るかどうかの話になるかなと。会計士っていう新しい資格を作っても、そういうチャンスがあれば人は育つのかなって思う。

緑川 じゃ会計士っていう資格を作るからあとはみんな頑張ってっていう。

青木 うん。。とりあえず資格を作ってしまえばあとはみんな若いから行くぜ!!っていう。

緑川 まぁ一つの資格のカテゴリを作って、あとはみんなお好きなようにそら行けって!頑張って資格取って、就職できない人あふれてても、財務会計と関係ない仕事に就くしかなくても、その人の問題ですよと。。制度のせいじゃないよ。そんな感じですけど。制度を設計した人の問題になりそうだけど。。なんか第一回の最後です。

一同 まとめに入った(一同(笑))

緑川 最後の方に、会計士合格者の補習は会計士協会が行っております。これは費用が本人負担で、しかも夜やっております。弁護士と全然ちがうじゃねーかというコメントが付いてますけど。なんかご意見ありますか。

白田 弁護士って、報酬はでなくなったんだよね。

金子 あれひどいよね。まじ貧乏。

赤塚 弁護士は、修習終われば資格取れちゃうんでしょ。ちょっと遊ぶ一年みたくなってる。

青木 俺らも、合格して一年間、補習所漬けでそのあと就職でって考えたら、監査以外にも行く可能性がある。それはその時点で資格が取れちゃうからね。あと監査法人からの人材の流れが滞ってるのは、やっぱりなかなか資格が貰えないからってのはあるからね。資格あればすぐ、独立ってのあるよね。あとは監査法人は一回出るともう戻れないっていうのもあるよね。

黒田 実務補習のことについて言うなら今でも効率的なんだよね。監査法人にいる人から見るとね。

白田 監査法人にいない一般企業の人から見ると、大変だよね。平日夜三時間とか。じゃイーラーニングで三時間できるかっていうと厳しいし。

緑川 イーラーニングは増やした方がいいと思うけどね。僕らもさ、現場を五時半とかにでないといけないとかって間に合わないんです。遠い現場だと4時半位には出ないと行けなくて、市ヶ谷行くとかさほんと無駄なこと多すぎる。

赤塚 テストだけやればいいんじゃない。

黒田 テストだけでいいんじゃない。

桃井 テストだけでいいと思う。

金子 それでいいよね。補習せずにテストだけする。

緑川 いやもう、実務補習ってテスト10回あるじゃん。試験だけやるっていう。かなりみんなまじめに勉強すると思う。

白田 効率的だよね。

青木 絶対頭に詰め込むよね。見たい人は、イーラーニングで。低コスト。

白田 面白い話は聞けなくなるけどね。

青木 面白い話は皆するわけじゃないから。

赤塚 補習所の友達ができない。

緑川 情報の共有ができない。そこでしか集まらない情報あるし。

青木 確かに。他の法人の友達ができなくなっちゃう。エバーグリーン(泊まり込み研修のホテル)だけ行けばいい。

緑川 年間3回位エバーグリーンにいく。どうせ楽しいし。

白田 エバーグリーンも一般企業の人はいけないっていうよね。

赤塚 土日にやればいいじゃん。

緑川 金曜日の夜に、じゃ私いまからエバーグリーン行ってきますのでっていって(一同(笑))新宿に集合で、土日エバーグリーンで、月曜の朝にそれぞれの監査法人にバスで乗り付ける。過酷だね(笑)。

青木 なんか実務要件2年間が一番、これが一番、会計士が一般企業に就職するのを阻んでる気がするんだけど。

赤塚 実務要件を廃止することで何を恐れてるのかな?

金子 実務要件なくったって、結局、実務してなきゃ使い物にならないんだから、それはその人を採用する監査法人なり企業なりが人ごとに判断していけばいいことだと思うけど。

桃井 実務要件なければみんな、もっとはやく一般企業に行くよね。

青木 監査士にだけ実務要件をもうければいいんだよね。会計士には実務要件いらないよね、



緑川 じゃそろそろお開きにしますか。

桃井 総括して。

緑川 えっ?総括(笑)みなさんすいません。繁忙期の朝早くからありがとうございました(笑)でもやっぱりみんなで話すといろいろ視点があるんだなって。監査法人にいる三年目っていう極めて貴重な視点からの会話が繰り広げられたんじゃないかなと思います(笑)



ありがとうございました(一同(笑))

~拍手~終了


















1より→


緑川 OK休憩やめて、ちょっと、もどろう。もっと揚げ足取りでいいよん。

桃井 いまM&Aの話しあったじゃん。外部の方がいいみたいな。いや内部にいた方がいいよね。

赤塚 なんか責任問題は別にして。監査でもよくやるけど、外部の証明が本当にいいのか。本当にうちにあっていて、でそれで本当にその方向ですすんでいいのか。内部に判断する人がいない。、あっそうですよねっていって、のっちゃって失敗したら、上の人は、責任は免れるからいいけど、会社にとって経済にとって良くないんじゃないかと思って。

青木 そうだね。

白田 そうだね。

黒田 それすごく思う。確かに外部の人がいくらやったって、わかんないところはある。

桃井 それに結局出てきた結果を読める人間がいるわけだし。もう経営者が会計分かればいいんじゃん。

赤塚 じゃ会計士が経営すればいいじゃん。

緑川 いやそれはちょっと(笑)

黒田 いまの監査法人の経営を見たって(笑)

赤塚 センスねーな(笑)

金子 ない(笑)

白田 それはないな(笑)





桃井 さっき入り口の資格を一個つくって、入り口を二段階にするって話があったじゃないですか。でその一個下の資格って、簿記一級と何が違うんだっていう。

一同 (笑)

緑川 確かに。

白田 簿記一級って難しいよね。

青木 うん。むずかしい。

一同 むずかしい(一同うなずく)

赤塚 まぁちなみにおれ持ってないよね。

緑川 ほんとですか?

白田 会計士で持ってない人結構多いよね。

金子 おれも持ってない。

緑川 会計士試験の簿記とか解けるんだったら、半分くらいの時間で、一級解けるけど、それにしても難しいよね(笑)

青木 いやむずかしいよね。おれ落ちたもん。

白田 おれも何回も落ちた。

青木 その時は、簿記は会計士と変わらないかと思っちゃったもん。まぁもちろん論点とか少ないんだろうけど。網羅的に勉強するって意味では、違うけど。難しい。

桃井 一級と違う点があるとしたら、企業法、金商法。法律を知ってるか否かっていうところが違うって思う。

赤塚 会計だけだもんね。しかも計算だけか。ほとんど理論ないもんね。

金子 だから、簿記一級の人はM&Aの仕訳は切れるけど、M&Aで起きる税務の問題とか、法律上の扱いとかはわからないよね。

黒田 まぁ会社法っていうバックグラウンド大きいよね。

一同 大きい大きい。

白田 例えば、例えば、組織構造とか。

桃井 そうそう。例えば、株主総会があって、取締役会があって、監査役がいてとか。

青木 あーそこから。

黒田 配当計算とかも会社法だよね?

白田 そうそう。

赤塚 じゃーやっぱりそこは違いが出せるんだ。

緑川 今日、この場では、先ほどから話題に上ってる、いわゆる一段階目の人を会計士と呼んで、二段階目の人を監査士と呼ぶようにしようか。



赤塚 税金は?

青木 税金はやるのかな?一段階目の人は。

白田 いや。やるでしょう。

赤塚 でも税理士会の人は税理士つけたくないみたいだよ。

一同 そうそう(笑)

赤塚 監査士は仕方ないけど、会計士にはつけたくない。

黒田 でもワンセットだよね。実務からすると。

白田 そうだよね。そこ分けるなって話だよね。

緑川 そこが簿記一級との差ではあるよね。

金子 会計士も税理士になれればいいんじゃない?(笑)そうすればみんなハッピー(笑)

いや、みんなかどうかは知らないけど(笑

一同 (笑)
緑川 いやーでも、税理士の人って、本当、会計分かってないからね。

青木 いや。連結分からないとかほんとありえないでしょう!

緑川 なんかさ、意味不明なこと言いまくってるからさ。棚卸資産の時価の話してるときにさ、根拠資料として企業会計原則とか持ってきてさ(一同、爆笑)。どこどこ?みたいな。通達とか持ってくるんじゃなかった。


金子 今の私たちが監査士になって、税理士になれて、いまの税理士の人たちが会計の勉強したら、会計士になれますよって言って。会計士の上に税理士と、監査士がいるっていうのはどうかな。

桃井 税理士に、連結とかIFRSとかの会計士の会計の試験をうけてもらって、それに受からないと会計士にはなれないっていうことだね。

白田 じゃ税理士の簿記と財務諸表にIFRSとか連結とか出してもらって、最低限IASの何号ではいまどういう話が出ててってとこまで把握してもらうような試験にしたら。

青木 えー。無駄だよ。中小企業はIFRS関係ないから。

緑川 そうそう。

白田 っていうか、税理士の人が会計士を取るメリットがない気がする。

緑川 ない。

黒田 ない。

赤塚 ってかおれたちの業界はどうしたいの。

金子 それは、日商<税理士<会計士<監査士でしょ。(一同、(笑))

赤塚 じゃ逆に税理士業界はどうしたいの?最近、会計士調子のってるけどどうする?って時に。

金子 それは、日商<会計士<税理士=監査士にしたいんでしょ。監査士と税理士を同格にしたいって言うか。

白田 っていうか、今も税理士の人は会計士と同列だって思って話してるよね。おれさ、今すごく思ってるのは、こういう体制になってるから、税務と会計が乖離してる。それによって弊害がおきてるんだよね。

青木 全くそう思う。

緑川 これってさ、日本経済にとってすごく無駄なんだよね。

白田 そう無駄。

黒田 そうすごく無駄なんだよ。その業界同士のけんかのコストを企業が支払ってるわけだからね。いまは両方に聞いてるわけだし。

桃井 今ってさ、わたし会計分かるけど、税金はわかりません。私、税金分かるけど、会計はわかりません。って、人が分かれちゃってるじゃん。

緑川 やっぱ別れてるのおかしいんじゃない?

白田 だからどっかで一本化しないといけないんだよ(笑)

金子 でもさ、税理士の人って、自分たちの価値を高め続けないと、自分たちが消えちゃうの分かってるから。やっぱり既得権取られちゃうから。

緑川 能力の問題にすり替えられてるけど。会計士が税金分からないっていっても、一様、租税法は試験にあるから、大原の税理士講座のテキストと同じものつかって勉強してるし、受かる人増えたからって、会計士試験は合格が難しい試験だし。税理士って、税務署のOBとかも沢山いるでしょ。あと、かなり沢山の人が大学院経由でマスターとかダブルマスターとかでなってるわけじゃない。自分たちの資格に対する自己言及性が欠けてるよね。

赤塚 おれはあるべき論で語りたいんだけど、税理士さんに会社法の勉強と会計の勉強をしてもらってまず会計士になってもらうのさ。で、会計士は税理士にも、監査士にも進めるようにするのさ。だから意外と、最初の第一段階を、税理士と会計士でくっつけちゃうのがいいんじゃないかな。

青木 これが日本がやるべきことだと思う。

白田 いま聞いてて、現実的に問題になりそうだなって思ったのが、一般企業で税理士の人って結構多くて、結構、税務対策のために働いてたりするだけど。今の話をそういうところですると、ブチ切れられる(笑)

赤塚 ってかさ、現状でもすでに企業にはさ、会計とか税金とか詳しい人ってかなりいるよね。

黒田 おっきい企業にはいるけど、ほとんどの企業はちっちゃいし、ちっちゃい企業にはいない。

白田 この懇談会ってさ、大企業の人しか出てないからね。

なんか話が迷走してきた(笑)



緑川 ちょっと戻すと、会計士の試験は、簿記一級よりは若干むずかしくするけど、それほどは難しくはしないってことだろうね。

白田 でもさ、簿記一級もってたからって企業で優遇されてるかっていうと全くされてないよね。

黒田 結局さ、排他的な専門業務がないと、無理なんだよね。意味ないよね。

青木 まぁ全体の底上げにはなるんじゃない。

緑川 でもさ、一般企業に就職する段階でその会計士を取ってないといけないんでしょ。就職するってことは、大学三年の夏の試験が最後の試験なわけじゃん。ってことは、そこそこ入るのが難しい大学に苦労して受験して入って、その直後に即効、会計士の受験予備校にはいってほかの事はすべて捨てて会計士の勉強始めても、大学二年の夏と大学三年の夏しか会計士試験受けられないじゃん。その二回しかチャンスないよね。

金子 そこまでリスクとってとる資格かってことだよね。

青木 それともそれでも受かるくらい簡単な試験にするかってことだよね。

桃井 確かに簡単にしないと就活には使えないよね。

青木 経理入りたいなら会計士ないと入れませんみたいな形にすると。

緑川 結局さ、間口を広げて、社会人経験のある人とか若い人とかをもっと増やそうとすると、試験は簡単にならざるを得ない。

白田 大学三年の夏時点で簿記一級っていうのがそもそも難しい。

緑川 簿記一級より難しくて、監査士より簡単っていうと、そうとう難しい(一同、(笑))それを取ってから、一般企業行くって言うとなんか、疲れちゃうよね。大学入ったら、ちょっとは遊びたいよね。試験自体は簡単になるってことでOK?受かる人多ければ、結局就職できない人があふれて今と何も変わらないけど。。



赤塚 資格をとるために大学卒業要件を入れるっていうのはどうなの?

緑川 ああ。じゃあそっちの話に行きますか。海外と同じにしないといけないって考えるんだったら、大学卒業してからじゃないと受けられないのかな。

白田 前と、同じにしたらいいんじゃないかな。大学二年迄が教養課程っていう前提で、3年から受けられるっていうの。

金子 おれも、大学に行かないで十代の人が会計士試験受かっちゃうっていうのはどうかなっておもった。

赤塚 それって年齢の問題?

金子 うーん。八田先生の口調からすると国際的なレベルに合わせると監査士の方は、大学に、みたいな話をしてるよね。

白田 相互資格認証の関係からするとそういうのあるかもしれない。

緑川 いやでもさ。おれ思うんだけどさ、大学に行くと、周りがみんなやってるからっていう理由で、会計士勉強始める人って多いじゃん。だからエスカレーター式みたいに、みんなでヨイショっていってなる人多いけど。大学行ってない人って、道なき道をはしって会計士になってくるわけじゃん。ほんとすごいんだよね。周りに何人かいるんだけど。やっぱりみんなすごいんだよね。やっぱ超仕事早いし。なんか高校の時、全国簿記大会一位でしたみたいな(一同、(笑))

黒田 懇談会に書いてあった10代の合格者の人だけど、受かった年と就職した年が違うからそんなに問題にならないと思う。就職しなきゃ悪いこともできないわけだし。

桃井 じゃ別に今のままでいいってこと?

黒田 まぁ今のままで害ないと思う。どうせ就職の段階で絞られるんだからあんまり関係ないと思う。

青木 資格の付与は早くてもいいんじゃないかな。

緑川 まぁ単純に形式的に、年齢とか大学とかで海外と合わせるようにしてみましょうねみたいな話をしてるんだろうね。

黒田 結局、大学いったからなんだっていうんだっていう大学の教育の問題とかもあるからね。大学で教養が身につくのか疑問なんだけど。

緑川 身につかないですね。

黒田 時間があるから触れ合ったりして人生経験できるのはいいと思うけど、資格要件にするほどのことじゃない。世界的な水準に合わせるって言うだけの話でしょ。

青木 監査士はそうかもしれないけど、会計士は別にいいんじゃない。だって、簿記一級よりちょっと難しい程度なんだから。

緑川 そうだね。大学卒業を要件に会計士受けるといったら、就活の時使えないじゃん。

赤塚 ああ。そうだ。

緑川 だからなるべく早く受験を始めてもらって、即効、会計士は受かってもらってっていう形。





緑川 会計専門職大学院とかどうするのっていう話。だって大学院出たらもう最短で行ってる人でも24とかになってるわけじゃん(一同(笑))。

金子 うーん。おれは、資格の価値を上げていくって意味で言うと、間口を狭くするっていう点から、大学卒業を受験の要件にするのとかはありだと思うけどな。卒業してる中で競争してもらうとか。

緑川 まぁ形式的なの別にして、実質的には会計士試験受かるくらい優秀だったら、絶対大学なんか受かるにきまってるんだから行ったんさ、会計士なったあとに大学行ったっていいんだからさ。推薦入学とかで行けちゃいそうだし。



金子 別の話だけど、監査法人は採用人数をもっと減らしておくべきだったと思うけどね。大学とかで切るのは監査法人がやればいいことじゃん。実際300人も400人も採用しておいて、仕事ありませんとかっていう経営スタンスをとってるのはおかしな話で。金融庁から言われたからとか、協会から言われたからっていう話にはならないじゃん。死ねって言われたら死ぬのかっていう話で。

赤塚 俺らの合格年次くらいはね。いまは大手監査法人は相当絞ってるよね。新卒しかとってないとか、逆にうちの部署は年齢層高くて前職ある人が多いんだけど。いまは絞れてるよね。





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http://ameblo.jp/lifemodule/entry-10546884140.html




覆面懇談会~金融庁の懇談会について懇談しました~

第一回目の懇談会について



場所 都内某所のおしゃれ喫茶店の個室

日時 ある晴れた五月の日曜日、9am

人  仲良し7人(男6、女1)


入社して数年の大手監査法人勤務、会計士協会の準会員

勤務先は大手に満遍なく散ってる感じ。

赤塚くん、イケメンリーダー

青木くん、高級外車スポーツカーな人。

白田くん、いつも冷静な研究者。

桃井さん、かわいすぎるみんなのアイドル

緑川くん、喫茶店を予約した人&文章起こし担当。

金子くん、最近幸せな人

黒田くん、モテモテな人




緑川 じゃそろそろ始めますけどいいですか(笑)

赤塚 あのさ。だから、目的が何なのか分からない(眠くてキレ気味)。

緑川 まぁ全体的な流れとしては、いま、個々で読んだ金融庁の懇談会の内容について、おしゃべりをして、それを記事に直してブログにあげてツイッターでハッシュタグを飛ばすようにしたいのね。そのハッシュタグは政策の意思決定するような人も見てるっていうから、なんらかの良い影響があったらいいなって思って。

えっいま声拾えてるのかな?あっわからない。。じゃみなさん声張って。声張って(笑)お願いします。



緑川 じゃ皆さんおはようございます(笑)。

一同 おはようございマース。

緑川 えーと。繁忙期の日曜日の朝早くから集まっていただいてありがとうございます。今日は七人ですか(笑)みんなパブリックマインドありまくりですね(笑)

緑川 で議論の前提としては、公認会計士法の一条の、日本経済に貢献する寄与するって言うのがあると思うので、そのためには試験制度をどうやって変えていったらいいのかな?っていうのを前提に行きたいと思います。今日は日々みんなが思っていることを、懇談会のこの議事録を使いながらしゃべっていただけたらと思います。まずどっから突っ込んでいこうかって感じなんですけど。

赤塚 あのサ試験制度の話をするのか、公認会計士の話をするのか。

緑川 なんでもあり。とりあえず懇談会の第一回の記事よんで、なにか突っ込みたいところあったら突っ込んでっていう、まぁなんか気を使わない普段のおしゃべりみたいな。感じでいけたらなと。

青木 第一回の懇談会の記事をよんで、現場の若い僕らの意見を発信していくと。これは違うんじゃないかと、二十年後の未来を背負っていく僕らから見るとこれは良くないと。

緑川 明らかにそこ事実誤認だろうっていうのとかも散見されるんで(一同(笑))そういうところを突っ込んであげるのは結構有意義なんじゃないかと思うんだよね。

桃井 気がついたら私たちこの金融庁の懇談会に参加してるかもしれない(笑)

黒田 そうですね。あのときの人たち呼んでみましょうみたいな。コメンテーター的な感じでやっていけばいいんだよね。

桃井 ひとりづつ回していく?

緑川 まぁ適当に。






緑川 なんか最初思ったのが、拡大多様化している監査以外の業務、コンサルティングとか経理財務の専門的な実務の担い手、とかいうコメントとかあるんですけど、要するになんか監査じゃないところに進んで欲しいんだろうね。と思うんだけど、でも監査以外のことするんだったら会計士である必要ないんだよね。ニーズもないと思う。

桃井 そうなんですか?

緑川 たぶん。コンサルティングとかやるなら、そもそもコンサルティング適性のある人だけしか進めないだろうし、転職してももたないんじゃないかな。会計士である必要ないんじゃないかな。

桃井 うーん

青木 まぁ昔会計士だった経験があるのかなあ、とは思うけど、じゃあ、だからといってコンサルで求められる能力は違うんじゃないか。と思う。

金田 監査を求めてるのか、会計のスキルを求めてるのか、そこ混同してるんじゃないかって思う。

そもそも名称も、アメリカだと、米国公認会計士って名乗っていて、一般企業に入ってる数が多い。その中で一部、監査にかかわってる人がいるって感じジャン。でも俺らの日本の会計士ってイコール監査人であって、裾野がないくせに会計士って名乗ってるから混同しちゃうんだよね。だから監査士とかにすればいいと思う。一段階下の試験とかあってもいいと思う。名称が混ざってて多分懇談会の人たちも少し混乱してる感じはあるよね。

青木 なるほど。ってことは、入り口の試験て言うのは、もう少し簡単で早く取れて、そこから監査士を目指すみたいな?感じ?

金田 そういうのも一つの手なんだろうね。

白田 一つの方向性としてはあるよね。

緑川 それは多分試験制度の話とか、資格の名前をどうつけるかとかもあると思う。

金田 一定の会計の知識のある人を受からせて、その中でアメリカみたいに、会計の中でも監査に特化するほうが向いてるっていう人と、会計の中でもコンサルとかに向いてるって言う人と、分けるのは一つの手だと思う。

青木 ちょっと付随した意見で、やっぱり監査って、会計の上だと思うんですよ。会計が正しいかどうかチェックできるって言う点で、会計よりも監査のほうが上位概念だと思ってまして、そうすると今までの会計士っていうのは監査できる人だからイコール監査士ってことで、すべての人に凄くレベルの高いことを求めていたという風に思っていて。

で何がいいたいかっていうと、これからレベルを下げて、会計だけできる人が会計士、監査もできる人が監査士っていうことになると、いまの人は監査士になれるし、これからの人は会計士を経由して監査士にもなれるって言う話になると思うんだけど、なんかそいういう切り分けもいいのかなって思うんだけど。今までの勉強っていうのは監査できることまで求めてたからレベルが高かったと思うよ。


でもそれとは別に、切り分けないで今後もコンサルティングやる人においても会計ができるだけじゃなくて監査ができるようなレベルが高いことを求める。正しいかどうか判断できるくらいが簿記一級との違いだと。そういう人がコンサルティングにながれていくとホントにレベルの高い会計知識持ったコンサルティングができる。そうすればブランドは傷つかないのかなと、そういう流れもありだと思う。



白田 会長とか八田先生は切り分けない方をイメージしてしゃべってると思う。他の人は切り分ける方をイメージしてしゃべってると思う。なんか八田先生は、監査って言う分析能力、会計能力は当然あった上で、高いレベルを会計士は持つべきで、そういう言う資格制度にするべきだ、って言うことを多分しゃべってて。でも他の人は、会計士は監査ができなくても会計の専門家として企業に入っていいんじゃないかと言ってて。青木くんがいう一歩低いレベルの人も含めて会計士っていう風に考えてるんだよね。

黒田 でも一般企業の人って監査に裏打ちされた経験を持ったレベル高い会計士を求めてるんだよね。

桃井 一般企業の人で、凄く大きい会社の中は、特に分析能力があったりっていうのを求めてるっていうのがあったんだけど、それをやるんであったら、確かに監査士レベルの人じゃないといけないことになっちゃうけど。金融庁がそもそも考えたのは、もう少し低い一般的な会計の知識がある人が企業のなかに入るって言うのをイメージしてたと思う。

緑川 会計サービスに対してのニーズのミスリードと、ニーズ持ってる企業の規模についてのミスリードがありそう。この懇談会、一般企業の人って…呼ぶ人の層が高すぎるって感じがあるかな(笑)

赤塚 島崎さんってひとはでかい商社の人でさ、

一同 住商、住商、住商。

緑川 でさその会社でサ、会計士15人ってさ、そりゃそれくらい居るだろうけど。それは極めて、特殊な例で、監査論で言うところのサンプルミスっていうか、そこ一般化されてもこまるっていうかね。

桃井 すごいよね、この会議。だって出てる人、新日鉄の人と、住商の人しか来てないもん。

緑川 もっとさ。ちっちゃい会社でさ、上場してるとこ一杯あるじゃん。

白田 松井さんも来てる。

黒田 松井さんも来てる。

緑川 松井さんてだれ?

白田 松井証券の。

緑川 あっ。松井証券の松井さんなの。あっ本当だすげー。だからサ。そういう人、呼んだところで何も反映してないわけだよ。売上100億くらいで、上場してる会社とか、実際経理なんて、全社合計でも5人くらいで回してるジャン。そういうところに、監査士とかさ会計士とかがいって、これからどうなるのっていう観点が抜けてる気がする。

あと、ちょっとずれちゃうかもしれないんだけど、この島崎さんがさ、いったん会社に入った後に監査法人に行くケースがありますって言ってるけど、本当にあるの?明らかに聞いたことないんだけど。

青木 ああ。山田さん。山田さんが住商ではたらいてて、監査法人に入った。彼は実務経験が住商でしかなかったけど突然、中央青山に来てそれからASBJいって。まぁでもそれは住商のバックがあって、日本経済を住商は会計の面から支えるって言うスタンスがあるから、まぁ監査法人に押し込んだというか出向させてってるというのが現状だと思う。

緑川 なるほど。じゃあやっぱりさ普通に一般企業で働いてた人が監査法人に来てもさ。じゃあ、一般企業で10年経験とかあっても、じゃ残高確認状発送したことあるんですかっていったら、ありません。回収したことあるんですか。ありません。って言ったらいきなりマネージャーとか無理だと思う。

じゃあまあスタッフから(笑)みたいな話になって、そういうのってさ。この島崎さん考えてないんじゃないかな。

一同 うーん。

青木 まぁ非常に影響力のあるバックがないと、厳しい話。

緑川 たぶん無理だよね。一般企業経由、監査法人行きはありえないんじゃないかな。特にいきなり主査とかになって監査法人内の審査とか受けるのは経験知的に不可能だと思う。

青木 でもでも、山田さんのような人をもう一回出そうとするなら、やはりエリート層、俺あんまりこの言葉好きじゃないんだけど。

白田 エリートだからね。

青木 そのエリートの発想としては(笑)やっぱり、民間セクターから日本の会計を支える人間を生み出していく必要があって、住商も、そういう人間にもっと増えて欲しいって言う、気持ちがあってやってるのかなって気はしてるね。

緑川 まぁでも、売上100億円レベルの企業って言うのは議論としてすべて抜けてる。

一同 抜けてる

緑川 基本的に抜けてるから、俺達が言わないといけない。売上100億円レベルの会社に、超良く訓練された会計士、監査士とかが行ったとしても、じゃー何ができるのって言ったら、日々の仕訳切りとかさ、資金調達するとかいったって、そんなに需要がないんじゃないかなって思うよね。いや逆にね、向こうにも監査士がいて、こっちにも監査士が居てって危険じゃない。

黒田 まぁ監査士はいらないよね。

緑川 向こうにさグレーゾーン攻める監査士がいて、いやここら辺いけるでしょみたいな(一同爆笑)このくらいの金額なら重要性でパスできるでしょ。(笑)これなら重要性ないから大丈夫でしょ。とか言われたりして。





金田 八田さんはあるべき論だね。自分が正しいと信じてることをいってるだけだよね。

白田 そう。監査の、あるべき論を述べて、監査の価値を高めて、自分の本を売ろうみたいな(一同、笑)。大原でふろくでついてきた。

金田 あるべき論が、本当に今の時代でもそうなのか。

青木 試験を会計の方にもっていってって言うのが、実務の人、一般の人たち。

金田 会長とかは人数が欲しかったんだけど、増やし過ぎた。人数減らさなければ、価値は高まらないと。実際、監査の現場に行ってみて分かるけどさ、監査の手法って開示してないからこそ価値が高まっているというけど。内部に入って、一般企業の奴らが同じことができるかって言うと、たぶんできる。僕らの違いは、資格を取ってるってだけ。監査できる人減らさないといけないって言うのはあるんだよね。

で狭めるにあたって、試験を狭める。大学を用件にしたりとか、実務用件で減らせとか、開業用件で狭めるとか。

緑川 なんかおれ思うんだけどさ、最初に日本経済のためにって言ったじゃん。そこに戻ると、監査とか会計って言うのはコストだから、財務諸表上の勘定科目で言うと、販売費及び一般管理費に入ってくるわけジャン。増減分析とかに出てくるわけ。良くやるじゃん、なんですかこの異常増加は?会社の人が「監査報酬の増加です」って(一同爆笑)

赤塚 だれしも経験する(笑)

緑川 やるやる。だれでもやるでしょ。いやそれは別にして。だからさ、なるべく安くやってあげたほうが日本経済のためになると思う、普通のクオリティで。だからそれこそさ、こっちの会計士が居て、クライアントにも会計士が居てって無駄ジャン。そんことわざわざしなくったって、ちゃんとした一定のものが何十年も出てきてるわけ。十分に練られた有価証券報告書が。だから、わざわざね会社側にもね十分にトレーニングされた監査人が行く必要がないんじゃないかと思うんだよね。IFRSとかびびる必要ないって。

白田 企業サイドに監査の人間が行く必要はないと思う。

赤塚 えっ今って監査の話なの?

緑川 えっと。監査の能力を持った会計士が会社側についちゃううことのリスクってないかな。リスクとコスト。

桃井 さっき話題に上った売上100億位の会社は要らないと思うけど、ある程度大きくなって、事業再編やってますとかそのレベルだったら居るんじゃないかな。

緑川 でも一人居ればいいよね。

一同 ああ。確かに。

緑川 ほんとにできる人が一人いて、その人に情報集約して、

桃井 いや一人じゃ回らなくなるくらいの規模があって、世界中で事業をやってて。

緑川 そんな会社どれくらいあるの

桃井 有価証券報告書を開示するってことにだけ、フォーカスするなら会社側に会計士が居なくても。十分に監査法人が見てあげたうえで開示するから。そこはね。うまく回ると思うんですよ。

もうちょっと深く、日本企業が、世界レベルで生き抜くための財務戦略とか、競争の中で行うM&Aとか考えると、会計を十分、熟知できてて、監査的な視点で、分析できて、そういう手法にたけた人が、企業に入るのは結構意味があると思うんだけど。

赤塚 でもさ、だいたい経営者が取る行動って、自分のところに居る経理の部長さんがそういう人でした、でもそういう人に相談しないよね。絶対外部。

白田 絶対外部。

青木 PWCアドバイザリー(一同(笑))

赤塚 なんか、買いに行くときに外部のお墨付きもらったからじゃあいくか!みたいな。

緑川 なんでかっていうと、内部の人にやらせるとリスクを自分で抱えることになるじゃん。外部のPWCアドバイザりーとかにお願いしたら、あれPWCアドバイザリーのせいで、意思決定まちがった。おれのせいじゃねえ。っていえるじゃん。たぶんそういうことだと思う。だからたぶん会社の中に弁護士とかをあんまり採用しないって言うのもおんなじ話。自社で弁護士抱えちゃうと、ミスったときに自分達のせいになっちゃうジャン。

ただ、外部の弁護士事務所からコンファームもらいました。だから当社のせいじゃないよ。要するにリスクを切り分けたいんだよね。

赤塚 だから内部に抱えられないって言う構造的な問題もあると思う。

桃井 今採用してる会社はそれ、コミコミで採用してるんじゃないかな。実際今やってる会社も、監査対応だけじゃないって。

緑川 ねぇ、いまちょっと一瞬止めて、これ聞いてみない。これ拾えてるのかな。





→二部に続く。。。


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