ある業界で首都圏をはじめ全国中核都市に出店している社長のお話しです。
出店依頼が殺到する中、その会社が新規出店するペースは平均して3年に一店。「なぜそのペースなのですか?」という問いへの答えが「人が育つまで3年かかるから」でした。
オペレーションがマニュアル化されたお店なら、そんな悠長なことは云っていられません。「出店のスピードこそが競争力」、そんな状況や業界もあります。
様々なステージの企業のお手伝いをして私が感じるのは、「規模の拡大に質の充実を如何に追いつかせるか」という難問です。その対策は「人が成長して仕事と組織の質を高めること」しかないと思います。結局最後は“人”だと思います。
まったく別の業界の社長はテレビカメラの前で「わが社の新入社員は入社してすぐ戦力になります」と豪語してました。確かにそんな働き方の映像も見ましたが、それは「即席戦力」なので長続きするか心配です。
指導する方も受ける側も、濃厚な関係の中で成長の時間を一緒に過ごすことが必要です。 “何でもすぐに” ではできないことも多いと思います。