改めて、2023年が素晴らしい年に
なりますように。
笑顔で楽しくて穏やかで健やかで、
誰にとっても平和な一年でありますように。


ふり返り


①体調(←今思えば)

②体調(←発覚前)

③受診、検査(個人病院)

④受診、検査(大学病院)

⑤診断、検査

⑥破裂

⑦緊急手術

⑧入院中

⑨確定診断、治療方針

⑩退院後

⑪抗がん剤治療1~6

⑫治療後


a.気持ち

b.食事

c.脱毛、ウィッグ

d.その他副作用

e.家族

f.仕事

g.夫婦生活

h.過ごし方

i.薬

j.既往歴

k夢


         

悪性といわれ転移がないかの検査をして

結果を聞きに行くまでの2週間は、

品行方正な生活をしていましたにやり


バランスの良い食事を摂り

夜はちゃんと寝て、朝日を浴びて

体に塩をすりこんだり(お清め?)

免疫力を上げるという音楽を聴いたり…

鏡を見て意識的に笑顔を作り、

“私は元気”“私は楽しい”“私は大丈夫”

と呪文のようにつぶやいていましたウシシ


 


脳というものは賢いのかおばかちゃんラブ

なのか、騙されてくれるのだそうです。

少しつらいことがあっても無理矢理でも

鏡を見ながら笑顔を作っていると、

“私は今とっても楽しいのね!

じゃあもっと楽しく幸せにならないと!”

って勘違いウシシしてどんどん良いホルモン

作ってくれるのだそうですよラブ



などなど、

『もう悪いものなら悪いもので仕方ない』

けれどせめて限局的なものであってくれと

思いつくままに良いと思うことを

祈るような思いで過ごしていました。



本格的にいろんな方のブログを

読み始めたのもこの頃でした。


自分に似た人はいないか、

どのような症状で、

どのように過ごされているのか。

手術はどんな感じなのか…


卵管の捻転と破裂が怖いって書いてるな、

それだけはしたくないなと、

トイレでもそーっと

腹圧をかけるようにしたり、

自転車もガタガタ道は避けたり、

なるべくそーーっと動くように

していましたが、この頃は座ると

卵巣の大きさで胸が圧迫されて

苦しくて怖かったですぐすん

(MRIの画像では胸から下が全部

卵巣なくらい、大きかったです。

例えは良くないかもですが、

妊娠中のお腹のようでした。

圧迫感も妊娠中の感じと似ていましたあせる)



普段なら気にしない体の症状(ちょっと

どこかが痛いとか浮腫んでるとか)でも

転移からの症状?と考えてしまったり、

絶対に大丈夫だ!(と思いたい)気持ちと、

いや、でももし転移していたら…と

いざその時に動揺しないようにその時の

シュミレーションをしてみたり、

いやいやそんなことを考えてはいけない!

と怖い考えを頭から振り切ってみたり…

気持ちがあっちこっち、そんな毎日でした。



そしていざ検査結果の日、

どんな結果でも受けとめようと、

自分では落ち着いて臨んだつもりでも

手が氷のように冷たくなっていたのを

思い出します。緊張がピークだったんだな…ぐすん


結果は、『他臓器とリンパへの転移なし』



張りつめた気持ちと体の力が抜け、

ただただ、よかった…

そんな気持ちでした。


ほっとしたのも束の間、

『手術の日ですが』とすでに

日程も決まっていました。


手術予定日はこの日から約一ヶ月後。



卵巣は腹腔内で浮いた状態であるため、

がんであった場合、生検することによって

腹腔内にがん細胞を撒き散らすことになるため、事前に生検ができない。

そのため手術中に細胞を取り

迅速検査をして術式を決定する。

その後のしっかりとした細胞検査で

最終的なステージや細胞の型が決定する。

私のCT検査でわかったことは、

今の段階でステージ4ではないと

いうことになります。



どこまでの手術をするか…


手術中の迅速検査の結果で決めるか、

(もちろん事前に○○だったらこうする、

と主治医と話し合っておくのですが)


予め、例えステージ1でも子宮を含む全部を

摘出すると決めておいてもよい、

(妊娠を考える年齢ではなかったので)


リンパについては取っても取らずとも

その後の結果に変わりないという

データもあり術後のリンパ浮腫などを

考えると、取らないで良いようなら

取らない方向で、

(リンパに関しては私の主治医の見解であり、

尚且つ数年前の話であることをお知りおき下さい)

術後に抗がん剤をするかどうかは

ステージやがん細胞の型がはっきりして

からで良いと思う、とのお話でした。



診察が終わって、

とにかくほっとして…


ただ一つ私の気がかりは、

手術が一ヶ月後だということでした。

この頃にはお腹が相当苦しかったので、

このお腹をかかえて

あと一ヶ月、破裂せずにいられるかな…

ということがとてもとても不安でした。


破裂の怖さを知ってからは

気をつけてはいたけれどトイレでいきむ

クセもあり、不安で仕方ありませんでした。


そして、

その不安が適中し、次の日に

あんなことになってしまうなんてえーんガーン


ふり返り⑥に続きます。



(卵巣がん 明細胞1-c)