- 偶キャリ。―「偶然」からキャリアをつくる (リュウ・ブックス アステ新書)/所 由紀
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通勤電車と先週末の法事の時間が開いた時に読破。
これは迷える時に読むには良い本で、
愛読書の「チーズはどこへ消えた」と同じで
また迷ったら読みたいなぁと思えた。
まずはキャリアはつくるものなのか?という投げかけから
はじまり、既存のキャリアプランの死角「挫折や失敗」が
想定されていないことの指摘、ずっと成功しつづけることの
しんどさを指摘しつつ、Planned Happenstance理論
(計画された偶然理論)について、その事例を偶キャリの
事例(偶然からキャリアをつくった人達のプロフィール)を
あげて書いてます。
個人的に、このPlanned Happenstanceは社内・社外転職で
かなり経験していて、すごく共感できます。
ただ待っているだけではPlaaned Happenstanceとはいえないけど
自らやりたいこと・できることのアピールをして
そのような方向性に向かって歩いていると
偶然にそれをつかむチャンスってやってくると思うんです。
でも最初にそれに遭遇した時には、チャンスがついにやってきた、
とは感じないんですよね。ただただ、おもしろそう、やってみたい
できるかな、でもやってみようか、みたいな感じです。
なんだかんだ人間って、感覚が発達してると思います。
本能的な自己防衛機能もあるし、好きなこと楽しいことの
アンテナといったら、誰でも他の人に負けないぐらい発達してるし。
そいういうものからくる「いいかも」っていうのを
信じてみるのっていいと思うんです。