2016年11月24日。久方ぶりに11月に雪が降った。しかも東京で。
気温は昨日に比べ-10度を観測する予測であり、最低気温は1度ほどになると気象予報士が話していた。
いつもはクリスマスの時期になるとパラパラ雪が降ってきて冬の訪れを感じていたけれども今年は極めて早い。
そして冬が早く来すぎたせいか心も寂しさがましているような気がする。
ある実験がある。寒い地域の国と暖かい地域の国における自殺者の数を比較すると有意に寒い地域での自殺者数が多いという統計データが出ている。気温が寒くなると孤独感が増すのだろう。また気温の変化の移り変わりの速度が早いとうつ病や風邪などにかかりやすくなるということも言われている。これは気温の変化に身体がついていけず、そのような状態になってしまうとのことである。
今年はとりわけ気温の変化の速度が早かったように感じる。夏は40度近い温度を観測し、その猛暑は10月近くまで続いた。そして11月後半には冬の訪れを知らせる雪の気象情報。ほとんど秋がなかった。
個人的にも夏は気持ちが意気揚々としていたけれども、最近は気分が沈んでしまうことが多くなっているような気がする。それには気温の変化も影響しているのだろうか。
できるだけ体の温度を整え、季節に負けないように気持ちを持たなければいけないと思う今日この頃である。