プログラム入学と同時に妊娠が発覚していたクラスメイトが、ちょうど2週間前に緊急帝王切開にて無事出産、今日から登校してきました。もちろん Medical Clearance ももらって(笑)いや~、アメリカ人って本当にタフですね。(というか彼女に育児休暇という選択肢はないのですが)
彼女とは隣の席でお腹がぺったんこな時から近くで見ているけれど、弱音を吐いたり文句を言ったりする事なく、常にニコニコ、本当に素敵な子なのです。
つわりで辛そうな時もあったけど、それでも学校は休めない(休めば退学の危機になる)、帰宅しても勉強しなければならない、と本当に大変だったと思うし、今日だってベイビーを置いて登校してくるの辛かっただろうな~。これからだって育児と勉強の同時進行はとっても大変だと思う。
でも彼女の前向きな様子を今日目の当たりにして、ま、彼女なら大丈夫でしょ~!という気になりました。
帝王切開の傷が開かないように私たちはチェアのセットアップ&ブレイクダウンをするとか、何かしらサポートが出来ればと思います。
実は私が入学を迷っていたもう一つの学校は、面接時に『入学に当たって妊娠しません、矯正しません』という誓約書にサインをさせられました。個人の考え方、信条が多岐にわたるアメリカでこんなことして大丈夫なのかな?と思うのですが。
一方、うちの学校のスタンスは、リアルワールド(実際に働きだせば)では妊娠中の患者さんも矯正をしている患者さんもいるのだから、そういうクラスメイトとペアになったり練習できるのは勉強になる(から制約はない)。ただし妊娠・出産が理由でも出欠に関するポリシーは変わらないので自己責任、大変な事に変わりはないのでお勧めはしない、というところ。何でも制約されるより、助け合ってね、というこの学校のスタンスが私はけっこう気に入っているのでこの学校を選んで良かったな、と思う今日この頃。
実際のところ、クラスメイトのほとんどは一度社会に出て働いた後、キャリアチェンジの為に学校に戻ってきた人たちで、私と同世代=20代後半~30代前半。子供がいる子もいるけれど、年齢的にも早く妊娠したいという人が多かったりします。