今年は飲まなくてもいいかなー‥‥‥

などと考えていたのですが、
カミさんが旬のイベントだし飲みターイ、

ということで買ってきたのでいつものごとく飲んでみました。ワイン

ヌーヴォ。

バブルのころから世界で最も早くその日になる、
ということで盛り上がってきたヌーヴォーの解禁イベントですが、
ここ数年は景気の影響を受けて一時期の勢いはない、

という印象でしたが‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

一部では変わらないようです。

TVニュースで絵を見た限りですが。ひらめき電球


今年はブドウの収穫量が平年の半分ということで、
流通量の減少や価格への影響が懸念されましたが、

なんと日本への出荷量は昨年より4%増えたそうです。
おめでたいやらなにやら。

ご本家のフランスの人たちはちゃんと飲めているのでしょうか。
あらためて「現地はどーなの?」と気になります。

ご存知の方に教えて欲しいものです。

ま、日本が半分を消費しているらしいので、
お得意さんには優先して回すということですね。にこ

なんだかんだ言っても、
ボージョレ地区のマーケティングのうまさを、
ヒシヒシと感じます。

一過性の流行に終わらせず、
うまくブランディングをしながら、
一旦落ち着いたワインブームの中で売り上げています。

日本人の特性をよくお分かりです。音譜


で、肝心な今年のデキの方ですが、

○それなりの価格のもの(成城石井直輸入)、
○安く飲みましょうというもの(近所のスーパーの)、

を飲んでみましたが、

味は昨年より明らかに良いです。チョキ

昨年と同じ生産者のものを飲んだわけではないので、
完全な比較ではなく全体の傾向レベルの印象ですが、

しっかりとしたぶどうの香り(アロマ)と風味があり、
ブドウの部分と発酵してコクが出たワインになった部分、
のバランスがいい感じで美味しく飲めました。
近年にない美味しさといってもいいかも。

来年も石井直輸入にします。(って飲むのかよ)グッド!

また、値段の差と味の差の関係にも興味があったのですが、

正直いって値段の差は歴然とありましたよ。注意

倍の値段差がありますが、
味もそれに比例してハッキリと差がありました。

・アロマの差
・コクの差
・旨みの差
・アルコールの質の差
・バランスの差

と色々な面で値段差を納得させてくれました。

石井のモノがたまたま良かったのかもしれませんが。

ちなみに時々テーブルワインとして1000円台前半の石井モノを飲んでいますが、
どれもいけるものが多いですよ石井のワインは。
コストパフォーマンスなどとワインに言いたくはありませんが、
大いに感じながら楽しませてもらっています。
エノテカもいいもの扱っていますが。

ただ割り切って飲むのであれば、
結果的には安い方でもそれなりに納得できるものでした。
こちらも飲んで正解でした。

毎日の晩酌ではないので、
週1本程度ゆっくり楽しみながら時を過ごすのは、
いわゆるテーブルワインが中心の趣味であれば、
気取らず、肩肘張らず良いのではと思います。


新酒という’旬を楽しむ’恒例行事なので、
結局飲んでよかったですね。

グッド!グッド!


でも、

たまにはペトリュスやムートンぐらい飲みたいですな。