いろいろ思うところがあって、55歳と早めではあるけれど定年退職を選ぼうかなと思っているのですが、先日えらいことがありました。
「選択定年に用意されている優遇措置(退職一時金がかなり上乗せされるというもの)が知らぬ間に廃止されてるらしいよ。」との噂が!
うっそー!
まじー!
聞いた瞬間青ざめました。
あれがなかったら、絶対辞めれない。生きていけなくなるもん。でも、それってきっと単なる噂。廃止の通達なんて見た覚えない!
一刻も早く確認したいけど、周囲の人に聞こえたら大変なので表立って動けない。人事に聞くわけにもいかない。ということで、全く管轄違いの組合支部の知り合いに携帯メールを送って聞いてみることに。
結局、廃止にはなっていなくて、私が算段していた通りの優遇措置は生きていたのでほっと胸をなでおろしたのでした。
組合の知り合いからきちんとした情報を得るまでの約8時間、会社を辞めた後にやりたいと思っていたことが出来ないことに対する落胆、これから5年、会社勤めが続くしんどさ。
絶望に近い感覚でした。
「あー、やっぱり辞められないんだ」と言った会社を辞めないで済むどこかほっとする気持ちは、全然なかったのです。
これって、神様が本当に辞めたいと思っているか確認してくれたってことだと思いました。
その日を境に、私の腹はしっかりと決まったのでした。