万願寺ししとうと焼きねぎ冷やかけ蕎麦
京阪電車、天満橋駅上ビル、8階の食堂街で、ブラ、ブラしてますねん
何で?
なんて、聞かないでちょうだい、アホの考えることは、食べることに決まってます
西洋料理、中華料理、和食と、ウインドーショッピングしてるんです
やっぱり、見てるだけでは、腹膨れません、よっしゃあ~、ここに決めた!
土山人
表のメニュー看板で、男らしく、よっしゃあ~、これに決めた!
と、中に入ったけど・・・間接照明でボンヤリしてますが、テーブルは、何処も埋まってます・・・
「いらっしゃい!お一人ですか?」
と、ネーヤンが聞いてきた
はい
「相席でもよろしいでしょうか?」
はい
「ちょっとお待ちください」
と、言って、入ってすぐの長いテーブルに、並んで座っているジーヤンのところへ行って
「お一人さんですが、お向かいに、相席してよろしいでしょうか?」
と、聞いております・・・
「どうぞ、こちらの席へ」
と、ネーヤンは、わたしに言いました
OKが出たらしい
さて、ジーヤンの前に、どっこいしょ・・・と
お二人のジーヤンは、生ビールをク~~~と、呑んでおります
一つの出汁巻きを、分け、分けして食べております
わたしから見て、左に座ってる、ジーヤンが言いました
「あ~、日本酒、呑みとうなってきたな~」
すると、右に座ってる、ジーヤンが
「呑みに来たんちゃうで~、食べに来たんやで~」
左のジーヤンのお顔が、ちょっと曇ってしまいました・・・やがて、シュンとしてしまいました
ネーヤンが、わたしに、お茶を持ってきました
「お食べになるもの、お決まりでしょうか?」
わたしは、メニューを指さして
はい、これください。それから、これ二つ
「はい、万願寺ししとうと焼きねぎ冷やかけ蕎麦ですね。それから、いなりを2個ですね」
と、厨房へ戻りかけようした、ネーヤンに
向かいの右っ側のジーヤンから、声がかかりました
「ねーちゃん、お酒のリスト持ってきてや」
それを聞いて、左っ側のジーヤン、曇ったお顔が、パッと明るくなりました
分かりやすいジーヤンたちです
ジーヤンたちが、日本酒を3本目に、入ったころ、ネーヤンが、やってきて
わたしの、目の前に、10cmくらいの古びた竹筒を、ポンと置きました
そして、言いました
「黒七味です」
万願寺ししとうと焼きねぎ冷やかけ蕎麦 1250円
蕎麦も旨そうですが、後ろの竹筒が、気になって仕方ないんです
京都・祇園の黒七味・・・
噂には、聞いておりましたが、わたし未体験なんです
ちょっと手の平に・・・パラッ、パラ・・・
味見をする・・・
旨~~~~!
いなり2個 (1個90円)
いなりのお皿に、ワサビが乗ってる・・・
粋な食べ方するんやな~
京都・・・
東山三十六峰・・・草木も眠る、丑三つ時・・・
人斬り、岡田以蔵が、闇を走った!