忙しすぎた。
本当にそうだった。
目が回っていた。でも身体だけは動かしていた。
はっきりいって生きてなかった。
身体を動かしていただけ。
遠泳をし続けている感じで、足をつく場がなかった。
朝起きて、仕事。帰って来て育児ご飯、お風呂、仕事。
夜も仕事。そう。私は通常の仕事ともう一つ、自営業もしていた。
何故ならば。
子供を守らなければあけなかったから。
家族を守らねばならなかったから。
世の中から。
夫から。
子供達にとって一番良い事をしたかった。
一番後悔のない、最大限の努力をしようとして来た。
耳が聞こえなくなったのは二回目だった。
またステロイドを飲めば治るのだろうと思っていた。
今回処方されたのはイソバイド。
ステロイドではなかったが、それで様子を見ることに。
初日はそんな感じで軽く考えていた。