以下のエピソードは礒さんのホームページからの要約、転載です。

Kさんは、とても頭がいいのですが、なぜか、一カ所に長くとどまって仕事をするタイプではありませんでした。
15年の仕事人生で、渡り歩いた会社は4社。アメリカでは良くあるケースですが、日本人としては珍しいパターンです。
こうした転職で彼は、それぞれのビジネスを楽しんで、行く先々で学びを得てはいるのですが、日本の会社システムでは、転職組は会社での出世コースには乗りにくい現状があります。どうしても、外様として扱われてしまいます。

そんなKさんだったのですが・・・。


ここで少し解説したいと思います。
スピリチュアルな世界に詳しい方なら御存じかも知れませんが、全ての人は、生まれてくるときに、目的とミッションを持ってこの世に生まれます。

人生の目的とは、その人の人生の個人的課題です。
魂は永遠で、何度も生まれ変わりながら毎回の課題をこなして、成長を遂げると言われています。
人生の目的とは、今回生まれるにあたり、自分で設定した課題であり、今回の人生で達成したい目的になります。

ミッションは、他の魂や宇宙の進化に対して果たす役割のことを指します。
人生の目的が個人的課題であるに比べて、ミッションは周りに対する貢献にあたります。
ある人は、周りに愛を降り注ぐミッションを持って生まれてきますし、ある人は、周りの人が自分自身を発見する手助けをするミッションを持っています。


Kさんの人生の目的、今回の課題とは、

「様々な異なる環境に身を置きながら、自分自身をあらゆる角度からみて、自分自身を理解すること」

Kさんは、前世で、他人に指示され、それに振り回される人生を何度も送ってきたそうです。
そして、自分自身を理解しないまま人生を終えることを繰り返していました。
そこで、今回の人生では、自分自身は一体何か?を、様々な環境に身を置くことで、発見をするのが目的だったのです。
環境が変わることで、いろいろな自分を発見し、そうした過程で自分が好きなこと、嫌いなことを理解するのです。

そして、Kさんのミッションとは、

「自分の生き様を周りに見せて、周りが自分の人生を考えるきっかけを与えること」

彼自身が環境を変えたり、転職をしたりする人生を見せて、周りが賛否両論を含めて自分の人生の参考にする、というのです。たとえばある人は、Kさんが浮き草のような人生を送るのをみて、自分はそういう人生を送りたくない、と反面教師にします。しかし、これもKさんの貢献なのです。周りが賛成しても反対しても、それぞれの出会った人に何らかの気づきを生き様を通して与えるのが、彼のミッションなのだそうです。


Kさんの人生の目的は、様々な環境を巡りながら自分を探すこと。

一方、彼のミッションは、自分の姿を周りにみせて気づきを与えること。

この目的とミッションは、聞こえはいいのですが、別の言い方をすれば周りに判断される損な役回りとも言えます。
彼が、環境をころころ変える人生を送っている姿を見て批判的な人もいます。
周りに批判をされる環境に身をおいて、セルフイメージを高く保てる人がいるでしょうか?

Kさんも例外ではなく、常に罪の意識と劣等感を心の隅に引きずっていました。

彼は前世まで、いつも周りの見解に振り回されてきており、今回の人生でも周りの判断に振り回されやすい性質を引きずっています。
彼は、転職を重ねる自分に罪の意識を重ね、しかも、それに批判的な人がいつも周りにいたために、常に振り回される人生を送っていたのです!

ところが。。。

人生の目的とミッションを理解したおかげで、彼の考え方が180度変わりました。全ては筋書き通りだと分かった今は、罪の意識も、劣等感も完全に払拭されたのです。

その後のKさんは、1年以内の間に最高に望んでいた仕事を手に入れ、そこで売り上げを大幅にあげて、数ヶ月後には昇進と栄転を手にします。
現在は、本人曰く、怖いくらいに全てが好転しているとの事です。

Kさんが人生を転換した方法は以下のリンクから。

人生のミッションリーディング