男性が意識戻らない男性に尊厳死が認められたが… | ライフイベントコミュニティのブログ

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今月初めに欧州の裁判所が回復見込みのない男性患者に尊厳死を認めた判決をだしたそうですが、尊厳死というものの難しさを感じるニュースでしたので紹介してみます。

そもそも尊厳死とはですが、自分が回復の見込みのない状態になってしまった時に、延命を目的とした治療を続けて欲しくない人が元気なうちに万が一に備え、自分の考え方を意思表明しておくことであり、尊厳死宣言書(リビングウィル)として文書化します。

この文書には人間としての尊厳を保ったまま死んでいきたいと願う主張表明なのですが、あくまで本人の意思の話であり家族の気持ちなどがここに記されることはありません。

今回のニュースの内容も、この尊厳死の扱いについて大きな課題を突き付けています。

裁判所では本人の意思が認められ、医師の判断に従って生命維持装置の取り外しを認めることとなり、このフランス人男性の奥さんは旦那さんの意思を尊重し、つらい気持ちを押さえながらも尊厳死に同意サインを記したのですが、この男性のご両親が延命を求めて提訴したとのこと。

う~ん、何とも考え深い状況ですが皆さんはこのような境遇に自分がたった時に、患者の意思を尊重した意思決定ができる自信がありますか?


♂ELAMICA





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