leaf of liesa

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理紗の泡沫ナル言ノ葉ノ眠ル場所

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備忘録日記。


昨日、中宮寺菩薩半跏像を見た帰りに。

本屋に寄ったら、ワカマツカオリさんのイラスト表紙の文庫が目に付いたので手に取ったら。

同郷!?生まれ年一緒!?AB型!?

驚きすぎて即買いしちゃいましたよ。…見たのは2冊目だったので、1冊目の方を探して。

まだ読んでませんが、読んだら感想文でも。

それにしてもあとがきみたら、わたしと同じように赤レンガ倉庫でワカマツカオリさんのイラストに

一目ぼれしたって。何かすごい偶然。…あるのは必然?なんてね~。

お近づきになりたいわ(笑)

裏表がはげしいというか。

裏をどこかに吐き出したくなります。

それでアメーバブログを久々に。

ネガティブはいかんなぁと思いつつ。

でもそうやって裏表上手く出して、均衡を保つのが理紗流のようです。

注:ややネタばれあり。


2009年11月1日@池袋サンシャイン劇場


二度目のサンシャイン。

そういえば嵐になるまで待っての観劇記録を書いていない…てかゴージャスも書いてない…。

と思いつつ、今日の気分がマハラジャの観劇記録なので書きます。



遥か昔、恐ろしい魔力を持つ王ニガンダと、彼が従える六師外道の圧政により、

国は荒廃し、人々は困窮していた。

欲深きニガンダは永遠の命というさらなる欲望を満たすため、月が蒼く輝く夜、神を呼び、願うという。

そこに現れた「ニガンダの地位を脅かす」と予言された男、カピラヴァストゥ。

彼はニガンダを倒し、現れた神に国の永遠の平和と繁栄を祈った。

そしてカピラヴァストゥを新しい王に迎えた国は、神に願ったとおり、

平和で活気溢れる国となった……。



…という芝居の稽古をしている、劇団座長と劇団主宰のやりとりから、この話が始まります。

年に一度のドゥーガプルージャー祭では歌に踊り、出店に剣術大会、そして最後に

国に伝わる伝説「カピラヴァストゥ」の芝居を神に捧げ、カピラヴァストゥが神に祈るシーンで、

現国王ヴィシュヌが、国の平和と繁栄を神に願う。

その栄誉ある芝居をすることになったのが、栄治さん演じる「主宰」と小手伸也さん演じる「座長」

率いる、小さな劇団というわけなんですが。

小劇場系の内輪ネタというか、自虐コントというか…なんか、小劇場の悩みとか実際経験あるわけじゃ

ないからわかんないんだけど、やたらと実感こもってる感が非常に面白いんですよね。

主宰と座長のいきさつとか、結局モメて劇団員に逃げられるところとか。



で、そんなコントやってる間に、王宮では、セインさん演じる国王とわっしー演じるアディスの元に、

怪しげな商人と偽物ちっく(笑)な孫悟空がやってきて、王宮の奥の宝物庫を開けるとか開けないとか、

中に何が入ってるとか言ってる間に商人が倒れたのに、国王とアディスは植野堀さん演じる

宝物庫の守り人パールヴァティから受け取った鍵を持って向かってしまった……的な。



セインさん長身で細身で、生で見るとテレビのイメージとまた違って、素敵でした。

初舞台だけど学生時代は演劇部だったそうなので、違和感はあまりなく。

でも、飄々として掴めないながら切れ者なヴィシュヌ王と、乗り移ったニガンダという

実質二役でどちらにも魅せられてしまいました。

セインさんとわっしーのコンビは非常に悪オーラ全開で素敵でしたねぇ…♪

わっしーは、今回も無駄のない静かな動きをする人で、剣術はもちろん上手くて。

この二人の立ち回りは、ものすごく悪オーラが出てるんですよね。

強さと威圧感。特にセインさんは剣術大会のシヴァ戦が素敵でした。

強さと威圧感+相手をかわす余裕さみたいなのが、悪どかったぁ…。



で、そんな国王サイドとはガラッと変わって、祭のオープニングセレモニーで歌い踊る、

tuti演じる踊り子(!?)ナタラージャと、ゲストで踊る大樹さん演じる王弟シヴァに

永山さん演じる盲目の剣士パスパタ。

セレモニーに出席するはずの国王が来ないことに不安と不審を抱く3人の元に、

不安な表情をしたパールヴァティが現れる。

話を聞いたナタラージャは宝物庫の本当の「鍵」であるパールヴァティをシヴァの元へ行かせ、

王の真意を調べ始めることにする。



…ってピンクの象乗せて踊ってるよ土屋さん!!!

が第一印象。ブログによりますとその上に小鳥も乗っていたそうですが残念ながら観劇中は

気づくことができず。

メイクも、あの濃いインド系メイクのなかでも格段に濃かったですねぇ。

踊り子、と紹介にはあるのですが、どちらかというと、ピエロ的な。

MCもやっちゃうし。それでいて王宮内を歩き回れて、すっとぼけて国王と話したり。

それでいて、闇の部分がある。



街に出たシヴァとパスパタの元に合流するパールヴァティ。彼を匿うために偶然見つけた

劇団員募集の看板。

主宰に座長、王宮から出てきた孫悟空も加えたその劇団で、劇団員として身をひそめることにした3人だが、

「王は魂を奪われたのではないか」というパールヴァティの話を確かめるため、シヴァとパスパタは

稽古を抜け出す。

そして祭のイベントの一つ、剣術大会にシヴァが飛び入り。王に手合わせを申し込むが、

その太刀筋はヴィシュヌ王のものではなく、お前は誰だと叫ぶシヴァ。

そんなシヴァと戸惑う民に王は「シヴァは狂った。謀反するつもりだ」と呼びかける。

シヴァとパスパタはナタラージャの導きで隠し通路から街へ逃げ出し、再び劇団に身を隠す。



シヴァは王弟ということで、「王にはなれない」っていうところで、王を嫌ってる風があったり、

人前嫌いだったり、どこかで抑えててオトナな気もするし、結構いろんなものが見えてるし、

でも基本的には元気で突っ走っててイイヤツっぽい、という、わたしの中では結構、

捉えにくいというか、屈折した感じがあるキャラ。

でもそんなシヴァは大樹キャラの真骨頂だと思うくらい、ハマってた。

そういう矛盾をいっぱい内包している感じがして、その深みが人間らしい。

それを演じられる大樹さんを、純粋に尊敬。

そんなまじめに語ってしまいたくなるほど、シヴァというキャラがすごく魅力的でした。


パスパタは、盲目で聡明で剣士で剣逆手持ちで、なんか完璧です永山さん。

それでいて、劇団の稽古は歌いあげて「お客さん惚れちゃうから!!」と座長にツッコまれてみたり、

台本の読み合わせで不可解な行動を取ってみたり、何気に伏線だったんじゃんと思わせてみたり。

永山さんさすがです。文句なしです。

しかも嬉しいのがナタラージャとの関係。ゴールデンペア~~♪(ちがう)

盲目の原因というのが幼い頃の自宅の火事で、それを命がけで助けたのがナタラージャで、

命の恩人で親友で大切に思っているんだけど、実はきちんと向き合えてなくて引け目があって。

で、なんか、王宮で偵察を続けるナタラージャを心配してみたりして。


そこをもどかしく思いながら見守ってるシヴァがこれまた素敵なんですけどね。



「カピラヴァストゥ」の台本から見えてくる伝説。ニガンダの影。

そして王の魂を奪ったニガンダの目的。

上演される芝居の劇中、神が現れるシーンには本当に神が現れる。

そしてその願いは叶えられる。ニガンダはそこで自らの肉体の復活を願うはず。

それに気づいたシヴァ達は、その野望を止めるため、劇団員として舞台に上がり、

「カピラヴァストゥ」の上演が始まる。



もう、クライマックスの二転三転、いや四転五転?ぶりは、さすが*pnish*ですよ。

クライマックスシーンだけで、全員の見せ場があるんですよねぇ♪

お笑い担当だった主宰と座長とオレノさん演じる孫悟空がまたグッジョブなことしてくれたり

(結局お笑いで終わってるけど)、すごくかっこいいところもいっぱいなのに大事なところで

やらかしちゃうシヴァとか、またまたグッジョブなパールヴァティとか、

悪全開っていうか実は一途なアディスとか、暴れるニガンダとヴィシュヌとか、

明らかになってくるナタラージャとパスパタの真の関係でまたそこの葛藤とかなんとかいろいろ…!!


とか言ってるとナタラージャの頭の上の象とかぜんっぜん気にならなくなるので不思議です(笑)

ついでに、今回の主役がシヴァだったことも、あ、そうだったんだ、と思ってしまったりします(笑)

みんな見せ場がありすぎてね。ついね。でも、登場がさぁ。ナタラージャの脇で踊ってるもんだから、

主人公ぽくなかったんですよ…。なんてね。

嘘です。シヴァ大好きです。大樹さん大好きです。

勘違いしてしまいそうで。

つらいから、また音信不通になりたいような気もするんだけど、わたしの愛するアビスを借りていってしまったので、それもできない……。

またもどかしい日々が……うーん……。
ずいぶん前にシアテレで一挙放送してたバンビーノをまとめて見てました。

今はゼロ。

わっしーのはっちゃけぶりは、わたしが初めて見たどんだけ!!と叫んでいたわっしーを超えています。
わっしーって空気読まないキャラが輝くのなぜでしょう…鰐塚も…大好きだなぁ♪
空気読むことに気を遣わなくていい人になれたら、自分らしく生きられるかなぁ……。
会社の内定者の懇親会に呼ばれ。
先輩としてちょこっと先輩顔してきました。

人事教育室長にはおばさんと言われ。天然と言われ。
内定者はそりゃ若いさ。
と、開き直りつつ。
毒吐きにはそろそろ慣れました。

ふいに、悩みはあるかと聞かれ、どきっとしてみたり。
大切な人と離れ離れですとか言っておいたらよかったのかしら。
やんだり、ちょっと落ち着いたり、やんだり、やんだり。

今はBUZZER BEATを見て、またちょっとやんでた。

だってピュアっこなんだもの。ナオキ。
ちょっと似てた気がして。だからちょっとムカつきもしたり。
だからリコとふたりで話してると、苦しくなってみたり。

重ねてるなんてありきたりだけど。

そんな現在、誘いを片っ端から断られてイライラしてる自分が嫌でメール自粛中。
このまま消してしまえばいいと思う。
わたしを。ヤツから。
飲み会って気が進まない時どうしたらいいんだろう……。
今日はちょっと気まずかった…な。

空気読めないし距離つかめないし。こんなので秘書やってるんだから不思議よね(笑)
覚えてたんだか覚えてないんだか。
ちょっとは返事あるだけいいか。

なんて。それじゃ納得いってないのは、感じてるんだけど。

とりあえず、今はタイミング合わないみたいだから、どうしようもない…。