今日も暑く、
まだまだ残暑厳しい日が続きますね
おかげ、少々食欲も落ち気味ですが
こんなときに冷たく、
また、グルテンフリーの1品として
おススメなのが
ブンチャーゾー✨
ベトナムのホーチミンで勤務していたときは、
年中暑い気候だったので、
現地の食堂でよく注文して食べてました。
ブンチャーゾーは、ブン(米粉で作った素麺のようなもの)に、
揚げ春巻きであるチャーゾー(画像上)や、
(チャーゾーはベトナム南部の言い方で、北部では、ネムやネムザンと呼んでます)
パクチーなどの香草、甘辛の豚肉、生野菜、砕いたナッツに
甘酸っぱいヌクチャム(画像左)という万能タレをつける
又はかけて食べます。
ブンの麺はコシがありませんが、
冷たくツルツルと食べやすく、
それにチャーゾーの旨味、香草、野菜、ナッツのそれぞれの味が
一気に口の中に拡がり、
ヌクチャムの甘酸っぱさが全体を調和して実に美味い
私が最初にこれを食べたのは、
ベトナムではなく90年代後半のフランスでした。
昔のベトナムはまだ、ドイモイ政策で経済開放したといっても、
まだ、バリバリの共産圏であり、ビザも簡単に出ず、
なかなか行くのが難しい頃でしたね
でっ、フランスでは、ブンチャーゾーを
ボブンと呼んでいて、フランス人にも大人気であり、
私もしばしば、
パリ13区の中国人、ベトナム人が多い地区に出かけて食べました。
当時から、なぜ、ボブンが、フランス人にも大人気かというと、
美味しいこともさることながら、
値段が安いというのも大きな魅力でした
なんせ、フランスは、給料の半分ぐらいは税金でもっていかれ、
さらに、日本の消費税にあたる付加価値税(T.V.A.)は20%でしたし、
財布にも本当に優しい料理でした
ちなみに、ボブンはつけ麺という形式ではなく、
ボールに全ての具材が入った状態にヌクチャムをかけるタイプです。
画像にある訪れたレストランは、
レストランサイゴンといって、
有楽町で創業してから40年以上になる老舗。
ここのチャーゾーこと、揚げ春巻きは大きくて本当に美味しい
パリパリの皮、具材は豚挽肉、海老ミンチ、春雨、木耳、椎茸などが
ぎっしり詰まっていて、これを目当てに来る方も多いです。
ブンチャーゾーは、
ベトナムレストランに必ずあるメニューではありませんが、
食欲が落ちていて、さっぱりしたものが食べたいときには、
おススメの1品です👍