とある週末の夕方、
家で寛いでいると、
電話の着信が鳴るので、
スマホのディスプレーをみると、
+1 270 228 1247
とある。
エリアコードはどこの州か分からないが、
国番号から、アメリカからの発信のようだ。
誰からだ
と推測する。
アメリカにいる会社の同僚なら、
私のプライベート・スマホ番号を知っている。
日本時間の週末に電話をかけるということは、
緊急を要する何かがあったのか
これは、一応、電話に出ておいた方が良いだろう
っと思い、電話に出ることにした。
受信ボタンをタッチするや否や、
機械仕掛けの日本語で、
いきなり暗証番号らしい数字を告げる
一体なんなんだ、これは
詐欺にしても、
人間が電話をかけてくるはずなのだが
不思議に思っていると、
今度は、LINEのメッセージが入る。
あ~、
誰かが、何らかの方法で、私のLINEのIDに
アクセスし、乗っ取ろうとしたのだな
と理解した。
後で確認したところ、
LINEは、二段階認証の際、
一部は、アメリカの電話番号から、
認証用番号を伝えるようだった。
結局、その後、認証用番号を聞き出されるような、
SNSの投稿や、電話などはなく、
おそらく、無作為にいろいろやっていたんだろう。
しかし、
SNSの乗っ取りというのは、
有名人、著名人が対象で、
一般の人には、あまりないケースだろう
思っていたが、
LINEの決済系サービスを利用して、
金品の購入が可能であり、
これが目的だったのかもしれない。
ある日、突然、このようにして、
乗っ取り行為が行われることから、
改めて、以下にリンクを貼り付けた記事
を参考に対策等を確認した方が良さそうだ。
ちなみに、私のケースは、単に電話に出なければ、
良いそうだ。