どこかスープ的なうた -52ページ目

『マスクメロン』

一方だけが舗装された、分かれ道

標識が全てを手に入れられるかのように謳う

誰が、誰のために

夢のような未来を囁いても、今は儚く

青く丸く美しい形はひび割れ、壊れ行く

強大な力に頼る危うさを、人は知って来たはずなのに

最後に残った、僕が君を好きなこと

君が誰かを愛し、愛されること

人が人を想うこと

小さな力は集まるのでなく

ひとりひとり、またひとり

世界を覆い尽くすまで、広がって行く

その傷を癒しながら