どこかスープ的なうた -148ページ目

曇り空のゆくえ

月が揺れている。

その美しさを、
肌で感じたあの日から。

揺れている。

厚い雲の、
ぽっかりと空いた小さな穴から、
その輝きをこの胸に残して。

待って。

君に出逢ってしまったこと。
恋せずにはいられなかったこと。

もっと、
伝えなきゃいけないのに。

君は、
薄いベールの向こうで、
ぼんやりと、

誰に微笑んでいるの?

明日は晴れ?
それとも、雨。

まだ、
涙には早いと言って。