パトラッシュ、ぼくはもうつかれたよ…。

私はまだまだ疲れてないもん。ガシガシ旅行続けるわよ!

二日目はアントワープへ。

ブリュッセルから40分で、このオランダ国境近くの町に着きます。


まずはルーベンスの家へ。

住居兼アトリエの瀟洒な邸宅です。

数多くの報われなかった芸術家と違い、彼は生前から名声もあり、

しかも外交官だったそうで、素敵な家に住めたもよう。

ルーベンスは大作が多く、アトリエもとても広いです。

天井も高くて、2階部分まで吹き抜け。

柱廊を通り抜けると庭で、それほど大きくはないけれど、藤棚(ぶどう棚?)もあったりで、

いい感じにロマンチックなお庭。鳥市

ルーベンスの家を後にして、歩いていると、市場に出くわしました。

そこで売っていたものは、


鳥。

鳩、アヒル、にわとり。

生きている鳥です。

鳩は、伝書鳩かなぁ。

アヒルは、庭の池で飼うかなぁ。

にわとりは、食べるかなぁ。

にわとり、家庭でさばくのかしら。

そのくせ魚の目がコワイとか言ってるのよ、きっと。

(ドイツで売ってるにしんの燻製は目玉がくりぬいてありました)

アントワープ大寺院

このアントワープの一番の目玉はノートルダム大寺院。

ネロがどうしてもどうしても見たかった、ルーベンスが飾られています。

昔は銀貨を払った人だけが、この絵を見ることができたそうです。

貧しいネロには絵を見るための銀貨などない。明日の食事さえ、

どうなるかわからないのに。

現在の私たちは2ユーロで見られます。


「キリストの昇架」「キリストの降架」「マリア被昇天」

ネロの時代でもマリアのみはお金がなくても見られたそうです。

アントワープの美術館もルーベンスコレクションで有名で、レンブラントも所蔵。

ルーベンスの絵だけの部屋もあり、

どれもがサイズが大きいので見るのに時間がかかります。


ゆっくり座ってみたかった。キリストの降架

部屋の真ん中にソファがあって、座りながら、心ゆくまで鑑賞できる。

というのがふつうの美術館です。

それなのに。

部屋の真ん中には現代美術作品が。

汚いマットレス、ワイヤーくしゃくしゃになったもの、ビデオ映像、光線…。

現代美術は苦手。

何を表現したいのか、すぐに理解できないから。

私に訴えかけてきてはくれない。


美術館は何を思って、古典作品の部屋の真ん中に現代美術を配置してるのか。

特別展だろうけど、これはかなり、嫌なんだけど。


現代美術に別れを告げて、

本日一番のハイライト、ホーボーケン!

って何?

ホーボーケンはなんと、ネロが住んでいた町なんですね。

もちろんお話はフィクションなので、設定から想像するだけですが。

トラムに揺られて30分。

人通りのない、静かな日曜日の町に着きました。

今はもちろん、田園風景も、原っぱもないふつうの町ですが、

ネロとパトラッシュは毎日ここから、アントワープまで牛乳を売りに行っていた

ということになっています。

トラムでも30分かかる距離を、歩いて、パトラッシュは荷馬車を引いて。(ノω・、)

この町のインフォメーションセンターの前にはネロとパトラッシュの像が!ネロとパトラッシュ

パトラッシュけっこう小さいです。


ところで、

この地域はオランダ語圏。

ベルギーの公用語はあとフランス語とドイツ語です。

インフォメーションの会館案内はオランダ語と日本語でした。

公用語も英語もなくて日本語。

日曜日なので閉まってましたが、ここを訪れる観光客は

日本人100%であろうことが容易に想像されます。

おそるべし日本人。

銅像を立てさせ、インフォメーションまで開館させた。

通りすがりの人に「あ、また日本人」みたいな顔で見られました。

とりあえず銅像の写真だけ撮って、逃げるように退散。

1ヶ月以上ぶりの更新は、ようやくの「ベルギー旅行」!

9月初めに行ったので、もう記憶が薄れつつある…( ̄_ ̄ i)

なんとか思い出してみます。

はじまりはじまり~

ワロンとフランドル。

ラテンとゲルマン。

二つの民族が融合する国、ベルギー。

その国に、ヨーロッパの中心組織、EU本部が置かれていて、なんら不思議はありません。

そしてその結晶といえる、首都ブリュッセル。

ヨーロッパの心臓にふさわしく、二つの言語が話されています。

その真ん中にあるのが広場、「グラン・プラス」。

作家ヴィクトル・ユゴーはここを「世界で最も美しい広場」と称えました。

1998年、世界遺産に登録されました。

(はい、またここでテーマソングお願いしますよ♪)

ということで、ブリュッセル。

グラン・プラス、世界で一番かどうかはわかりませんが、確かに凝ったつくりのギルドハウスが立ち並んでいます。

長方形の大きな広場で、長いところは100m以上。グラン・プラス

とても一枚の写真におさまる広さではありません。

ひとつひとつのギルドハウスには華麗な彫刻、細工がほどこされているので、

2、3軒ずつ写真を撮っていきます。

こりゃ、後で写真見たとき、つながりがわかんないなぁ。

17世紀の昔は、パン屋や仕立て屋、絨毯販売なんかの組合(ギルド)の集会場

として使われていたこれらの家も、今ではカフェ、レストラン、ゴディバ、さらには

ただの事務所と、もったいないことになってます。

土産物屋とかはまだいいけど、事務所って…。

常に観光客だらけでうるさいし、古い家って寒いし、ここで事務仕事は(@_@)


初日はここでビール祭り(?)が開かれていて、すごい人出でした。

おそらくほとんどが観光客だろうなぁ。

興味はあったものの、ビールチケットを買うのに長蛇の列。

あきらめました。

普通にカフェでさくらんぼビールを飲みました。

ピンクでとってもかわいい女性向けなスタイルのビールです。

古酒のビールにさくらんぼを漬けたとか。

かわいいのは色だけで、アルコール度数は意外にも普通のビールより高い。

たくさんは飲めないです。カクテルに近いかな。ビールの味はあんまりしない。


ベルギーはビール王国ですが(ドイツと並んで)、

ブリュッセルといえば、ワッフル。

ワッフル屋さんもちょこちょこあり、ふかふかのブリュッセルワッフル、

ちょっと固めのリエージュワッフル(マネケンで売ってるタイプ)、

どちらもクリームのせたり、チョコかけたり、砂糖だけとお好きにどうぞ。


で、マネケンといえば、マネケン・ピス。

そう、かの有名な小便小僧。

世界三大ガッカリとか聞いたことあるけど、無視するわけにはいかんでしょう。

グラン・プラスからまっすぐ、まっすぐ。

両脇は土産物屋だらけ。

小便小僧の置物から、小便小僧チョコレートまで。小便小僧

小道の角に人がたくさん集まっています。

小便小僧登場!

小っちゃ!

三大ガッカリの名に恥じず、小さい。

ブリュッセル最長老市民の彼は世界一の衣装持ちだそうで、

朝には服着てましたが、昼には脱いでた。

誰がどうやって着替えさせるのか謎。

小便小僧に対して、小便少女というのもあります。

こっちはわりと最近の作品です。

見に行きましたが、コメントは控えさせていただきます。(/ω\)



気を取り直して。小便少女


ベルギーもブリューゲルやルーベンスなど、偉大な画家を輩出しており、

王立美術館には彼らのコレクションが多くあります。

さんざん迷って美術館入口にたどり着き(しかも何回も入口を通り過ぎてた)、

美術館で私を待っていたのは、


「現在貸し出し中:日本」


の札のかかる、壁でした。


もちろん全て貸し出しではないけれど、お目当ての絵も貸し出しされて。

一番気に入った、ルーベンスの絵は修復の足場が組まれていた。

写真撮れないし、絵葉書もこの絵のはなかったし。


みなさん、「ベルギー王立美術館展」ぜひ行ってください。けっこういい絵が来てますよ…くすん。


お昼ごはんは、待ちに待った、フランス系料理!

おいしいごはんはラテン語圏のお楽しみ。

オマール海老(!)なんて日本でも食べないものを食べてしまいました。

お店の人は英語が通じなくて、英語のできるほかのお客さんが助けてくれました。

帰ったらフランス語、勉強しようかな…。

午後はオルタ美術館へ。

ここも世界遺産に登録されているのですが、美術館というか、オルタが暮らした家です。

ただの家ではなく、アールヌーボー。

ブリュッセルにはあちこちにアールヌーボー建築が残されてて、

いろいろまわりました。中には入れないけど。

オルタ美術館は内部撮影禁止で、それがものすごく残念。

螺旋階段の手すりや、椅子、テーブル、ベッドなどの家具、窓枠の装飾。

ガラスと鉄のコンビネーション。

美術の専門家ではないので、アールヌーボーって何と聞かれても、

曲線を中心に、植物・昆虫などモチーフにした、第一次大戦直前まであった美術様式。

と、わかりにくい説明しかできませんが、私の好きな様式のひとつです。


オルタの家住みたい。

維持費、すっごいだろうけど。

家によっては外壁に絵が描いてあったりするので、これもときどき修復しないといけないだろうし、

家具も壊れやすそうだし。すぐ折れたり取れたりしそう。

現代生活には合わせにくいだろうと思います。

夕ごはんはワッフル。

お昼高かったしね…。


旅行記はまだです。
早くアップしないと、本当に忘れそうです。
そんなに印象深くなかったしなぁ。

ということで、今回もテキストのみ。
先週は残暑がやって来たのに、今週また秋になってしまったドイツからお届け。
いつまで経ってもこの急激な気候の変化は慣れません。
曇って太陽がなくなると、もう、すぐに空気が冷たくなる。雨が降るとさらに気温が下がる。
「蒸し暑い」なんて、ドイツ人には想像もつかないかも。

さて、そのドイツ人。
私は今、ドイツ人女性(35歳ぐらい。仕事あり)と同居しているのですが、
先日、夕飯を作っていたら、キッチンに入ってきました。
電話しながら。

「へぇ、あなた、韓国から帰って来たばっかりなの!」
「韓国から!」
「韓国!」

何回も繰り返される「韓国」。
わざと私に聞かせているよう。

「なオこ、韓国って今、朝の3時なの?」
突然私に話を振ってきます。
「うん、そうだと思うけど…」

そして彼女はまた自分の部屋に戻っていきました。



ええと。
私、日本から来たんで、韓国の時間は知らないんですけど…。
日本と韓国、時差なかったとは思うけど。
韓国にいるとか聞いても、全っ然、うれしくないんですけど…。





また、授業中、先生が「日本ではどうなの?」と質問し、私たち日本人が答えた後、
「そういえば、前にテレビのドキュメンタリーで、それは中国の話だったんだけど…」
と、話し始めました。



ええと。
私、日本から来たんで、中国の状況は知らないんですけど…。
どうコメントしろと?













つまり、ドイツ人にとって、
日本、韓国、中国は全部、あのへん。



日本、経済大国なんだけどなぁ。
どんなにがんばっても、「極東の小国」ぐらいにしか思ってないのね。
ドイツ人、もっと勉強しろ。
今日は私の勉強しているドイツ語について。

先々週に行った旅行記を書こうと思ってたんだけど、パソコン持ってくるのが面倒で。( ̄ー ̄;
でも、ガイドブック見ないと思い出せなくなりつつあるので、早めにアップしないと。

で、ドイツ語。
ご存知のとおり、ヨーロッパ言語なので、英語と共通の部分が多いです。
英語より、発音規則がしっかりあるので、それさえ覚えれば読むのは簡単。
基本的に「ローマ字読み」+「ちょっとだけ規則」。
発音はもちろん難しいです。
それでも私にとってラッキーだったのは、巻き舌必須じゃなかったこと。
イタリア語やらスペイン語は絶対巻き舌。
ドイツ語はしてもいいし、しなくてもいいし。するとちょっとキツイ感じ。
巻き舌ってどうやってするんですか?
大阪人だけどできません。「奥歯ガタガタ言わせたろか!」もかっこよくきまりません。

文法。
これも基本は英語に近い。
ただ、面倒な規則がいっぱいあって、真面目なドイツ人たちなので、しっかり規則を守ってる。
英語よりも断然難しいと思うけれど、規則からはずれることはないので、かえってわかりやすいかも。
動詞もいっぱい活用するけど、そのぶん、主語が見つけやすい、とか、
冠詞も日本語の「てにをは」に対応するような活用するけど、そのぶん、意味はとりやすい、とか、
名詞はすべて絶対大文字から書き始めるので、文の組み立てはわかりやすい、とか。
英語に比べてナナメ読みはしやすいかも。

でも、習いはじめの頃は、「なんでこんなに活用するの!」やら「名詞に性ってなんでだ!」やら
「冠詞まで活用ってありえないって!」やら「動詞が3つも続くっておかしすぎ!」やら、
いっぱい不満がありました。

名詞の性だけは今になってもその存在が不満。
ドイツ語は男性、女性、中性と3つもあって、単語を覚えるとき、それごと覚えないとだめなんです。
フランス語は男性と女性だけなのよ。中性って何さ?(`Δ´)

フランス語は他にもいいところがある。
ドイツ語って、もちろん日本語もだけど、同義語が多い。
フランス語は言葉の見張り組織があって、乱れを厳しく監視しているらしい。
確か、フランス学院…いや、ちがう。さわやかな青年がいっぱいいそうだ。
フランス芸術院…これもちがう。言葉は関係ないかも。
フランス書院…絶対、ちがうって!

とにかくアカデミー・フランセーズというところが、フランス語を正すため、常に動いている。
なので、日常使われる言葉は3000語ぐらいに押さえられてるとか。


3000語。


ちょっとこれって少なすぎやしない?
この数が正しいか不安だけど、これじゃ、エスプリ漂う会話はできないと思うんですけど。


あ、そうか。
だからそのぶん、ジェスチャーが多いのね。

今週の授業のテーマはカルチャーショック。
先生がみんなに、ドイツに来てカルチャーショックはあった?と聞きました。

「そこらじゅうにウサギがいる」ロシア人
うんうん。
本当にあっちゃこっちゃにいるね。
ラウンドアバウト(交差点の信号をなくしたもの。円形に回りながら、行きたい方向に曲がる。説明難し)
の真ん中はデッドスペースなので、芝生になってるんだけどそこにもいる。
ウサギたち排気ガスまみれだろうなぁ…。
ちなみにウサギたちは11月になるといなくなるそうな。どこにいなくなるかは…(ノω・、)


「信号無視しない」ロシア人
うんうん。
絶対、車来ないっていう状況でも、律儀に信号待つもんね。
ドイツ人きっと大阪じゃやっていけない。

「ないなぁ」スイス人&イタリア人
うんうん。
そら、陸続きの隣の国でそんなにないよね。

「洗濯機が90度!」私
え、どこかおかしい?と先生。
普通の服はさすがに洗わないけど、タオルとか寝具なんかはやっぱり90度よね。
日本は何度で洗うの?
「水道からそのまま出る水だけど」
えぇ~っ!!
私にはそれがカルチャーショックだわ!!

だそうです。

で、テキストを読んでいくと、それはアメリカに留学したドイツ人の話。
最初はテンションも高くて、留学していることが楽しくてしかたがないんだけど、
あまり言葉もできないし、引きこもりがちになり、家に手紙ばかり書いてしまう。
そして、アメリカのここがおかしい、いけないと批判ばかり。
その後、だんだんと文化を理解し始めた、という経験談です。


これは確かに当たってる。

楽しい時期が過ぎると、文句の時期。そしてあきらめの時期。

ある程度大人になってから外国に住むと、思うことは人間同じなのね。


で、その中にアメリカはバターが有塩だとか(ドイツは無塩バターしかない)
ベッドメイキングでシーツをマットレスに挟んじゃうから、体が動かせない。
(ホテルで経験ないですか?なんか寝袋みたいに足が固定されちゃう。寝返りも打てない)

などなどのアメリカに対する文句がタラタラ。

ここで先生がまた質問。
「みんなの国ではマットレスにシーツを挟む?」
イタリアもアメリカ同様挟むそうです。
「日本は床で寝ます」
えぇ~っ!!
一同驚愕。


授業はそこで終わったんだけど、その後、マレーシアの女の子とお昼に行きました。

「ねぇ、日本じゃ本当に床で寝るの?」

正確に言うと、畳の上だよ。

「タタミって何?」

うーん。草みたいな。

草!?草ってそこらへんにある草?草の上に寝るの?」

違うよ~(どうも芝生みたいなのを想像したもよう)。草でできたマットみたいなの。

「バンブーマットみたいな?」

うん。それに近いかな。その上に薄いマットレス(敷ふとんを表現するのにこれ以上浮かばなかった)を敷いて、

その上に寝るの。

「えぇ!それって痛くない?」

木床と違って畳はちょっと柔らかさがあるから、心地よく眠れるよ。

「そういう家はめずらしいんじゃないの?」

いやいや。我が家はベッドないよ。

「へぇ~。マレーシアも床に寝る人たちいるけど、それはとっても珍しいよ。すっごい田舎とか」

日本に来たら、畳で寝るホテルもあるから体験できるよ。

「うへぇ。一日でカンベン(^o^;)」



日本文化紹介は難しいです。

ロココの女王。

マリーアントワネットのことです。「ベルばら」にあった(はず)。

ポンパドゥール夫人のほうがむしろ、と思うんだけど。


ドイツとロココはどうも似合わないなぁ。

ドイツはゴシック。

教会なんかもゴシックが多いですね。バロックもあるんだけど。

ミュンスターの建物は北部ルネッサンスです。

(厳密な様式の違いはわからないので、細かいことは質問されませぬよう)

ケルン大聖堂

でゴシックの代表、ケルン大聖堂です。

教会の中で一番好きです。

中に入るととても落ち着く。

三十三間堂にいるときと同じ気分になります。


でも今回行ったら、人、人、人。人だらけで落ち着くどころじゃない。

残念ながら、早々に退散しました。

夏休みシーズンだからかなぁ。日本人もけっこういました。


そして、そのケルン大司教だった人が築いたのが、ロココのお城。


ケルンの近く、ブリュールにあるアウグストゥスブルク城に行ってきました。

駅の真ん前にお城があります。

それをちゃっちゃと通り過ぎ、城の庭から森の奥へ。

奥の奥に別の城があるのです。

遠いほうから先に攻めることに。


これが本当に遠い。

マジで着くんかいな。

城の庭を通り過ぎると、ジャガイモ畑(たぶん)が現れ、さらにさらに向こう。

看板なかったら、引き返すところだよ。

線路の下をくぐって、ようやく城の庭に到着。


見えてきたのは狩の城、ファルケンルスト。




ちっちゃ。

小さいです。


ドイツ語でSchlossは「城館」としか訳しようがないのですが、これは城というより、お屋敷。

中に入ると、厩舎だったところで、展示があり、鷹や隼の剥製がたくさんありました。ファルケンルスト城

なぜか。

その名の通り、ファルケンつまり鷹狩り用の城だったそうです。

アウグストゥスブルク城から徒歩30分ほどのところに、鷹狩り用の別邸を建ててしまうほど、

お金持ちだったのね、ケルン大司教。






坊さんのはずなんだけど。



といえども、2つの城を建てたクレメンス・アウグストはヴィッテルスバッハ家の出身なので、

大貴族の王子様なんですね。選帝侯でもあったようです。

ちなみにミュージカルで有名なエリザベートもこの家の出身です。


さてさて、城(というかお屋敷)の中に入りますが、入り口で「スリッパを履いてね」

と言われ、超巨大スリッパを靴の上から履きます。

これがよくすべるすべる。

歩くというよりは、すべる。木床の上をスケートのようにすべって見学。

子供には城の中身より、すべることのほうが楽しいようでした。


内部ですが、とにかく派手。

キンキラキン。

青い壁に金縁の鏡がたくさんかかっている部屋とか、

ウェッジウッドのジャスパーウェアシリーズみたいな部屋とか。(表現する形容詞が見つからなかったので(^_^;)

階段の周りの壁には一面にブルーの装飾タイルが。


内部は撮影ができないので、そのゴテゴテっぷりをお伝えできないのが残念です。



ファルケンルストを後にし、本命のアウグストゥスブルク城までまた30分かけて戻ります。

こちらはガイドツアーでしか見学できません。

ツアーが出発した直後だったので、待ち時間なしに、合流することができました。

こっちもまた、輪をかけて派手。

階段の周りはカラフルな大理石の柱が立ち並び(これは自然の石の色なんだろうか)、

天井にはフレスコ画、壁には彫刻。階段も床も柱もすべて大理石。

ピンクと紺と白と金の階段ホール。色のセンスはないかも。アウグストゥスブルク城


食堂。

ここはピンクの壁に白の装飾(これもウエッジウッドのジャスパーウェアみたいな)。

天井にはフレスコ画です。

ここでごはん食べるの?落ち着かないなぁ。

食器の展示があったのですが、花模様の端になんとゴキブリの絵が!

ガイドさんによると、昔の正餐は10時間続くこともあったとかで、つまらなくなってきたところに

このお皿で刺激を与えたとか。




ゴキブリの皿でお食事。(((゜д゜;)))



これも昔の人の知恵、なんだろうか。


階段を降り、1階部分は夏用のお部屋。

壁はブルーの装飾タイル、床は大理石、フレスコ画も無しで涼しさを演出します。

風が入ってくると、床や壁で冷やされて、自然にクーラーの効果があったとか。

高価なクーラーです。

こんな部屋がいるほど、昔のドイツが暑かったとは思えないんだけど。


いや~

ちょっと食傷気味。

ロココの派手っぷり、ケバさがお好きな方にはお勧めです。


私はもう、いいかな(笑)

さて、今日はヴェルニゲローデへ。

ここもキュートな木組みの家がたくさんあります。

以前行ったフロイデンベルクのモノトーンとはうって変わって、カラフル。

木組みの木の部分は大抵こげ茶色に塗ってありますが、壁は黄色、赤、ピンク、緑などなど。


駅からマルクト広場へ(やっぱりこの名前なのね)。

当然のようにマルクト広場には市庁舎が。


かわいすぎ!!!ヴェルニゲローデ市庁舎

とんがり屋根の塔が二つついてて、壁はピンク。

こんな市庁舎があっていいのか。

残念ながら現在は使われていないし、中にも入れない。

ミュンスターにも古い市庁舎がありますが、中世のむかしから、「市民」という概念があって、「市庁舎」という役所があったことに驚かされます。

(市民はもちろん古代ギリシアからあるんですけど)

日本で「市民」というと、大阪市民とか神戸市民とか、ちょっと違ったイメージ。


木組みの家にもいろいろあって、

「傾いた家」「一番小さい家」などなど。

なぜ傾いたかというと、水車小屋だったため、水が地盤を蝕んでしまったとか。

1メートルぐらい沈んでます。

小さい家は本当に小さくて、横幅2.95メートル。ドアの高さは1.7メートル。

昔の人はドイツ人でも小さかったのかしら。一番小さな家


上から町を眺めるべく、山の上のヴェルニゲローデ城へ。

森の中を登ります。平日の女性一人旅ならやめたほうがいいかも。

当然坂道。けっこう長い。また日ごろの運動不足がたたる~(+_+)


眺めはなかなかよかった。がんばったかいがありました。

城は見学できますが、

ドイツに来てからケチになった私はパス。4.5ユーロは高いでしょ。


次の町に向かうので、午後には駅へ向かいました。

そこにSLが!

SLを見るのは生まれて初めて!なんかロマンがありますねぇ。シュッポシュッポ蒸気と煙を出してます。

ここから観光SLに乗ってブロッケン山まで行けるのです。

時間があれば行くんだけど、片道2時間なのでパス。


ブロッケン山はほぼ毎日霧がかかる山で、魔女たちが夜な夜なサバトをするそうな。

東ドイツの国家秘密警察施設があり、以前は立ち入り禁止。(サバトしてたのか?)

そして、さらにブロッケン現象(日本では御来迎とも)がよく見られる場所だとか。

ブロッケン現象かなり気になるなぁ。この日は曇ってたからどうせ行っても見られないんだろうけど。

登山が趣味のあなた、見たことありますか?





ドイツのほとんどの町は過去の大戦で被害を受け、そのまま残っている場所は多くありません。

以前の姿の通りに復興している町が多いので、一見古く見えますが、戦後の建物です。

その中で戦争の被害を受けなかった1000年の古都。

クヴェトリンブルクは1994年ユネスコの世界遺産に登録されました。



(皆さん、ここで世界遺産テーマ曲を流しましょう。タンターン、タ、タータ、タータ、ターン)



そうここは世界遺産。











世界遺産のはず。










なんでこんなに閑散としてるの!?


駅はボロっちく、ユネスコのユの字もなく、駅から延びる通りには人っ子一人おらず。

冷たい雨の降る中とぼとぼ中心に向かって歩きました。

もしかして、クヴェトリンブルクは二つあるとか。

間違って、関係ないところで降りたとか。

不安がよぎります。

ガイドブックを見ながら歩くと、確かに同じ名前の通りがある。

ここで合ってるみたいだけど。なんで誰もいないんだぁ!

中心部はまたしてもマルクト広場。違う名前をつけようとはしないのね…。クヴェトリンブルク市庁舎

そこには市庁舎が。

うん。

悪くないよ。

悪くないんだけど。

ヴェルニゲローデのキュートさを見た後じゃ、ちょっとがっかり。

ちょっとは観光客もいるようですが、ヴェルニゲローデほどの賑わいはなし。

日曜日なので店も閉まってるし、土産物屋もないし。

ヴェルニゲローデもクヴェトリンブルクも同じ旧東ドイツなんだけど、同じとは思えないぐらい。

クヴェトリンブルクはかなり田舎。観光客も少ないです。

(ちなみにゴスラーは旧西ドイツ)

気を取り直して。

この町の魅力は木組みの家。(またかって言わないで)

マルクト広場から延びるどの路地を歩いても、古い木組みの家を見ることができます。

ほとんどの家が16世紀以前に建てられていて、文化財マークがついています。

もちろん普通に人が住んでいます。

でも、ときどき朽ち果てた家に出会うことがあって、やっぱり古い家の維持は難しいんだなぁ。

お金もかかるだろうし、古い家で現代的な暮らしをするにはかなり改装が必要だろうし、

大工さんも特別な人がいるんだろうし。クヴェトリンブルク木組みの家

ましてやより経済状態が悪く、人口流出の激しい東ドイツ。

こんな田舎町で生活していくのは大変なんだろうなぁ。

ひと事ながら、考えてしまいました。

もっと観光に力を入れたらいいのに。

まあ、あまり観光地化されていないのも魅力なのかもしれません。

でもせめて駅ぐらいは直してほしいなぁ。

着いたらかなりガクッとくるよ。

またしてもちょっとしたお城があるので、少し高台になっているところを登ります。

(今回はきつくない。よかった)

石造りの教会と、お城があり、町を眺めることができました。

教会とお城に入れますが、またしても高い入場料。

ケチになった私はまたパス。

ガイドブックには「見逃せない」とかあるけど、きっと中に入ったら金返せ!とか思うはず。

でも、見なかったことをちょっと後悔してしまうのはなぜ?

クヴェトリンブルクが予想外にさびしい町だったので、予定を繰り上げて1時間早い電車で帰途につくことに。

今日の夕飯はサブウェイのサンドイッチ。ドイツで初サブウェイ。

日本でもどこでも同じシステムだから、頼みやすいです。

で、ソースを辛いのにしてみました。

マジで辛い。

ソースが辛いのか、たまねぎが辛いのかわからないけど辛い。

あわてて水飲んだら余計に辛い。

ドイツ人食べられないと思うんだけど。いいのかしら。


ドイツ中央部に位置するハルツ地方。

山がちなこの地方に銀鉱脈が発見され、採掘が始まったのは968年のことでした。

銅、鉛、亜鉛など、豊かな鉱山資源とともに、麓の町ゴスラーは発展を続け、

神聖ローマ帝国の中心地として、皇帝の城も築かれました。


中世の面影を残すゴスラーの町と、ランメルスベルク鉱山は

1992年、ユネスコの世界遺産に登録されました。



(皆さん、ここで世界遺産テーマ曲を流しましょう。タンターン、タ、タータ、タータ、ターン)


ということで、世界遺産その1はゴスラー。

金曜日の午後に出発して、夕方着きました。

ゴスラー駅から町の中心へ歩くと、中世時代の城壁が見えてきます。(ちなみにホテルになっている)

残っているのは珍しいです。ミュンスターには影も形もありません。


城門をくぐるとそこからが旧市街。

かわいい木組みの家が並び出します。

そんな中に無骨なKarlstadt(ドイツのデパート。といっても、ダイエーみたいな感じ)が。

雰囲気台無し。

旅気分破壊。


やっぱり町は調和が大切だと思うのです。

日本に言われたくないと思うけど。日本の町は調和ゼロだもんね。


町の中心はマルクト広場。(どこでもある名前だなぁ)

ちょうど6時に着いたので、グロッケンシュピール(鐘がメロディを奏でる。小さい鐘です)が

始まりました。


鐘とともに、人形が出たり入ったり。

ミュンスターにもグロッケンあるんだけど、前もブレーメンで聞いたことあるんだけど、

どこのも、これがなんというか、
















音痴。




なんか微妙に音がはずれてます。

そのためかノスタルジックな音になるので、わざとはずしてるのか。


今日のお宿に向かいます。

通りはずっと木組みの家。宿も木組みの家。

1573年に建てられたそうです。

もちろん内部は中世のままではありませんが、長らく改装していないもよう。

階段はギシギシ。

部屋は傾いてる。

町の中心で一泊30ユーロなんだから、文句は言えません。


ランメルスベルク鉱山

次の日ははりきって鉱山見学!

宿の近くのバス停から5分強。

鉱山見学はガイドツアーでのみでき、200年前の坑道歩きのツアーと最近のトロッコのツアーなど各種あります。

一回のツアー10ユーロもかかるので、ここは歩きのツアーのみにしました。


9時45分からの朝イチのツアーに参加。

ガイドはおっちゃん、ツアー参加者もおっちゃん。




掃き溜めに鶴。

とは私のことでしょうか。(〃∇〃)




いよいよ坑道に入っていきます。鉱山内部


とってもとっても狭くて、暗いです。

閉所および暗所恐怖症の方にはまったくお勧めできません。

すれ違うこともできないほど狭くて、天井もところどころ低くなっており、頭をぶつけそうになります。

(もちろんヘルメット着用。無しだと大変危険です。みんなポコポコぶつけてました)

ライトは最小限で薄暗い。

足元が濡れているところもあって、滑りそうになります。

途中ある階段も狭くて急。


そして大きな水車のあるところに到着。

水車を回してその力で地下から採掘した鉱石を運びます。

10メートルぐらいある大きな水車です。1トンぐらい運べたとか。

水車は腐りにくい樫でできていて、200年前のものですが、水を流すと動きます。


さらにさらに地下に進み、4基ほど水車を通り過ぎ、このツアーでいける一番深いところまで来ました。

100メートルほど地下だそうです。

そこでガイドさんは明かりを消してしまいます。

あるのは小さなランプだけ。

「こんな中で人々は働いていたんですよ」

壁には大きく影が映り、昔の人は鉱山の幽霊と呼んだとか。


そこでツアーはおしまい。

地上に向かう階段は、これまた狭くて急で。

やはり地上の光が見えたときはほっとしました。


水車を動かすために火を使ったりもして、危険と隣り合わせの職業です。

近代には酸素を携帯できる道具も作られたようですが、それでも1時間ももちません。

常に恐怖を感じていたのではないでしょうか。



帰りは徒歩で町まで。だってバスが1.9ユーロ!(300円弱)

もし行かれる方は、町のBergstrasseをつきあたりまで行って、右へ。

登り坂ですが、そんなにきつくないです。20分ぐらいかな。


ゴスラー旧市街

町ではちょうど手工芸のマルクトが開催されており、手作りの品々が並んでました。

ハルツ地方は木の工芸がさかんで、木のおもちゃや飾りがたくさん。


でも木製品は高いのよね。

私、ドイツに来てからケチになったのよね。

今、無職だしね。













無理でした。

避けて通れませんでした。

50ユーロほど散財。

買ったのは木のきのこ3個、星の飾り、魔女の飾り。

ハルツ地方は魔女伝説があり、魔女の人形もあちこちに。

これがおばあちゃん魔女(鼻がとんがっててコワイ)でかわいくないのですが、

木の飾りはシルエットのみなので、なかなかいい感じ。

荷物が増えました。

手作り陶器のマグまで買ったりして。壊れ物なのに~。



その後、皇帝居城(神聖ローマ帝国皇帝の城。ちゃちい)、ケーキ屋、アイス屋などをめぐり、

ゴスラー終了。




久しぶりのブログです。

写真データが壊れてしまい、しばらく呆然としておりました。

ベルリンの写真とか、フロイデンベルクの写真とか、

うちのカワイイ猫の写真とか、うちの癒される猫の写真とか、よその子より美人なうちの猫の写真とか。

復元できればいんだけど。



さて、今日のテーマはお洗濯。

今年の梅雨は長かったそうで、部屋干ししなきゃならないのはつらいですね。

部屋もいいにおいしないし。


こちらでは私は基本的に部屋干ししてます。

大家族のおうちではどうなのか知りませんが、たいてい皆さん部屋干しかなと思います。

シーツとか大きいものは屋根裏へ。

あんまり屋根裏きれいじゃないので、下着なんかは干したくない感じです。

ベランダがある家も、そこはくつろぐ場所なので、洗濯物は干しちゃいけません。

わが家の洗濯機



洗濯機。

これが曲者。

うちにあるのは一人暮らし用のコンパクトなもので、プログラムを選ぶしかできません。

「短時間洗い」 「色物洗い」 「すすぎ」 「脱水」 などなど。

洗いを選ぶと脱水までやってくれますが、これが長い。

一番短時間のものでも1時間半はかかります。

ドラム式で、ずっとぐるんぐるん、すごい勢いで回ってます。

そしてできあがりは、














カラッカラ。



部屋干しが気にならないほど、カラカラです。

洗剤のにおいもきついので、部屋には洗剤のにおいが漂います。


こんなカラカラになるまで、ぐるんぐるん回されたんじゃ、服が傷む、縮む。

ただでさえ硬水なのに。

脱水時間が選べないのが難点です。洗濯プログラム

これはうちの洗濯機だけの問題かもしれません。


ドイツの洗濯機の謎はここから。


ではここで写真を見てください。






温度が選べるんです。

確かに水よりぬるま湯のほうが、汚れの落ちはよさそう。



そして、その温度のところを拡大。

見えますか?

煮洗い

よーく見てくださいね。

ドイツでも温度表示は日本と同じ。

プログラムA Bのところ。











推奨温度は70度から90度ですね。











90度。

その名もKochwaesche(煮洗い)。




中世のその昔、ペストが流行ったころ、消毒のためにこの煮洗いが始まったとか聞いたことがあります。


でも。

今は中世じゃないし、ペストもないし、ねずみもいないし。

服、煮なくてもいいんじゃないかと思うんですが。

今日はせっかくパソコンを持ってきたのに、写真データを忘れ、内容変更です。

とにかく暑いドイツから、難いタイトルでお届け。


クラスにはさまざまな国籍の人たちが参加しています。

そして全員がきれいなドイツ語を話せるわけではありません。


そう、発音のお話。

(あくまでこれはうちのクラスにいる人たちに限っています。)



スペイン人

「ツ」が言えない。ドイツ語でのzuはツゥと発音しますが、「ちゅぅ」になっている。

すべてが「ちゃ、ち、ちゅ、ちぇ、ちょ」。

赤ちゃん言葉のようです。


フランス語圏

単語の最初に「H」があると発音しない。

ぬかして言ってしまうので、意味が取れないときがあります。

ホテルはオテルだし、「はまだひろこさん」という人なら「あまだいろこさん」になります。

いろこはイタイなぁ。


イタリア人

名詞の最後に母音をつけてしまう。

「ポモドーロ、フロマッジォ、コロッセオ」最後の音は母音で終わってますね。

なので、ドイツ語なのにイタリア語に聞こえます。

「ブォンジョルノ!クワンド コスタ?」


アメリカ人

アメリカンイングリッシュ。

初めて聞いたとき、笑いそうになりました。


アラビア語圏

「ch」の音が強い。

ドイツ語の「ch」は「ハー」と言う発音で、寒い日に手に息を吹きかけるあの「ハァ」なんですが、

すごく強く発音します。

アラビア語を実際に聞くと、「ハラダッバァ」っていう感じです。


中国人

「ge」は「ゲ」なんですが、「ガ」になってます。

中国語のピンインは「ガ」なんですよね。

ピンイン読みにどうしてもなっちゃうみたいです。


日本人





どこがおかしいか教えてください。