『恋つづ』最終回に大反響の件

女優の上白石萌音さんと俳優の佐藤健さんが出演するドラマ「恋はつづくよどこまでも」（TBS系、火曜午後10時）の最終回が3月17日に15分拡大スペシャルで放送され、平均視聴率は15.4％だったそうです。第9話の14.7％を超え、番組最高を記録し、有終の美を飾りました。視聴者からは「こういうのが見たかった」「恋つづロス」「すでに天堂ロス」をはじめ、「続編希望」の声が続々と上がっているそうです。

最終回では冒頭から七瀬と天堂の“アツアツぶり”が次々と描かれました。まずは、朝食を作る七瀬を天堂が後ろから優しく抱きしめてキスをする姿が登場。「もうこんな時間。夜勤の準備しないと。3分で戻ります」とパンをくわえて席を立つ七瀬の腕をつかみ、「ダメだ」と止めた天堂が、七瀬がくわえるパンを食べる場面も。

ブランコの場面では、七瀬からの“逆バックハグ”も登場するなど、胸キュンシーンが盛りだくさんでした。
仕事終わりに部屋で七瀬と天堂がゲームをして遊ぶ様子や、七瀬が首をふって天堂にキスをおねだりする場面。
天堂が風呂上がりの七瀬の髪をドライヤーで乾かしてあげる姿など、2人のとびきりに甘い時間が惜しげもなく映し出されました。

2人の恋が順調だったところに、七瀬は看護師長の茉莉子（平岩紙）から看護留学を勧められます。看護師として成長するために海外へ行くべきか、天堂のそばにいるべきか苦悩する七瀬。天堂はそんな彼女の留学を後押し。七瀬が日本を発つ日、天堂は空港へ見送りに行くと彼女に「戻ってきたら、俺と結婚しろ」とプロポーズをします。

空港で、天堂からの注意事項を受ける七瀬は威勢良く「はい！」と答える中、最後に天堂が言った「浮気するなよ」という言葉には、思わず七瀬も「バーカ」と天堂節で応戦。天堂の胸元を掴んで引き寄せ、キスをする七瀬は、いたずらっ子のような笑みを見せます。2人の間の「バカ」は愛情を含んだ合言葉になっていました。

看護留学から帰ってきた七瀬と天堂の再会シーンでは、舞う花びらをつかもうとする七瀬に、天堂は「何やってんだ、岩石」と呼びかけます。天堂に気づいた七瀬が笑顔を見せながら近づくと、天堂は思わず笑みをこぼし、「相変わらず俺のことが好きでたまらないって顔してるな」と言います。七瀬は、「ふふふ」と笑いながら、「ただいま、先生」とあいさつ。天堂も「おかえり、七瀬」と伝えると、七瀬はうれしそうに跳びはねて天堂に抱きつき、2人は抱き合いながらくるくると回って……という展開でした。

そして最終回のラストシーンでは、2人の結婚式が描かれ、紆余曲折のあった2人の恋は笑顔のフィナーレを迎えました。

院内でささやかながら執り行われた2人の結婚式。ここでも七瀬は靴が脱げて転ぶなど、彼女らしいドジを踏みます。そんな時は天堂がいつものようにサッと彼女をサポートするのでした。靴を手に七瀬に履かせてあげるシーンは、まるでシンデレラのワンシーンで、魔王が王子になった瞬間でした。

しかし会場で幸人（昴生）の弟・優人（亜生）が倒れてしまったことから、結婚式は“誓いの言葉”の途中でお開きに。優人の容体も安定し、一同がナースステーションでほっとしていると、天堂はおもむろに七瀬に近づき「そういえばまだ聞いてなかったな…誓うか？」と質問。これに七瀬は笑顔で「誓います」と返答するのでした。

笑顔の天堂に対して、七瀬は「先生、私のことが好きでたまらないって顔してます」とからかうと、天堂は不敵に笑い「身のほど知れ」とつぶやいて優しく口づけを。仲間たちが嬌声を上げる中、再び2人は見つめ合うと、お返しとばかりに七瀬が背伸びをして天堂にキス。すると一層大きな声で仲間たちが盛り上がり、一同が笑顔に包まれて最終回は幕を下ろしました。

胸キュンシーンとラブコメの王道展開で彩られた最終回が幕を閉じると、ツイッターでは、「恋つづ」が国内トレンド1位に。ネット上には「ただただ幸せな気持ちにしてくれるドラマ…こういうのが見たかった」「ほんとになんと表現したら良いか…最終回には大大大満足です！」「視聴者が望んでたスッキリしたハッピーエンドをありがとよーー!!」などの絶賛コメントが殺到。その一方で「あ?しばらくなにを生きがいに生きていけばいいのか…」「恋つづが終わった瞬間、すでに恋つづロス」「もうすでに天堂ロス」といったドラマの終了を嘆く声も集まっていたということです。

やはり王道とはこれですよね！

素晴らしいラストでしたね！