とても久しぶりのblogです。

というのも、アルバムの発売を直前に少し書いておきたいことが
あったため、どこに書くか迷った上、長文なのでここが一番だと
判断し、blogにしました。

2013/9/7(土)
にわたくしの最新アルバム"The Shabby Neophilia"が
URBAN WAVES RECORDSから発売されます。

http://urbanwavesrecords.com/album/the-shabby-neophilia

デジタルオンリー : name your price
カセットテープ : 10$

です。

何から書くかかなり迷っているのですが、
まずはこのアルバムに参加してくれたメンバを紹介。

■Joshua Wrathall(HIGHATHANHELICOPTA)
from UK,Wales

⇒Joshuaは僕が尊敬する大好きなアーティストで、
リズム、メロディセンス、サンプリングセンスが
とても素晴らしいアーティストです。
前作位から次の自分のアルバムには絶対に参加して
もらいたいと思っていた一人でした。
今回共作が出来てとても良かった。
また次回も一緒に作りたい一人。
今回の曲はJoshua節相当出てると思います。
大好きな1曲になりました。


■The COFFEE
  ・Aristophanes貍貓(microsession)from Taiwan
    ・Sumi(TACO CAT)from Belgium
    ・Gabonano(Wizard only,gaboyama,TACO CAT)from US

⇒この3人は名前の通りコーヒー好きが集まって
最初はインターネット上で色々とコーヒーについて
話をしていたのですが、だったら曲を作ろうみたいな
話になって4人で1曲を作るという凄まじいことに
チャレンジする流れになりました。
実際にやってみると、この3人のスキルが素晴らしく
何の心配もなくなりました。
アリストファネスのスキルフルなラップ、
スミの美しい声、
ガボナノのナイスなサンプリング
うまく交ざり合ったと思います。

■canooooopy(PIR▲.MD RECORDS/GANGHOUSE FUNGI/FBNC)
■axion117(Collective Resonance/GANGHOUSE FUNGI/FBNC)

⇒この2人は僕にとって最高の仲間であり家族。
最高に好きな日本人のアーティスト2人(僕は彼らのファン)。
僕のアルバムには絶対に欠かせない2人。
アルバムに参加してくれた事、一緒に活動してくれている事
沢山話を聞いてくれる事、お互い切磋琢磨出来ている事
数えきれないくらいの感謝があります。
二人の曲はタイトルも実は合わせて作っております。
曲に関してはもう何も語る必要ないくらいのキラーと
なっております。

■ehe(artwork)
⇒こちらは毎度アルバムのアートワークを
書いてくれている僕のお嫁様でございます。
コメントは控えめにしておきますが、
本当にいつも素敵な作品をありがとう!!!です。
感謝は書ききれません。


ということで素晴らしい共作のラインナップでした。
参加してくれた皆様には最大の感謝です!!!!!!


そして、今回発売する事が出来た僕の所属するレーベル
"URBAN WAVES RECORDS"について
ちょっと自分の思いを初めて書きたいと思います。

僕はこのURBAN WAVES RECORDSを心から敬愛しています。
本当に大好きなレーベルでここに所属出来て、ここから
発売出来る事が本当に本当に嬉しいし誇りであります。

全てはこのレーベルのボスである、、、名前出してよいのかな、
Chrisとだけにしておくけど、彼の人柄です。

"URBAN WAVES RECORDS"とはベルギーをベースとした
ビート系のレーベルで、僕が初めて一緒に絡んだのは
INTERGALACTIC TRAVELS VOL.2というコンピレーションです。

彼が僕のビートをとても気に入ってくれて、締め切り間近だったけど
声をかけてくれました。
時間は本当になかったけど全力で作って参加出来て本当によかったと
今は思っています。

最初はビート業界ではとても有名なレーベルだし、距離がとてもある
感じなのかなと思っていたんだけど、話せば話すほど彼の暖かい人間性が
わかってきました。
くだらない事、プライベートの事、日本の事、ベルギーの事、
曲の事、アルバムの事、デザインの事、音楽の事、、、、話が出来る時は
出来るだけ沢山話をしました。
そして、彼はこれもあまり書いてよい事か分からないけど、
今様々なレーベルでカセットテープが発売されていますが、
ヨーロッパ系の様々なレーベルのカセットテープは実は彼が
生産をしていたりします。
カセットテープで書き出す作業というのはとても時間と労力がかかる、
大量に生産できる機械を持ってる訳ではない彼は多大な時間をかけて
他のレーベルのカセットテープ作品を生み出しているんです。
それも自分がやっているなどと大きな声では絶対に言わないですし。
みんな「家族」だからって。
本当に泣けます。
まだまだヨーロッパだって日本だってマイナーな僕らのやっている
ビート系の音楽、それを本当にこういう人がいるから僕らアーティストは
作品をちゃんと発売出来ているんだって。
絶対に忘れてはいけない事だって僕はいつも思っています。

Chrisの事が本当に大好きだから僕はURBAN WAVESが大好きなんです。
LidlyはURBAN WAVES RECORDSのアーティストです。


今回のアルバムは名前の通り"The Shabby Neophilia"
ということで、様々なタイプの楽曲を作りました。
一つの作り方や形にこだわらず、今自分が出来る事を
様々な形で表現した1枚です。

フィジカルであるカセットテープでの発売。
是非カセットテープで聴いてもらえたら
最高に嬉しいです。


そして、ここに留まらず今後も様々なプロジェクトや
次のアルバムに向けてこれからも出来るだけ
良い作品を作り続けていきたいと思います。

長文となりましたが、ありがとうございました。
どうか皆様のお手元に届きますように。

Lidly

最近世界の個人的に気になるよく聴いてるビートメーカが
沢山いるので、羅列しておこうと思います。

vhvl
Eets
DJSPEAD
Joshua Wrathall
Magic Nannna
KidMみ
ChromadaData
[csd]
brrd
TUAMIE
Sirkri
Asiro
Khryo
Oliver Palfrayman
RHYTHUM 韵律
Mr.Mockwell
ShoveEm
R4w Actss
DUNGEON DESTROYAH
moon_at
DEFLON

and......
canooooopy
axion117


こんなメンバ集めてビートパーティしたら
最高に楽しいだろうな。。。

Lidly
そろそろ2012年も終わりを迎えようとしていますね。
そして今日、12月26日はとても寒い。
年末近いので体調管理はちゃんとしていかないと。
みなさんも風邪には気をつけて!!!


今日新曲「Breathe」を発表したので、
この曲と前にアップした「see there」が
出来るまでの話をblogに書こうと思いました。
blogというのはほんとに便利なツールだわ。


新曲はこれです。
↓↓↓↓↓↓↓↓
Breathe / Lidly
https://soundcloud.com/lidly/breathe



2012年はビートという観点では
・Phenomenons発売開始
・ビートライブ開始
・コラボライブ
・ラッパーさんへの楽曲(ビート)の提供
・BeatRenaissance出場
こう見ると色々あったなぁと。


特に「Phenomenons」に関しては
ファーストアルバムで大事な大事な1枚になった。
アートワークもお嫁が書いてくれたし、
念願のビートメーカーコラボも出来たし。
まだまだ多くの人に聴いてもらいたいって
思っている1枚!!

でもね、結構産みの苦しみは多くあった1枚。

BeatRenaissanceで負けたりして、
ビートを作ることというか、
自分のスタイルってどうなんだろう
ってずっと迷ったり考えたりしている中で
自分なりに出来る事を考えて作った1枚。

HIPHOPをそこまでちゃんと昔から
通って来た訳でもないし、
むしろ聴いて来た音楽は、Jazzやelectroや歌もの。
DJは少々やっていたのでアナログは好きだったけど
そこまでがっつり掘ったりするタイプでもないので、
ビートメイクのスタイルとして、
中途半端な堀りの中でサンプリングすることは
出来ないなって思ってた。
でもサンプリングっぽく打ち込みをしたり
も意図的にしていたりもした。

レコード掘って、アナログからのサンプリングをちゃんとやっている
ビートメーカーさんは周りに沢山いて、
本当にみんな尊敬できる人達ばかり。
大きなリスペクトがここにはある。

そんな色んな葛藤というか迷いがあったんだけど、
Phenomenons作り終えた辺りに
少し時間が出来てもっと色々ビートミュージック
というところの音楽を沢山聴いてみようと思い色々
探していたところ、
とあるヨーロッパのビートメーカーや
LAの一部のビートメーカーを聴いてみたら
ビートミュージックという中でもがっつり打ち込みを
している人達がいて、あっ!と驚いた。

色々ビートを聴いて行く中で、
やっぱり貫き通した方が良い音楽出来るんじゃないかなって。
自分のバックボーンとかもがっつり出さなきゃって。
キーを考えて、コード組み立てて、刺さるメロディ考えて、
リズムがっつり打ち込んで、
シンセサイザー弾き倒して。と。

そこでもう迷いなくがっつりと作ったのが
「see there」そして、今回の「Breathe」。

フリーってどうなのかなとかも思っていたけど、
まずはこの2曲はLidlyのこれからの始まり。
自己紹介。というか自分のスタイル紹介。
本当に色んな人に聴いてもらいたいと思って
フリーダウンロードに。

2013年はここからがまた始まりで、
もっともっと自分のスタイルをきわめていきたいし
かつ籠るんじゃなく視野を広げたい。
音楽をもっとしていきたい。

そして、2012年に始めたビートライブ。
2013年沢山やっていきたい。


ということで、ここまで読んでくれた人
ありがとうございます。
blogになるとついつい暑苦しくなるね、、、w

何はともあれ今後ともよろしくお願いします!!!


Lidly