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「蟲師」とは作中に出てくる架空の職業。
「蟲」により引き起こされる現象や異変を、人間の非常に人間臭いドラマを交えつつ展開される物語。
全体の雰囲気としては、「となりのトトロ」のようにノスタルジックで日本の原風景を思い起こさせるような世界観になっていて、昔話を読んでいるような感覚になります。
基本一話完結なので、星新一のショートショートのように読み易く、怖い話や泣ける話等内容も様々。
この漫画、実はごく最近連載が終わりコミックスも10巻で最後になってしまいました。
もう読めなくなるのがこんなに惜しいと思った漫画は、自分としても久しぶりでした、そのくらい好きでした。
でも連載を引き延ばしてなぁなぁになって終わるよりはこのくらいが丁度いいのかも知れません。自信をもっておもしろいと推奨できる全10巻でした。
私は原作の映像化反対派ですが、蟲師だけは成功しているなぁと思いました。
映像化するとどうしても子供よりになってしまったり、声優が自分のイメージと違っていたりするとがっかりしてしまいがちですが、蟲師のアニメは作画も声優のチョイスも大人が好みそうな高いクオリティに仕上がっています。
宮崎駿監督は、アニメ声優が嫌いでキャストにはいつも俳優を使うと聞いたことがあります。私もあざといアニメ声よりは、より現実的な生の演技に長けている声のほうが好きです。
アニメ蟲師も、子供のキャラには子供の声優を使うといったこだわりがみられます。
作画も、風景画を観ているような気分になるほどすごく奇麗です。こだわり方が、ジブリアニメに通ずるものがある気がします。
少し懐かしい気分に浸りたい時に、「蟲師」がお勧めです。
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